旧ジャニーズは相変わらず、ジャニー喜多川から性加害を受けた被害者に対する対応も拙劣、ファン向けに誹謗中傷をやめるようにとの告知を出したりといった努力も皆無。相変わらず、とてもかつては芸能事務所「大手」だったところとは思えない行動を取っているが、私がガザの虐殺や、自民党裏金問題や、松本人志氏の性加害問題や、能登の大地震の報道に注目していたこの1〜2ヶ月、ジャニーズの崩壊が進んでいたのね。
嵐メンバーの連ドラも視聴率がふるわず、元々嵐の冠番組「VS嵐」をやっていた枠の番組、櫻井翔さんの日テレ土曜９時の冠番組が3月で終了。
キンキの堂本剛さんが退社。キンキのお二人の週末の昼間の冠番組は3月で終了。
藤島ジュリーさんがキンプリぶっ壊して、3人はTOBEに移籍して、キンプリの冠番組は去年の5月に終了。
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一方、山Pさん、SMAP草彅さん、さらに錦戸さんなど辞めジャニがテレビドラマに出演。
さらにTOBEでは、みんなそれぞれ頑張ってるし3月に大きなライブイベントもやるみたいだけど、平野さんをはじめnumber_iの活躍が顕著。
中居さんが性加害問題で活動休止中のダウンタウン松本人志さんとやっていた月曜9時の冠番組は「松本さんが降板してからの方が」数字がいい。
SMAPの３人は、テレビ出演はまだまだ、というところだけど、そこそこ安定したレギュラー番組やCMのお仕事があって、素晴らしい舞台や個展、ファンミなどで３人とも新境地を開いている。
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あれだけ深刻な性加害問題が明らかになって、今だに旧ジャニーズが存続し、タレントは独立もせず、新会社移籍もせず「補償会社に特化してタレントマネージメントはしないはずだった」旧ジャニーズにタレントが所属していることに驚きだけど、ジャニーズの凋落が激しい。
深刻な性犯罪を長年にわたって引き起こしていたジャニーズのタレントがテレビに出ているというのが海外目線だと、そもそも狂気の沙汰なわけだが、ジャニーズの番組が終わっているのは、数字が取れないから、面白くないから。
SMAPは若い頃からバラエティーで鍛えられて、5人ともそれぞれバラエティー向きの才能があったわけだけど、じゃあ他のジャニタレも同様にできるか、というとそういうわけでもないわけで。
で、私が何度もこのブログで言ってきたけど、ジャニタレは歌と踊りの舞台やコンサートを大事にして、テレビは適材適所、で起用してもらえばよかった。櫻井翔さんなんか、バラエティー向きでも報道キャスター向きでも全くないけど、最初から言うことがほぼ決まっているNHKの教養番組なんかだったら合ってそうじゃん。
だから、今起こっているジャニーