生理用品が買えないお金のない女の子のために(その2)

お金はないのはキツイ。だけどいろんな人や行政や団体に積極的に働きかけることでなんとかサバイブすることはできる。病気や障がいがあれば生活保護を貰える可能性が高くなる。

私は以前、老後健康を失ってお金もあんまりなくなったらどうしよう?って考えていた時期がありますが、私の結論は「精神的に鬱や精神病の問題がなければ」身体の病気は対処することができる、ということ。歩けなくなっても、目が見えなくなっても、癌やその他の病気を患って余命が数ヶ月でも頭がはっきりしていて、鬱や精神病でやられていなければ、その時の状況を冷静に判断して、自分が使えるリソース、家族、親戚、友人、行政、支援団体をフル活用していかに一番有利な形で生きていくことができるかを考えることができる。今だったらネットを通じて相談できる団体なども探して連絡できる(だから貧乏人はスマホだけは絶対に死守することが大事)。

なので、まず鬱や精神病を治療することが大事なのです!!!!!

ではそのためにどうするか?

絶対してはいけないのは家族や友人をセラピスト代わりにすること。話す相手、つまりカウンセラーの立ち位置の人は「プロ」でなくてはダメなのです。

いや、話を聞いてくれる家族や友人に話して精神的なサポートをもらうのはとてもいいこと。ただ彼らは「よくなる」ためにはほぼ全く役に立たないし、あなたの話を聞くのは精神的に重圧がありすぎて、向こうも精神的に疲弊、さらには自分を守るためにあなたと距離を置くようになります(「冷たい」と言ってはいけません。至極真っ当なこと)。

ではどうするか?もし保険があるなら「心療内科」に行く。保険がなくても心療内科でみてもらって病院代はお金ができた時に払う。お金がないなら涙をこぼして受付の人に払えるようになるまで待ってくれと頼みこむ(行政や団体のソーシャルワーカーみたいな人に相談してどうしたらいいかアドバイスを受けても)。

もし医者が処方してくれるなら抗うつ剤を飲むことを躊躇しない。

私は90年代の後半、アメリカでベッドから起き上がれないほどの鬱が急に来ました。医者に行って健康診断をしてもらったら身体は全くどこも悪いところはなく「鬱」と言われて、医者がその頃広く使われていたProzacという抗うつ剤を処方しようとしました。以前から「鬱」の傾向はあったのだろうけど、身体が動かなくなるような鬱は初めてだったので、抗うつ剤を飲む前に自分の判断で結構なお金を払って優秀なセラピストと週1(最初鬱が酷い頃は週2)でカウンセリングすることにしました。そのセラピストにたどり着くまで(白人男性だったけど)大学内のカウンセラーも含めて2、3人違う人と話してみて、「あ、この人がいい」ということで彼とセラピーをやることに。

その時、最初の頃は鬱が酷かったので、そのセラピストと協力してやっている精神科医にもかかってZoloftという抗うつ剤を1年くらい飲みつつセラピーをしていました(副作用で眠くなるのがイマイチでしたが)。

親戚の子で若い時に鬱になった子がいたのだけど彼女の場合はおそらく軽い鬱。日本の田舎で心療内科に行くのも片道3時間かけていかなきゃいけなかったこともあってセラピーと言えるほど何回も心療内科の医者にも会えず、ほぼ抗うつ剤のみ。どの抗うつ剤を飲んでたのか知らないけど飲み続けたら2ヶ月もたたずにほぼよくなりました!彼女の場合、パワハラされててそれも鬱が酷くなった原因だったんだけど、パワハラありの職場でも毎日仕事に行く生活で、両親と一緒に自宅に住んでいたこと、職場で暗にサポートしてくれる先輩がいたのもラッキーでした。

つまり私が言いたいのは、鬱は抗うつ剤でかなりよくなることも多いので躊躇せず医者に行って抗うつ剤を処方してもらいなさい、っていうこと。

鬱に対処するもう一つの方法は、団体などでカウンセリングをしてくれるところを探す。ホットラインで話を聞いてくれるなら、いろんな団体端から連絡して、電話で「話す」。セラピーの基本はプロのカウンセラーと「話すこと」。それによって心の底に押し込めていたネガティブな感情を表面に出して、もう一度嫌な思い、死ぬほど辛い思いをすることでそのネガティブな感情をプロセスして、心の傷を「受け入れる」こと。親やその他の人たちに冷たくされて悲しい思いをしたことを「受け入れる」。人によっては(私もそうだったけど)何年もかかる。でもその辛いプロセスをやることでマジでハッピーな人間になれるのですよ。

私の場合はセラピーに大金を投じて(何年分だからね)子供の時から溜めていた怒りや悲しみをプロセスしたわけ。怒りや悲しみが全部なくなったわけではないけど、精神的にむちゃくちゃ楽になって、素直に(ちょっと)幸せと思える瞬間も増えた。

お金がない人は私のようにセラピストに使うお金はないでしょうし、そもそも日本にはアメリカのようにセラピストがたくさんいないから、ボランティア団体、ホットライン、それなりに役にたつ人がいるなら行政のサービスも使って、できるだけ自分の気持ちを「話す」。

心療内科と支援団体への相談でなんとか鬱の状態を少しでもよくすることが肝要。

精神的に安定して「冷静に、理性的に」ものが考えられるようになったら、今、どうしたら自分の生活を少しでもよくできるか、がよりよく考えられるようになる。

さらに家族や友人、行政、支援団体にお金の面でも、精神面でもSOSを躊躇なく出せるようになる。

金もなく精神状態もそれほどよくなくて崖っぷちなら、なりふりかまわず「物乞い」をする。

もしかしたら家族、親戚で1ヶ月分の家賃くらい支援してくれる人を見つけられるかもしれない。ってことは生理用ナプキンを買ってもらうとかちょろいもん。

あとは軽く「脅して」お金をくれるんだったらやってみる。私の両親は留学に反対していました。結局そこまでいかなかったけど、親子の縁を切っても留学するつもりでした(その場合は何年か自分で働いてお金を貯めて留学資金を作らなきゃいけなかったわけだけど。そう、私は親に留学のお金出してもらいました)。そこまでの覚悟で親を「脅せば」向こうも折れるわけさ。

つーか、「お金くれないなら、生理ナプキン買ってっておばさんに頼むけど」って言うだけで家族の恥だから生理ナプキンのためのお金を出してくれそうな気がするけど?(もちろんこっそりおばさん、おばあちゃんに買ってもらうのもあり。やり方については前稿を参照。)

精神状態をよくするのが大事なのは、精神状態がいいと自分に自信ができて、堂々と頼んだり、物乞いしたりできるようになることです。

貧しいのはあなたのせいではありません。私たちがその中で生きている資本主義経済や資本主義社会は金持ちが得をして貧乏人が損をするようにできているの。

この不公平なシステムから一歩進んで社会主義の世界を作りましょう、って言った有名な人がカール・マルクス、なんだけど、それはともかく、金持ちや金を持っている家族、親戚や国や地方自治体は「あなたを助ける義務がある」、あなたには「支援を受ける権利がある」。

というわけで、鬱なら今すぐネットの口コミで医者の評判を調べてよさそうな心療内科に行く、支援団体、ホットラインに連絡する。

精神的にいい状態になったら紙ナプキンを買うためにお金を作る方法、布ナプキンを利用する方法、いろいろ考えられるよ。

追伸:私はいわゆる「水商売」や風俗産業で働く女性にもたいへん敬意を持っていて、彼女たちに対する偏見はほぼないと思う。風俗もAVもそこそこハッピーに働いているなら本人の自由。ただこの産業で働くのはまず第一に病気を伝染されたり、個室で虐待を受けたりするリスクがある。あと、顧客をキープするために気を使う、時間外同伴する、場合によってはセックスに応じる、など精神的にキツイ。麻薬や覚醒剤の誘惑もあるし、お店の搾取されることも少なくない。

つまり、あなたが風俗業界で強く働きたいと思わないならこの業界で働くことは選ばず、他の手段で生活を立て直す手を考えた方がいい。

あと、結婚して養ってもらうのは大アリ(w)。いや、マジで。結婚じゃなくても彼氏のところで同棲できれば家賃や光熱費、インターネット代、少しは自分も払うとしても凄く浮くじゃん。だけどその場合、本当に好きな人じゃなければ結婚したり、同棲したりしないこと。

いい暮らしをしてきた主婦の人もセックスを「お勤め」と言ってしたくもないセックスを夫に強要されてしたりとかとても多かったと想像できるけど、そんなのは絶対ヤメな。精神的にいい調子になってあなたがハッピーになるためにはそんな奴隷みたいなことはするべきではない。

結婚にしても同棲にしてもお金の面でも、精神的にもいつ別れてもいい状態でいるのがいいね。

でも一般的に男の人は好きな女性のために何かしてあげることで自尊心(self-esteem)が増幅されて、それは多くの場合いいことだから、いろいろ支援してもらうのは全くかまわないし、悪いことじゃない。散々貢いでもらった後にあなたが彼を捨てても全くかまわないのよ。その人はあなたにしていろいろしてあげたことでよりハッピーになっているはずだから。彼とパートナーとしてやっていくのがダメだと思ったら、特に結婚していない場合はさっさと見切りをつけて違う人を探そう。彼の方もきっと違う人に出会うよ(出会わなくても稲垣吾郎さんのように、独身でも幸せな人も多いから心配は皆無)。

というわけで、節約するにもお金を作るにも、最初にするべきなのはあなたの心のケア、ということ。

Yumey

追伸2:鬱の時は家族にも友人にも精神的に頼ろうとしないこと。精神的サポートを受けるのはいい、でも彼らは基本、治すのには役に立ちません。

私はカトリックの教育で育ったんだけど、どっちかというと神様の方が役にたったかもw。カトリックは献金を強要したりしないし、変な勧誘もなかったし、そもそも私は日曜日の教会のミサにはいっても教会でお友だちを作ったり、ってことはなかったから、まあカトリックの人が書いた本を読んだり、一人でお祈りしたり、みたいなことをやってただけだけど。

あと、いいお友達や知り合いは鬱以外のことでは役に立ってくれることも多いし、人生もそれなりに楽しくなるけど、友達は一人か二人いればそれでやっていけます。今はライン、携帯メール、E-Mail、あともちろん電話で遠くの友達とも話ができるしね。お友達がたくさんいないからと言って悲しむ必要は皆無。

私が一番しんどい鬱の時に学んだのは家族も友人も誰も助けてくれないということ(セラピストはプロとして助けてくれるけど友達ではない)。誰も助けてくれないとわかった瞬間、むちゃくちゃ悲しいけど、それが心の成長を遂げるということ、本当の意味で強くなるということ。その過程を通った何年も後だから言えることだけど、精神的に助けてくれる人、頼れる人がいなくても自分で自分を助けられるから無問題なのですよ。

お金がなくて生理用ナプキンが買えない女の子たちへ(その1):百円ちょいあればできる布ナプキンの作り方、使い方

私は実はそれほどエココンシャスでも人工物が嫌いな自然なんちゃら派でもないんだけどアメリカにいたときから長年布ナプキンを使っています(市販の紙ナプキンやタンポン併用)。なので、布ナプキンを安っくで作れる、使える方法を書きますね。

まず絶対必要なのは生理用サニタリーショーツ。ってかこれは生理のある年齢の日本人女性なら誰でも一枚は持ってるよね。

布ナプキンの一番簡単なやつは、四角いミニタオルを縦に三つ(大きさによっては二つでも四つでも)に折って使えばいい、っていうただそれだけ。

端がお股に当たらないように下にしてもいいし、気にならなかったら端を上にして使ってもいい。

問題は経血の量の多い日は一枚では足らないことがあるから二枚(一枚ずつ折った形で)重ねて使う。私の経験では縦長さ20センチくらいないと不安だと思う(本当に血の量が少ない時に使うなら15センチでも大丈夫だと思うけど)。夜はミニタオルじゃなくてもっと長くなるフェイスタオルを使う、ミニタオルなら大型のでお尻の方が広くなるように三角に畳むなどの工夫が必要になります。。

サニタリーショーツ(百均で100円で買える)を使えばミニタオルの布ナプキンはそんなにズレないんだけど、心配だったら安全ピンで二ヶ所くらいミニタオルをショーツに止める。

お金がなくてミニタオルを犠牲にできないよ、っていう人は、百均のお店の雑巾売り場に行って使えそうなのを見つける。たとえばダイソーなら5枚で百円で売ってるマイクロファイバーぞうきんミニ(今も売ってるのか知らないけど)。これを2枚か3枚ずつ使えばいい(もちろん最初に使う時は洗剤で洗ってから)。他の種類のぞうきんでも、もちろんふつうのフェイスタオルを切って使ってもいいし、ミニタオルでもいい。

あと、布ナプキンを着用して(長時間)出かける場合は、使った血の染みている布を入れるビニール袋とポーチの携帯が必須。布ナプキンを使う際のネックは実はこれだと思う。血が染みてて血の匂いのする布を持ち歩かなくてはいけない。

だから、私がおすすめしたいのは、紙ナプキンとの併用です。家を出る時は紙ナプキンを着用して出る。2回目、3回目に布ナプキンを使う。こうすると少しでも血の匂いのする布を持ち歩く時間を少なくできる。お金ができたら最初の2回分を紙ナプキンにするとお昼頃まで(?)使った布ナプキン(ってかただの布だけど)を持ち歩かなくていい。

布ナプキンでも代替のミニタオルでもぞうきんでも使う時のポイントは、あたりまえだけど洗濯が必要。布ナプキンを使おうかと思ったことのある人はみんな知ってるけど、血液を落とすには布ナプキン使用者はだいたいみんな「浸け置き」してる。重曹(ベーキングパウダー)を使ったら落ちやすいという話もあるけど、私はめんどくさいので、最初水で落ちるだけの血を洗い流して、その後洗剤で洗って(もちろん手洗いだよん)、その後、洗剤の原液を掛けて一晩くらい置いたりしてる。っていうことを考えると、「浸け置き」あるいは置いておき用の洗面器かボールかバケツか鍋みたいなのは必要ってこと。血はお湯で洗うと固まって取れなくなるからお湯洗いはNG。何度のぬるま湯だったら大丈夫なのかはググって調べてみて。

生理用品が買えない女の子が漂白剤を買えるのかな〜、って疑問はあるけど、塩素系漂白剤のハイターなんかの濃い液を使うと布が結構早くボロボロになるよ。あとゴシゴシこすって洗っても布が早くダメになる。いや別に布が早くダメになっていいなら塩素系漂白剤使っても、ゴシゴシ洗ってもいいのよ。経験上、布ナプキンは買うと結構高くて、せっかく買った可愛い布ナプキンが塩素系漂白剤の濃い液を使い続けた結果、真ん中から裂けてしまったことがあるので。

洗面器、ボール、バケツより、買うなら鍋がいい。なぜかと言うと、蓋があるからお部屋に置いておける、さらに衛生面が心配な場合、布ナプキンを沸騰消毒するのには鍋が必要だから。布ナプキンははホーローの鍋を使っている人が多いみたい。まあ、衛生面では日本だったらボロ布でも洗剤で洗えば大丈夫だと思うけどね。

次の投稿でいらなくなったお洋服や布を使っての布ナプキンの作り方も説明しようと思っていますが、とりあえず、お金がないなら百均の雑巾を布ナプキンにして使ってみよう。

あと、この記事の最初に私は布ナプキンを紙ナプキンやタンポンと併用してるって言ったけど、接着剤が付いていてズレや漏れを気にしなくていい紙ナプキンは若くてアクティブな女の子が使うにはやっぱり優れモノです。だから、お金が少しでもあったら紙ナプキンを買って、テストがあったり、遠足や運動会や文化祭や受験やコンサートや、そんなとても大事な時に使えるように大事に少しずつ使ったらいいと思う。

親が買ってくれない場合は、おばあちゃん、親戚のおばさんや従兄弟に頼む。今どきは男の子が妹に優しいみたいだから就職してる兄ちゃんがいたら頼む。親と住んでいて家に電話がある場合は親の目を盗んで電話して、生理用品を買って宅急便で送ってくれるように頼む(自分の携帯がない場合)。祖母、姉兄、親戚が市内に住んでいて、家に電話がない場合は公衆電話からかける。その人たちが遠くに住んでいて長距離電話になる場合、歩いていける範囲に公衆電話がない場合は親のハガキか切手を一枚盗んで郵便でSOSを出して、上記のように生理用品を宅急便で送ってもらう。昔の料金の足りないハガキを一枚親から盗んで、何十円か何円かの切手を自分で郵便局で買ってハガキを出すのもいいと思う。親に叱られてもあとのまつり、だからかまわないでしょw (殴られたら警察や市役所の福祉課なんかにチクるべき)。生理ナプキンをとりあえず手に入れることが大事。何パックかあれば、上で説明したようにミニタオルか雑巾を代用しての布ナプキンと併用して何ヶ月かは大丈夫でしょう。

あと高校生は優しそうな女の先生(男の先生でも優しい人ならいいよ)に生理用ナプキン一袋くれませんか、と頼んでみる(何個でもいいから、とも言ってみる)。お金を貰うんじゃなくてそのブツをあげるわけだから、抵抗は若干少ないと思う。大学生でもわかってくれそうな女の先生に頼んでみる(ってか今はオンライン授業か。。。まあオンライン授業なら家にいればいいから接着剤付きの紙ナプキン当分いらないかもしれないけど)。

親にバレて親が恥ずかしいと思ったら、一回怒られるだけで、生理ナプキン買ってくれるようになるかもしれない。そしたらめでたし、めでたし、だよ。

娘を大学に行かせているのに生理用ナプキンを買ってくれない親っているのかな?そんな特殊な場合は別だけど、大学に行かない場合は高校卒業したら就職して働ける。仕事に就いたら生理用ナプキンくらい買えるようになるはず。とにかく高校卒業まで頑張るんだ!

大学生や家事手伝い、主婦の人なんかで生理用ナプキンが買えない人も上の百均雑巾の布ナプキンも、親戚から生理用品を送ってもらう方法も採用したらいいと思うけど、成人には高校生にないリソースがあるからそれについても今後の投稿で語ります。

この件での次の投稿では布ナプキンの(簡単な)作り方を説明したいと思います。水を吸う布は内側用、ポリエステルやウールなど水を吸わない布は外側用、あと布バッグに使われているナイロンも防水布として外側に使えるかもしれないから取っておく。ソックスももちろん着古した運動着なんかも使えるし、着古した下着は水を吸うからパンティーなんかも含めて布ナプキンには上等の素材。つまり布ナプキンを作るのに「使えない布」はあんまりないのよ。使えないのは裏地、夏用ブラウスに使われる薄いシフォンやジョーゼット系の布、パンストなど。手縫いで作れるからミシンもいらない。必要なのは針と糸だけど、私が若くて超貧乏な時は古い洋服を解いてそれに使われていた糸を使ってボタンなんかつけてたよw まあ、百均のお裁縫セットで上等すぎるぐらい、ということ。

それでは、また。

Yumey

遠征組のSMAPファンはホテルのテレビのリモコンに気をつけて、新幹線の中では飲食しない

大阪は感染爆増、東京も来週までには似たような状態になると思いますし、しかも今回はやっかいな変異株で感染が拡大。もう私も去年の春から「何回コロナ感染対策の記事を書けばいいの?」って言う感じて泣きそう(SMAPファンの皆さんの感染を心配して)。

今の時点では何で感染するのか、っていうのがかなりわかっています。おそらく私が意識は高くて感染についてもちゃんと勉強しているSMAPファンの皆さんに言えるのは「ホテルのテレビのリモコンに気をつけて」。誰が触ったかわからないし、清掃係の方がリモコンを消毒してくれているかどうかは不明。自分で持っていったアルコール度60度以上の消毒液で拭く、あるいはビニールの袋に放り込んで使う(ラップで巻いてもいいけど旅行にラップを持って行く人はまれなので)。
さらに、新幹線、飛行機、長距離列車、長距離バスの中で飲食は厳禁。今も飛行機に乗ったらお茶なんかが出てるかどうか知らないけど、大事を取ってできるだけ飲まない(飲食するとき当然マスクはずすしね)。
私の友人がアメリカの大学で対面授業してるけど、教室での飲食は厳禁。ペットボトルの水を飲むのもダメ。以前は飲み物どころか授業中ふつうにサンドイッチなんかも食べていたアメリカ人の学生たちがきっちりルールを守っているそう(もちろんマスク付着用も含めて大学構内でルール違反したら罰があるからっていうのはあるだろうけど)。つまりそれほど飲食はダメ、っていうことなのですよ。教室の外、たとえば廊下なんかでは飲んだり食べたりしてもいい、教室内は教師も学生もしゃべってるからマスク着用が必須で、しかも無症状でもウイルスキャリアーは多いから食べ物飲み物に飛沫が飛んでそれを体内に取り込んだら感染するかも、っていうこと。

この例から学んで、乗り物の中では、飲まない、食べない。

あと観劇の時、友だちとしゃべらない。一緒に行く友だちとも行く時も劇場の中でもしゃべらない。一緒に行く友だちとは目の前にいるのにラインや携帯メールで会話する、っていうのも取り入れたらいいと思います。

あと、凄く言いたくないんだけど、慎吾ちゃんの公演会場のジョーカフェで飲んだり食べたりするのは今回は諦める。ジョーカフェはワクチンが行き渡る今年の末までに潰れなければまた行けるさ。ってか、ベルビア館のジョーカフェで「一人で」誰とも話をせずに飲んだり食べたりするのはギリオーケーだと思う。だけど劇場は混んでるし、ロビーではしゃべっている人もいると思うので、劇場のジョーカフェの出店で飲んだり食べたりは避けた方がいいと思います。

あと感染しやすいのはトイレ。私は明治座に行ったことはないけど、ドアノブ、水道の蛇口にはウイルスが付着していないとも限らない。手を洗った後も、ウイルスキャリアーが触ったかもしれないドアノブ、手すり、エレベーターのボタンなどに触ると感染。

あとこれは私が今言う必要はないと思うけど、自分のスマホの表面は大きな感染源となりうる。だからできればアルコール60%以上の消毒液が染みているウェットティシュで頻繁に拭く。ついでに自分の手も拭く。

新しい地図メンバーの公演会場でのクラスタ発生ももちろん心配だけど(つーかこれ、クラスタ出たらその後の公演中止になるんじゃないの?)、地方から来られる方はあなたが持って帰ったコロナウイルスで地元の人たち、特に家族や職場の人を感染させてしまったら大変です(高齢者は死ぬかも、ですよ)。

チケットが取れたけど自分で判断して泣く泣く諦めた方、会社が東京への旅行をNGした方々も少なくないはず。その判断は正解。

行くと決めた皆さんは最大限の感染対策を!

Yumey

『ミッドナイトスワン』アカデミー賞受賞は草なぎさんのファンとSMAPファンの勝利

もちろん、監督やスタッフ、素晴らしいサントラの音楽を担当された渋谷慶一郎さん、そしてもちろん草なぎさん、服部樹咲さん、水川あさみさんの熱演があっての受賞なんだけど、、、、、、

この映画に関してはファンの頑張りがなかったら、どんなに作品が素晴らしくてもアカデミー賞の候補にも入らなかった。

もともとミニシアター系、小劇場、というかこの場合は「中規模」上映の映画だった。アカデミー賞選考の候補になるにはある程度の観客動員と興行成績が必要です。

しかも、ジャニーズ事務所への忖度で地上波テレビでの宣伝がほぼ全くできませんでした。

テレビ業界に草なぎさんも「辞めジャニ」の一人として、地上波テレビのバラ番組に出て番宣はさせない、という暗黙の理解があったのでしょう。

だからファンが頑張って、頑張って、頑張って何回も何回も映画館に足を運び、SNSをマックスに使って宣伝をしました。

そしてその努力が報われた!

地上波テレビで宣伝がほぼゼロだった『ミッドナイトスワン』が、「日テレと電通バックでやっている」日アカの主演男優賞、作品賞で二冠。

新しい地図も田辺事務所の後ろ盾があるとしても、フジTBS日テレテレ朝といったキー局が3人をほぼ地上波から干している中での受賞は結構凄い。

作品が素晴らしいのは基本としても、私たちファンの努力があってこその快挙。そしてこれは、草なぎさんのファンだけでは絶対できなかった。私のツイッターでは、木村さん、中居さんのファンも含めて4人のファンが何回も何回も劇場で観劇して、夥しい数のミッドナイトスワンを賞賛するツイートをリツリートしていました。SMAPファンが推しじゃないメンバーを一生懸命応援するって素晴らしいことだと思いました。

ずっと前ですが、この賞で優秀賞を取った木村さんは賞レースからは辞退させられています。賞を取れば事務所のためになりますから、木村さん自身や飯島さんが勝手に「辞退する、させる」ことはできないはず。つまり「辞退」を決めたのは事務所幹部。ジャニーさんが興味のあったのは若手の育成やプロデュースですし、2006年の時点では事務所を仕切っていたのは間違いなくメリーさんと藤島ジュリーさんです。

『キムタクが日本アカデミー賞辞退』
https://www.nikkansports.com/entertainment/cinema/p-et-tp1-20061220-132636.html

ジャニーズは日アカその他の賞から辞退するものと思っていたら、岡田さん、二宮さんが日アカの賞を受賞し、マッチさんや嵐がレコード大賞の最優秀歌唱賞(2010年)や特別栄誉賞(2020年)を平気で貰っていたので吃驚。

木村さんをはじめ、ジャニーズでは日アカやレコード大賞の賞レースから辞退させる方針だったのは、SMAPやSMAPのメンバーに賞を取らせないためだったのでしょうね。

それを考えると草なぎさんの今回の受賞はジャニーズ事務所に残留していたら100%ありえないことでした。

そもそもミッドナイトスワンのようなミニシアター系の映画などやれなかった可能性が高い。

なぜならジャニーズ事務所では映画(とCM)の窓口はもう長年、藤島ジュリーさんだったから。SMAPメンバーはテレビドラマの続編の映画以外の映画は比較的やることが少なく、あっても香取さん、吾郎さんを俳優として好んで使ってくださっていた三谷幸喜さんが指名してのキャスティングだったのはこの理由からでしょう。

藤島ジュリーさんが新しい地図の3人を押すことなど絶対ありえませんから、3人の退社は正しい決断だったことは間違いありません。

草なぎさんの日アカの賞受賞は彼の個人仕事にも将来的なSMAPの再結成のためにもとてもいいこと。

毎年のように連ドラをやって好評を博していた草なぎさんが地上波の連ドラから干されているのはおかしいと視聴者は思うし、もともとテレビ局のお偉いさんたちも数字の取れる数少ない俳優である草なぎさんを使いたい希望はあるでしょうから、草なぎさんにオファーをしやすくなる。

SMAPの再結成は、、、、、もう決まっていると思います。だけどファンがいないと再結成はできませんから、こちらも私たちファンの「5人のSMAP」への応援が肝要。

一人で応援していても「微々たる力しかないなあ」って思うことも多いと思いますが、どうして、どうして。

つよぽんの日アカ受賞に繋がったのですから私たち凄い!w

ジャニーズの圧力を撥ね退けての受賞ですから素直に喜んでいいのです。木村さんの強制辞退も知っていましたから草なぎさんの受賞が決まった時は涙がボロボロ溢れて止まりませんでした。

賞を取ればいいというものではないけれど、背景にあったいろいろを考えるとこの時点での受賞は本当に嬉しい。

Yumey

中居さんの「踊らない」はSMAP再始動への願掛け?:中居正広のニュースな会

、、、、と私は思っています(詳細は下を参照)。

さて、この発言があった『中居正広のニュースな会』ですが、私はとてもいい番組だと思います。

コロナで収入が減った人は休業支援金はいろいろな形で貰える、電気、ガス、水道、スマホの料金も猶予してくれる(おそらく家賃も何らかの形で援助してもらったりできるはず)。ただこれは全部申請する必要あり。

厚労省のサイトの一番下にコールセンターの番号が載っているそうですからインターネットに弱い人はコールセンターに電話して申請の仕方を聞いてください。下のツイートで中居さんのファンの方がコールセンターの番号をメモして下さっています。

絵本プロジェクトは去年の春、中居さんがステイホームしている子供たちに絵本の読み聞かせプロジェクトをやったらどうかと考えたのだけど、本はすべて著作権があって勝手に電波に乗せる読み聞かせには使えない。じゃあ、自分たちが権利を持っている絵本を作ったら、という背景があると聞きました。

今やっている絵本配布のプロジェクトは、古市憲寿さん、劇団ひとりさん、中居さんの3人で制作した絵本、「ピンポンパンポンプー」の印税で、他の絵本もたくさん買って、絵本を欲しいと申し込んでくれた幼稚園、保育所などに送るという素敵なプロジェクト。

今回は去年の夏の豪雨で床上浸水をして、絵本も含めて園の備品が全部水に浸かってダメになってしまい、床も全部張り替えなければならないことになった熊本、人吉のこども園への絵本の寄付が紹介されていました。大きな箱いっぱいの絵本が届いた時の子供たちの笑顔が嬉しかったですね。

さて、上のこのブログ記事のタイトルの件ですが、絵本に合わせて「ダンスも作って欲しい」というリクエストがあったことを教えてくれた古市さん。「中居さんも踊って欲しい」みたいな振りに、「ビジネスですから。古市さん(僕にダンスパフォーマンスの料金)払えないでしょ?」みたいな、仲良しのお二人の間のやり取りがあったわけですが、、、、、

みなさまもよくご存知のように、新しい地図の3人も木村さんも「ななにー」歌ライブやファンミやコンサートなどで歌もダンスも披露しているのに、中居さんだけはかたくなに歌わない、踊らない。

私が思うに、、、、上でも言いましたが、これはSMAP復活への「願掛け」の「断ち物」でしょう。

願掛けにはお百度参り、水ごり、断ち物などいろいろあるそうですが、最後の「何かを叶えるために、何かを断つ」という形の願掛け。

辞書を見ると「五穀断ち、酒断ち、女断ち」などあるそうで、自分が好きな食べ物やお菓子を断つ、というのもきっと一般的なはず。

中居さんの場合は、藤島ジュリー現ジャニーズ社長さんたちに強制解散させられた後、歌やダンスをやれるようなメンタルでない時期あった後、今はきっときっちり区切りを付けた形で「SMAP復活」を演出するためにもSMAPが再始動するまでは「歌ダンスは中途半端にやらない」と決めている。

さらにその上に、歌ダンスを「断つ」ことにより願掛けしているのだと思います。

私はSMAP復活は99%あると思う。もちろん人の命や運命はわからない、明日にでもメンバーの誰かが死んでっしまったり、不治の病に罹らないとも限らないから100%とは言えないけど。

憶測でしかないけど、藤島ジュリーさんからSMAPメンバーとSMAPの新会社の後ろ盾になるはずだった別の芸能事務所へ、休止予定の嵐がG活動している間はSMAPはG活動はさせない、という条件を押し付けられたのでは?

中居さんの番組にジャニーズの若手が出まくって、アゲアゲされまくっていることを考えても、木村さんがSMAPのためにジャニーズに残留している様子なのを見ても、上二人がSMAP復活のためにジャニ事務所、というか藤島ジュリー社長に「ご奉仕」しているように見える。

さらにこの頃、複数の3流マスコミのネットニュース配信会社が、藤島ジュリー社長と新しい地図が「雪解け」「和解した」など書かれた記事を出しているけど、新しい地図も中居さんも別に藤島ジュリー社長と全く対立などしていたわけではなく、新しい地図は公正取引委員会が「注意」を出したことで明らかになったように、新しい地図の地上波テレビ出演をテレビ局に忖度させて阻止する、その他の嫌がらせをしていただけのこと。

ですから、正しくは藤島ジュリー社長の態度が軟化してSMAP再始動を許すことにした。

裏を勘ぐれば、嵐が休止に入ったらSMAPは再始動するという予定がもうずっと前から藤島ジュリー社長と新しい地図の後ろ盾の大手芸能事務所との間で決まっていた。ただこれがバレるとジャニ事務所のメンツが立たないから対立などしてもおらず、藤島ジュリー社長が一方的に新しい地図の3人に嫌がらせをしていたのに「雪解け」「和解」と書かせている、ということでは?

新しい地図の3人もワクワクする新しいお仕事が進行中だし(吾郎さんもそのうちいいお仕事の発表があるでしょう)、上二人のお仕事も順調です。

SMAP復活の大ニュースもそのうちくるでしょう(事務所が3つに分かれたままでも再始動でしょう)。

Yumey

ジャニーズ事務所からのクラウドファンディングについてのメッセージはこのタイミングで出すべきではなかった(追記しました)

(いろいろ考えた末の結論を一番下に追加しました。)

つまり「ジャニーズタレントの名前でやってるクラウドファンディングには気をつけた方がいいよ」っていうメッセージ(?)なのかな?

嵐の新聞広告のクラウドファンディングなら、不足分の3000万円を朝日新聞がおまけしてくれたのか、少しは補填してくれた人がいたのか組織があったのか知らないけど、立派な一面広告が載って事務所も含めて誰も困ってないと思うのにどうして?

それとも他のジャニーズGやタレントさんのファンの人たちが胡散臭いクラウドファンディングの企画を立ちあげたとか?(私は興味がないから見てないけど。嵐のはツイッターやヤフコメで見た。)

結論を言うと、嵐の広告のために集まったお金はふつうに広告のために使われたのですし(だって足りなかったのをディスカウントで出してくれたわけだから)、誰にも迷惑をかけていないし、嵐のメンバーだってこの企画を知ったら嬉しいでしょうし、ファンの人たちが参加したことを後悔する必要は全くないと思います。

そもそもクラウドファンディングで広告やイベントの企画をしていたのはSMAPファン。新聞広告も去年の年末の東京タワーのライティングの企画(これは東京タワーさんの企画にSMAPファンが乗ったわけだけど)も大成功。「もっと早く知っていたら参加したのに」と言っている人はいても、クラウドファンディングに参加したことを後悔してるツイなんて一つも見ませんでしたよ。SMAPファンのイベントは懸念がある人もいたし、だから不参加することにした人もたくさんいたけど、行った人は「とても楽しかった」と仰っていました。悪口を言っている人はもちろん実際に行ってもいなくて、心狭くやっかんで悪口三昧言ってるような気がする。私は参加していませんが、あの頃、新しい地図の発足のずっと前、SMAPファンは先が見えずに真っ暗だった時期、SMAPファンが楽しめる企画をやってくれたのは私はよかったと思う。
ーーーーーーーーーーーーー
で、話を元に戻しますが、朝日新聞でのファンによる嵐さんたちへの新聞の企画を一番やりたそうなのはSMAPのやったことをすべて後追いしたいジャニーズ事務所社長の藤島ジュリーさんだと考えるのが自然です。今までの私のジャニーズ事務所の行動の観察に基づいて考えると、今回の広告企画はジャニーズ事務所の後押しもあったと想像できるし、不足分のお金のいくらかは事務所が補填したのではないかと、、、、、

とまあふつうに思っていたところに、この事務所のメッセージ。

ツイッターでは事務所としてはクラファンより公式の商品にお金を落として欲しいとファンにお願いするのは商売なのだからふつうで批判されるべきことじゃないという意見もあり、私もそれはそうだと思うのですが、、、、

どうして発起人の人たちが何の不正もしていないように見えるこのクラファン企画に事務所が釘を刺すようなことを言ったのか?

5ちゃんねるでは「事務所は関係ありませ〜ん、ファンの企画です」って見せかけるためのメッセージと言われてるけど、、、

何でまたせっかく参加したファンを悩ませるようなこと事務所が言うかな?

新聞広告出しても朝日新聞を購読してなくて、画像をアップしたツイがTLに流れてこなきゃこの広告を見たくないファンが見ることもなかったのに、どうしてそっとしておかなかったのか?

藤島ジュリー社長は、たとえそれが公式の商品を買うとか事務所が一番してほしいことでなかったとしても、所属グループ、タレントを一生懸命応援してくれているファンの気持ちも考えて行動するべきでは?つまり、私が言いたいのはこんなメッセージ、参加したファンを戸惑わせるだけ。

もし「クラウドファンディングに気をつけて」というメッセージを出したいなら1ヶ月くらい時間を置いて今回の新聞広告のほとぼりが冷めた頃に出せばよかった。

あと、もちろん事務所はSMAPファンによるSMAPの名前でのクラファン企画を牽制したいのか、とふつうに思うよね。

そりゃ怪しげなクラファンには気をつけた方がいいけど、自己責任で自分の稼いだお金をどう使おうと自分の勝手。当たり前だけど、事務所も該当クラファンに反対するファンの人もネットの野次馬も、本人がお金を出したいと思うなら止めることはできない。自分のお金をどう使おうと100%そのファンの人の自由です。

今回参加した嵐ファンの方々には素敵な広告が出てよかったですね、メンバーもきっと喜んでいると思いますよ、と伝えたい。

Yumey

下が関連記事。

https://news.yahoo.co.jp/articles/941ce10ac1a5cad7f58d9550e0fd58e4077b5da1

追記:いろいろ考えた結論としては、事務所がどれくらいこのクラファン企画に関わっていたのかはわかりませんが、集まったお金が案に相違して少なかった。そこでSMAPと比べてお金の額が少ないとマスコミが書き立てるのが嫌で、藤島ジュリー社長が嵐のクラファンをディスる「事務所からの警告」を出した、ということでしょう。上でも述べましたが参加したファンは純粋に「ありがとう」が言いたかった人がほとんどでしょうから、私は事務所はこのようなジャニーズ関連のクラファン一般についての警告はこの記事のタイトルの通り「このタイミングでは出すべきではなかった」と思います。

「1月27日」という日付は嵐ファンでトラウマになっている人も少なくないと思うけど、朝日限定の新聞広告なんだから被弾を回避する方法はある。どっちにしても事務所は日付のことを心配して警告を出したわけではないし、本当に事務所が本当に「心配」してたら事前に朝日新聞と話をしても止めさせていたでしょう。

何回も言うけど、参加したファンの人は後悔する必要は全くないです。ジュリー社長にとってはSMAPより金額が少なかった、しかもそれがはっきりわかったのは嫌だった。だけど嵐のメンバーは広告のことを知ったら絶対に嬉しいに違いないし、メンバーも広告のことは知っているはずです。

嵐ファンの方で参加された方がもしこのコメントを読んでくださっていたら、もしこのクラファンを仕掛けたのが事務所で、参加者が少なかったので「クラファンに対する警告」のメッセージを出したのだとしても「利用された」なんて思わないで欲しい。

もし事務所の口添えで金額が不足していたのに新聞社が全面広告を出してくれたのなら「事務所がファンの役に立ってくれた」ってことですよ。

上でも言いましたが、ファンとしての気持ちを伝えるために他のファンと協力して広告を掲載してもらうことに関しては、嵐さんや事務所にメリットこそあれマイナスにはならない。ツイッターやネットの書き込みなどは一部のメンバーやファンを傷つける発言もありますが、この広告ではそういうネガティブな要素もゼロ。

事務所のメッセージは「この広告ディスっているのではなく、将来本当に詐欺まがいのクラファン企画もあるかもしれないから出したもの」と捉えるべきでしょう。

数年したら事務所や参加しなかったファンから発信された不快な雑音も気にならなくなって、自分の純粋なファンとしての気持ちと素敵な一面広告が残るでしょう。大好きなタレントさんと共に歩み、一生懸命応援した自分の人生の軌跡。大事にして欲しいです。

明日朝7時5分、#おーはー と #おっはー、でみんなで一斉ツイートしよう!SMAP香取慎吾さんが『おはスタ』に

明日朝7時5分、香取慎吾さんのテレ東『おはスタ』出演を記念して。慎吾ちゃんが番組公式の呼びかけに答えてる。このブログの読者の皆さんもぜひ参加して。みんなでマックスに楽しむしかない!

Yumey

1月18日、何も悪いことをしていないSMAPが謝罪会見をさせられた日(追記しました)

5年前のあの頃は何がなんだかわからなくて、食べることが大好きで体重を気にしている私が10日くらい食欲がなかった。こんなこと人生で3回くらいしか経験していません。

あの時点では一体何が起こっているのかわかもわからず、あの背筋が凍るような生謝罪をさせた当時の副社長のメリーさん、ジュリーさんに対する怒りを感じたのは私はずっと後になってからでした。

心に留めておくべきことは、スポ紙のデスクや芸能記者さんたちが副社長のお二人によって彼女たちにとって都合の悪いコメントをするのを阻止されるようになる前に言っていたことや、さまざまな報道を総合して考えると、2015年11月頃、木村さん残留でグループとしてのSMAPと4人の移籍交渉が弁護士を入れて、細かい権利の分割の話し合いまで進んでいたということ。SMAPの新会社の後ろ盾は田辺で、田辺の社長さんと本当に仲がよかったジャニーさんが、ジャニーズ事務所内では少年隊化が既定路線だったSMAPを移籍させて続けるにあたって後ろ盾を頼んだ。

そして「ジャニーズ側と田辺バックのSMAP側の弁護士間の交渉が行われていた」ということは即ち、ジャニーさんだけでなくメリーさん、ジュリーさんも納得ずくの移籍交渉だったということ。

言うまでもなくSMAPの権利を所有しているのはジャニーズ事務所で、独立後名前を使えなくなったのんさん(旧名:能年玲奈)や他の芸能人の方の例でもわかるように、SMAPの名前や曲をそのまま使うつもりだったと言うことは、当然、メリーさんやジュリーさんも承諾して交渉が進んでいたわけです。飯島マネがどんなに有能でも、SMAPの権利を使えるような形で「グループとして」移籍させるためにはジャニーズ事務所の公式な承認や手続きが必要。

いくつもの報道によると、11月の終わりか12月の頭(?)になぜかメリー副社長が激怒し出して、急に移籍話を潰した。SMAPの後ろ盾になるはずだった田辺の社長さんに電話して「この話はなかったことに」と。理由はメリーさん、ジュリーさん側としてコンサートの権利を渡さないなどのSMAP側にとっては厳しい条件でないと交渉継続は継続しないと。一方ギリギリまで譲歩したSMAP側もこれ以上の譲歩は無理、ということで決裂。

嘘か本当かわかりませんがメリーさんは、飯島マネが暖簾わけをしてもらえるのに、ジャニーズ本社の社長の椅子を娘のジュリーさんに渡そうとしないジャニーさんに激怒していたという説も。

しかし考えてみるとメリーさんが田辺の社長さんに電話したのは12月の初頭だと考えられますが、その時点で、SMAPの移籍はなし、ということで終わって、移籍話があったことやそれをメリーさんが潰したことなど報道する必要もなかったはずです。

仮にSMAPを強制解散させることをメリーさんとジュリーさんが決めたとしても、静かに「SMAPは解散になりました、飯島マネは諸事情で辞任しました」で済むこと。

ではなぜ中居さんがラジオで「死にたくなるほど悩んでいる」と当時の気持ちを吐露し、意味不明な生謝罪をすることになったのか?

当時の報道、特に文春のインタで、メリー副社長、田辺の社長さん、中居さん、ダウンタウン松本さんなどが発言したことから推理すると、、、、、、

もう以前にこのブログでも書いたことですが、4人は新会社への移籍が決まっていて移籍交渉をしていたわけだからジャニーズ退社の書類にサインしていた。4人がサインした後にメリーさんが移籍話を潰す。そして、おそらくその後受け皿としての新会社がなくなったのに、メリーさんが4人をジャニ事務所に戻さない、という理不尽な嫌がらせをしたのでしょう。

SMAPがシンプルに解散あるいは少年隊のように永久休止して、メンバーがジャニーズに残ってソロ活動だけする形になれば、中居さんがあんなに苦しそうに「死にたいほど悩んでいる」なんて言わないはず。5人がソロで頑張って状況が変わって再結成できるタイミングを虎視眈々と狙っていればいいのですから。

4人は仕事のスケジュールが決まっていますから、ジャニーズに戻れないと自分たちが困るだけでなく決まっている仕事ができなくなって、結果、テレビ局や共演者、制作に関わっているおびただしい数の人たちに迷惑をかけることになる。

一方、グループ仕事、ソロの仕事どちらもSMAPにとてもいい仕事を取って来ていた飯島マネの存在は、嵐にSMAPを凌駕させたいジュリー副社長にとってとても邪魔だったことは容易に想像できます。

メリー副社長がそこまで考えて「4人を戻さないと言い張る」という理不尽な意地悪をしたのかどうかはわかりませんが、飯島マネの辞任は4人がジャニーズに戻れること、SMAPがグループとして継続することを条件に身を引く、ということだったのでは?つまり4人のジャニーズ残留を人質に取って、彼女に辞任させた?

飯島さんの辞任が決まっても激怒しているメリーさんは4人と会ってくれなかった。当時メリーさん、ジュリーさんの参謀のような仕事をしていた小杉さんが文春に書かせた中居さんに向けた田邊さんの言葉として「ジャニーズを辞めたくないのならメリーさんに謝って戻してもらいなさい」というのがありましたし、芸能記者の城下さんも1月18日より前に生放送されたワイドショーで「(4人は)メリーさんと話ができないとどうにもできない」のようなことをおっしゃっていた。

小杉さんもマスコミも「SMAPの4人がジャニーズと対立して独立しようとしてメリーさんを怒らせた」、と読者が解釈することを想定して上記の会話を流したわけですが、私が何度も申し上げているように、4人はソロの芸能人として独立しようとしたわけでなく、木村さんのソロマネージメントだけジャニーズに残してグループごと移籍しようとしたわけですから、対立も何もジャニーズサイドとSMAPサイドで弁護士を介して権利の分割を話し合っていた。当然、SMAPの新会社はジャニーズ事務所と業務提携を結ぶわけで、ジャニーズ事務所には多額のライセンス料その他「上納金」が入る。ビジネス・ディールですから「謝る」ようなことはないはずでしょう。メリー副社長は、条件に不満があればディールが成立しない、というそれだけのこと。

メリーさんご自身がグループとしてのSMAPと4人の円満移籍を潰して、4人をジャニーズに戻さない、というか4人との面会も拒む。グループの存続どころか4人の所属も宙ぶらりん。

東京ではSMAPが年末年始にかけて打った大きな新聞広告は止められましたが、メリーさんたちの部下による広告掲載差し止めが間に合わなくて地方紙にはグループとしてもやる気満々のSMAPの広告が全面広告で掲載されていました。4人はSMAPを辞めてソロになる気持ちなど一ミリもなかった。

年末年始、「ジャニーズに戻さない」と言われて4人は本当に困っていたでしょうし、木村さんもなんとか4人がふつうにジャニーズに戻って来れるようにやれることを模索していたに違いありません。

そこで出てきた提案が1月18日の生謝罪、メリーさんに向けて。

おそらく小杉さん、ジュリーさんあたりが考えたのではないかと推測できますが、彼らは4人を「自分たちに都合がいいから事務所から独立しようとしたタレント」と見せかけたい意図があったのかな?

だけど、何度も言うように、移籍はメリーさん、ジュリーさんも承諾しての交渉、以外の可能性はなし。上記の地方紙に載った広告でもわかるように彼らはSMAPの活動もソロ活動も今まで通りに続けるはずだった。

ただ、ジャニーズと会社が別になって謂わばジャニーズの2軍みたいな立ち位置になったのかもしれないけど、そもそも彼らはジャニーズのトップグループでい続けることには興味はなかったでしょうし、ジャニーズ本社所属でなくなるデメリットよりも、飯島マネがメリーさん、ジュリーさんに一々お伺いを立てなくても仕事を決められる、また、「SMAPを起用したい」とジャニーズに持って来られた仕事をジュリー副社長が後輩に与える、あるいは「SMAPを出せないなら結構です」と他の事務所に持っていかれる、などということがなくなるメリットは大きかったでしょう。これは、スポニチ阿部デスクが生放送のミヤネ屋で話した「SMAPの5人は最初、移籍することで仕事がよりスムーズにいくと考えて移籍に賛成した」というコメントで裏付けされています。

1月18日の屈辱的でわけのわからない謝罪をさせられた後、とりあえず4人はジャニーズ事務所に戻って、一般向けにはSMAPは解散しないと告げられた。

その後、私は春に移籍できるように再交渉があったのではないかと考えています。理由はジャニーさんがいきなり「SMAPは命をかけても守る」と言い出したこと。中居さんはラジオで上半期のニュースを募っていた。あの頃、SMAPが円満移籍できる方向にSMAP側、つまり田辺の弁護士さんが頑張っていたのでは?

SMAPの解散を告げられた、あるいは希望がなくなったのは、中島みゆきさんの「糸」の歌収録の時?それでも7月まではSMAPの5人は「ライブ」や「フェス」スタイルのライブのことなどラジオで話していたし、SMAPは一旦「解散」、おそらく彼らの中では「休止」するにしても25周年のライブができる希望はあった。

その後、7月に副社長のお二人がジャニーさんに事前に相談することもなくSMAP解散の告知。

私自身は前の投稿で述べましたが、再始動ありきの一旦「解散」だったのだと思っています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
心に刻むべきことは、SMAPも飯島マネも悪くない、ということ。それは中居さんがはっきり「誰も悪くない」と言っている。

中居さんが「悪くない」と言っている人たちの中にメリーさん、ジュリーさんが入るのか入らないのかわからないけど、まあ、強制解散させたのはどう考えても彼女たち。

どちらにしてもジャニーズ事務所内部でごたごたがあったわけで、責任を取るべき事務所の幹部はジャニー社長、メリー、ジュリー副社長の3人です。

子飼いのスポニチと日刊の記者に電話して「SMAP解散」のニュースを流せと言ったのはメリーさん。NHKにもジャニーズ事務所から「SMAP解散」のニュースを流せという指令が来たのでしょう。

世間を騒がせたことを謝るのなら、たとえSMAPの5人に非があっても(実際は彼らは真っ白だけど)、事務所の社長、副社長が雁首並べて記者会見を開いて世間に向けて謝罪するのが筋です。

ーーーーーーーーーーーーー
メリーさん、ジュリーさんの行動は、その後、新しい地図への嫌がらせをした疑惑が多すぎて公取が前代未聞の「注意」を出すほど問題があったことが発覚するわけですが、1月18日がとりわけ問題なのは、自分たちが起こした問題をあたかもSMAPの4人と飯島マネの責任のように見せかけ、強制的に謝罪させた。SMAPを悪人に仕立てて大衆の面前で恥をかかせた。

当時の副社長のお二人は人として倫理的に許されるべきことでないことをされたとしか言えません。

藤島ジュリー現社長、メリー名誉会長は1月18日の謝罪会見をやらせた責任を取るべきですし、草彅さんがはっきり「5人とも誰も解散したいなんて思っていなかった」「不仲もわだかまりも一切なかった」と発言している今、なぜお二人がSMAPを解散させたのかについての説明責任があります。

1月18日の生謝罪は「事件」でした。日本中を震撼させた「事件」を起こした張本人の藤島ジュリー現社長、メリー名誉会長が責任を少しも負わず、SMAPが大きくしたジャニーズ事務所でトップの地位についてやりたい放題。

ここまでの不正義を簡単になかったことにしてはいけないと思います。

追記:週刊誌、スポ紙、ネットニュースなどはガセを書きますが、中居さん、メリーさん、田辺さんなどの言葉自体はそうそう変えることはできない、週刊誌の記事などは事務所の広報に見せてから出すものですし。

そう考えると、上記の中居さんと田辺の社長さんのやり取りが、12月の頭にSMAPの移籍交渉が頓挫していたのに、どうして「ジャニーズに戻る、戻らない」の話になっていたのかおかしいと思いませんか?そして4人がグループを脱退してソロで事務所から独立するとしたら、「先に」「SMAP解散」の話が出てくるはず。

もちろん4人は2015年12月の時点でソロで独立など夢にも考えていなかったはず。ですから、円満移籍のためにジャニーズ退社の書類にサインを済ませていた4人をメリー副社長がジャニーズに戻すことを拒否していた、と考えれば辻褄が合うわけです。

またメリーさんは「4人が戻ってきたらボロ雑巾のようにコキ使ってやる」と発言したと報道されていました。どうして移籍もしていない4人が「戻ってきたら」と言っているのか?これも上で説明した通り書類にサイン済みだったと考えればしっくりくる。

追記2:11月末、木村さんがさんまさんにSMAPは解散すると告げていたという話。おそらく木村さんはSMAPが「移籍する」みたいなことをぼかして言ったのでは?さんまさんは後出しじゃんけんで答え合わせをして、あの時木村さんが言っていたのは「移籍」でなくて「移籍解散」だったのだと勝手に解釈してSMAPやSMAPファンにはとても迷惑な拡散をした(さんまさんはダウンタウンの松本さんなどと違ってグループが壊れることに対して可哀想という気持ちは全くなかったと思われます。長年ピンでやってこられた方なので、コンビ、トリオやグループ独特の「絆」などわからないし、自分が持っていない素敵なものをわかりたくもないのかも)。11月の末の時点では移籍交渉がふつうに進んでいたはずですから。

さんまさんは自己承認要求がとても強い人です。「自分はSMAPが解散することを前から知っていた」てい(体)で振舞って優越感を誇示したかったのでしょう。

さんまさんが木村さんから話を聞いたのがさんタクの収録があった11月、メリーさんがSMAP移籍を頓挫させたのが12月の頭。この時系列を考えるとさんまさんの発言でSMAPさんたちを責めたりするのは頓珍漢すぎるとわかると思う。

一方ダウンタウンの松本さんは1月18日の前に中居さん本人から事情を聞いている。その松本さんが「SMAPの5人は一緒にいるべき」、だから5人が同じ事務所に所属して「事務所内解散」を余儀なくされるならそれがベスト、と言っていたのも本文で述べた私の説、「メリーさんがジャニーズ退社の書類をネタとして4人のジャニーズ残留(書類上の復帰)を拒否していた」と符号する。

追記3:ジャニーさんの「SMAPを守る」発言でもわかるように、2016年の春、おそらくSMAP移籍の再交渉がSMAP側にそれなりに有利な形で進んでいたのではないかと私は思っています。メリー副社長、ジュリー副社長が一方的なSMAP強制解散を行ったのは「SMAP側にある程度有利な形で」交渉が進んでいたのが気に入らなかったからでは?しかし社長のジャニーさんに断りもなく強制解散をさせるなど、会社としての体をなしていないような。SMAPさんたちにとっては「後ろから頭を殴られる」ような感じだったでしょうし、ジャニーズ本社の役員の人たちは強制解散を一体どう考えていたのだろう?

この投稿の主旨でもありますが、当時の副社長お二人の罪はSMAPを解散させたことというよりは、SMAPを解散させたのがSMAPメンバー本人たちだった、それは不仲によるものだったというまったくのガセを流して責任逃れをしたことにある。

すなわち、副社長のお二人は自分たちが行ったSMAP強制解散の責任を取らずに、あろうことかSMAPメンバーのせいにしてSMAPを解散させた、ということ。この点であまりにも道義に反する行動だったと言えましょう。

もし、私の説が間違っているなら藤島ジュリー社長はふつうにSMAP解散の経緯をご自分で公に説明されたらいいと思います。もし私が間違っているなら当事者の藤島ジュリー社長の説明であっさり論破できるはず。解散の経緯の説明はもう4年前に解散させた事務所の幹部として当然やるべきことでした。ジャニーズ事務所がまともな企業なら当時の副社長で現在の社長である藤島ジュリーさんはSMAP解散についての説明責任を果たすべきです。今だにSMAPの復活を求める声は大きいし、この事件にはまだ終止符が打たれていません。

Yumey

ジャニーズ事務所のジュニアの大量解雇とSMAPの権利について

2023年から22歳以上のジュニアは事務所が承諾しなければ解雇されることになりました。22歳のジュニアが首を切られて他事務所その他でエンターテイナーを目指すか、芸能の道を諦めるか判断を余儀なくされることはアンフェアとは言えないでしょうが、最初の年は20代、30代かもっと年上のジュニア、おそらく200人くらいは大量解雇される。

よくも悪くもジャニーさんが貫いていた昭和の「家族的経営」方針を体現して終身雇用に似た形で大勢のジュニアを抱えていたシステムの終焉。

藤島ジュリー現社長は自分が実行した方針に対する批判を受けたくないという企業トップに大変ふさわしくない方で、マスコミには副社長の滝沢さんの名前を出させていますが、この新しいルールはずっと前からお金の勘定ばかりしていると噂のあったジュリー社長がおそらく外から経営にも口出ししている銀行マンなどのアドバイスなども受けて決めたことでしょう。

ジュリー社長はある意味嵐より違う意味でスキルも勢いもあった関ジャニに「嵐のように売れたければ云々しなさい」と言い放ったと聞きますし、渋谷さん、錦戸さん、長瀬さんたちが退社したのも、社長のジュリーさんが彼らのタレントとしての心情を理解しようとしなかったこともあったのでは?

そもそも、タレントの立場に立って考えることのできる人なら、SMAP、滝翼、少年隊をあんな形で終わらせないし、大野さんが大っぴらに会社をいくつも作るのを許しているのに田中聖さんを副業をやっていたのが理由で解雇してKat-tunを潰したりしない。

ジャニーズの真骨頂は歌やダンスのコンサートと生舞台なのに、勘違いしたジュリー現社長はジャニタレをピンでテレビ出演させて「コスパ」よく稼がせようとしていたと何年も前から報道されていました。ライブイベントや(嵐以外の)グループの大事さがわからない彼女にとって、舞台などお金がかかるわりに収益の割合が少なくて、大所帯のジュニアはウザったい存在で、彼女のジュニアをリストラしたい意向もSMAP移籍が噂されていた時期に報道されていました。そもそも藤島ジュリーさんはジュニアのマネージメントをやりたくなくて、だからジャニーさんはSMAPのマネージャーだった飯島さんにまかせていた。つまりジュリーさんは、なにわ男子など自分の贔屓を除いては、ジャニーさんや滝沢さんが持っていたジュニアに対する愛情は皆無。

まあそういう冷酷な経営者は良心の呵責を感じずにバンバン首切りをするでしょうから、そういう意味では都合がいいのかもしれません。

ジュニアの大量リストラはジャニーズ事務所にとってマイナスの面も大きい。

まず、リストラされたジュニアが元Love-tuneのようにジャニーズの外で活躍して、ジャニーズを脅かす可能性。もちろんこれは、辞めジュニアが新しい地図の3人のように藤島ジュリー現社長から酷い嫌がらせを受けることなく成功すれば、辞めジュニアにとっては喜ばしいこと。

また、リストラされるとなったら最初からジャニーズに入ろうと思う志のあるポテンシャルの高い若い男の子が減ることは間違いない。

つまり、ジャニーさんの昭和的温情主義は、(1)入ってきたジュニアを外に出さないで囲い込んで外のライバルを弱体化する、(2)ジュニアのプール(分母)が大きいということは、分母に比例して才能のある、ビジュが優れたタレントも出てきやすいということ、の2点に於いて実は実際、ジャニーズに有利に働いていた。もちろんネットでも今回の新方針に賛成しているジュニアのファンも多いし、(1)を考えるなら、事務所には不利でも、ジャニーズで飼い殺し状態だったタレントには有利になるとも言える。

さて、それがSMAPの再始動とどう関係があるのか。

言うまでもなく事務所は金欠だということ。

SMAPと嵐という大黒柱を失って、いくら実質解散した嵐のファンにファンクラブ会費を払わせたり、数字も取れないのに嵐メンバーにゴールデンプライム帯のバラ番組のMCをやらせても売り上げはガクッと減っているはず。

錦戸、手越というドラマ主演がやれたり、バラ番組で高額ギャラを稼いでいたジャニタレも退社。長瀬くんも3月で退社。

その上にコロナ禍。相次いでコンサートなどがキャンセルになって、いくら配信で無観客コンサやっても売り上げは桁違いに悪いはず。コンサートツアーに比べ立っら、配信ライブはグッズも売れない。

中居さんがラジオで嵐の休止について「状況が変わったら明日にでも再始動していいんだ」って言ってましたよね。あれは、もちろん嵐休止についての中居さんの正直な気持ち、っていうのは間違いないけど、それと同時に後輩くんたちの例を語ることでSMAPのことを言っていたのだと思いますよ。

以前にも、嵐が休止を発表した時に「マスコミの言うことには一々取り合わないで、メンバーたち自身の言葉に耳を傾けて」と言っていました。あれも、確かに嵐ファンにもそう伝えたかったのだとは思うけど、一番言いたかったのはSMAPファンに、「SMAPについてマスコミの言うことには取り合うな」だったと思います。

SMAPの5人は、強制解散させられたことを匂わせたら、ジュリーさん、メリーさんだけでなくジャニーさんやジャニーズ事務所自体が大きなダメージを受けますし、SMAP復活のためには権利を所有しているジャニーズ事務所に気を使う必要がありますから、中居さんも退社会見で上手に当たり障りのないコメントをしていました。

ロハスの2人は、ある意味「解散」についてのコメントをスルーして、「自分で選んで退社した」「今の僕たちを応援して」「これからもみなさんと一緒に」という退社はとてもポジティブだった(これは私は100%本当だと思う)ことを強調。

SMAPの権利を握っているのはジャニーズ事務所、ジャニーさんがご逝去され、メリーさんが事実上引退されている今、SMAPの権利について決定権があるのは藤島ジュリー現社長。

しかし、私の勘ではおそらく、ジュリーさんとメリーさんがSMAPの解散を決めた2016年の夏にすでにそれなりの時間を置いてSMAPが再結成することは決まっていたのではないかと思います。2016年の夏通常のスマスマが休止になってパリピアや木村さんが特番をやっていた。通常のスマスマに戻ってリオオリンピックで金メダルを取ったマシュー選手その他がゲストに来てくれたスマスマでは、5人の笑顔が2016年上半期と違ってずっと自然だったような気がします。また、中居さんは橋下さんやガガさんが「SMAP解散」について言及しようとすると、さっと遮って話題を変えていました。

わりと自由に喋ることができた木村さん以外は、事務所の作った脚本(ほん)の棒読み、とファンにわかるように読んだラジオでのメッセージの他はメンバーの口から「解散」を語ることはほぼなかったし、中居さんが珍しく「解散」を語っていたのは、SMAPと新しい地図の匂わせ盛りだくさんの2018年のお正月の「日本一周」でした。

「日本一周」ではSMAPの解散でなくて「博多華大は解散しないの?」という形での解散トークのタイミングにも大きな意味があって、2017年、春からホンネテレビの頃くらいまで、田辺バックのSMAPサイドとジャニーズ事務所との間でとても厳しい交渉があったと私は推測しています。ホンネテレビが終わった頃に中居、木村がホッと表情になったことに気がついたファンは少なくありませんでしたが、ホンネテレビの成功もあったけど、あの頃、何らかの形でSMAP再結成の交渉がまとまったのではないかと思うのです。トヨタやタマホームなど木村さんのCMがすべて終わり、私のアメリカ在住の友人が、11月に冊子で発行されていた北米の日本語チャンネルで放送予定だった木村さんのBGが、12月ネットのスケジュール表では突然タイトルもキャストも消えてただ「ドラマ」となったと言っていました。その後、BGはネットの番組表にも復活。おそらく木村さんのCMが終了した年末年始にかけて、ジャニーズ事務所内に設立された木村さんの個人事務所に権利の移行があったのでしょう。木村さんのラジオ番組、ワッツの終了は、おそらくさんまさんや福山さん方式で事務所内事務所でかなり独立した形でマネージメントをすることになった木村さんへの「ペナルティー」だったのでは?

いくつかのネットニュースが言っていた通り春の「ナカイの窓」と「図書館」の打ち切りは中居さんが退社予定だったから。もちろん憶測でしかありませんが、嵐の休止の発表やジャニーさんのご逝去があって、中居さんの退社もSMAP再始動も延期になった。退社がないのか、と慌てたテレビ局が中居さんを左遷した形で新番組を提供。ジャニーズ残留なら干すのはマズイし(w)、テレビ局も中居さんは使い続けたいですものね。中居さんが退社予定だったことは香取さのファンテジーでもわかります。

SMAP再始動はもうちょっと早く実現するはずだったけど、藤島ジュリー社長がSMAPの再始動を遅らせるように交渉したのでは?う〜ん、想像でしかないけど、「東京五輪が終わるまで待て」ってことだったけど、コロナで延期になって、今度は「嵐が休止するまで待て」になったのかな?もしかしたら「延期された東京五輪が終わるまで待て」になったの?????

何だろ、SMAPさんたちもSMAPファンの私たちも、本当に忍耐強いよね。

とにかく、中居さんがラジオで言った「一回決めたことも環境が変わったら明日にでも変えて大丈夫」っていうのはとても大事な発言だと思うよ。

木村さんはモアイにとって大きな意味のある長年使っている財布をインスタでアピールするし、5人が5人ともSMAP、SMAPアピールしてるし、SMAP復活は既定路線。

まあ、こう考えてみれば2016年の「SMAP解散」時からSMAP復活は規定路線だったわけだけど、渋谷、錦戸、手越、長瀬などジャニーズトップスターの退社とコロナ禍でジャニーズの収益が減ったことはSMAP復活にとっては強力な追い風だと思うわけ。

木村さん残留の理由は一つではないだろうけど、SMAPの名前と曲をSMAPが使いたいなら誰かがジャニ事務所の残留することは、実質上事務所内で独立していたとしても大事だったんじゃないかな。

ジュニアの大量解雇については上で言っているように、もうず〜っと前から増えすぎたジュニアをリストラしたかった藤島ジュリー社長にとっては「やっと実行に移せる」ってことで喜んでいらっしゃるのではないかと思いますが、辞めジュニアがジャニーズの外で活躍できるかもしれないことを考えたら、ジャニーズはさらに弱体化します。それは日本の芸能界にとっても、新生SMAPにとってもおそらくいいこと。SMAPはジャニーズの力がバックになくても、ってか、ジャニーズの邪魔がなかったらテレビ局はふつうに使いたいもん。

で、私はもう何十回も言ってるけど、ジャニーズはSMAPキンキの台頭以降のようにテレビのバラエティーやドラマにガンガン出れなくても、コンサートや舞台を大事にして、「視聴率を気にしなくちゃいけない地上波」以外のBS、CS、ネットテレビ、配信なんかでグループに合う作品を丁寧に作っていったら十分やっていける、大勢のファンが会費払ってくれるから。そこがジャニーズとジャニーズ以外のタレント、俳優、アーティストと違う点。

舞台って作る方はお金がかかる割に儲からないんだけどさ、ジャニーズはジャニーさんが大事にしていた歌や踊りのライブ・パフォーマンス、ミュージカルなんかを大事にするべきなのよ。アメリカブロードウェイや宝塚仕様のミュージカルは、お話がよっぽどつまらなくない限り本当に楽しい。他の事務所や劇団より資金が潤沢なジャニーズはこういうのにお金を先行投資して、いい作品を生み出していくべきだと思う。

大学で専門の勉強もしていないジャニタレが報道の仕事をするとかそもそもおかしいし、ミュージカル映画ならともかく踊りや歌をやらない映画はジャニタレでやる意味がない(ドラマはバラエティーで番宣なんかできるし、テーマ曲もタイアップで音楽番組に貢献したりテレビ局としてはマルチタレントのジャニタレをキャストする意味はある)。

藤島ジュリー社長はジャニタレらしくなく演技ができるジャニタレを映画にキャストするのがかっこいいと思ったのか、彼女の世代だとドラマより映画の方が格上と思っているのか知らないけど、ジャニタレに映画やらせたがるよね。俳優一本でやってる人たちに勝てるジャニタレってそんなにいないのに。

いやSMAPさんたちもいい映画作っててファンも楽しいけど、ジャニーズとしては歌と踊りの素敵なライブ・ステージ(コロナ禍の時期はもちろん無観客配信でもいいから)、複数のジャニタレが出演するミュージカルの大舞台なんかを大事にするべきだと思う。増田くんがミュージカルやってたみたいだけど、一般の間では話題になってなかったような気がします。ジャニタレがやるテレビの仕事の片手間に細々と舞台、ってなんていうか間違っているような気がする。ジャニーズだったらお金と影響力でもう少し大きな劇場でもっと宣伝を打って、ファンの方には申し訳ないけど増田くんより知名度の高いジャニタレとW主演とかで、ヲタ専舞台を超えて、吾郎さんのNo.9のように一般客にも通用する舞台を作っていくべきでは?故三浦春馬さんが「キンキーブーツ」で素晴らしい歌や踊りを披露されていたそうで話題になってたけど、ああいうのは元々踊りと歌を仕込まれてるジャニタレの方がやるのにふさわしいのに。

現社長さんはジャニーさんと違って舞台制作には全く情熱はなさそうだし、この点では本当に残念。

とりあえずSMAPは早く再始動できるようにはからってほしい、SMAPファン、お金を出す用意はあるからジャニーズ事務所にとってもとてもいいビジネス。

銭ゲバ上等、SMAPファンも早く課金できるようにしてくださいw

Yumey

20代、30代の感染を減らすために:政府や地方自治体はYouTubeなどのネット広告でコロナの危険性を伝えるべき

どうして20代、30代の人たちがコロナに対する危機意識が薄いかというとテレビを見ていないからだと思います。テレビを見ていればいろんな番組で嫌でもコロナが危ないという情報は入って来る、だけどネットで自分の好きな動画だけ見ている人たちはどこ吹く風でしょう。

対策としては政府や東京都その他の地方自治体がお金を出してネット広告を打ってコロナの危険性を伝えることです。テレビ広告に比べたら広告費はそれほど高くないでしょうし、効果はてきめんだと思います。

この記事を読んだ方でコロナ感染をなんとかしたいとお考えの方は、政府や地方自治体にメッセージを送ってください。

Yumey

P.S. コロナの後遺症で脱毛症に悩まされて、今の時点ではそれが治るかわからない、って聞いたら若い人でも特に男性はかなり自粛する方向に傾くでしょう。問題は若者はその情報を受け取っていないことです。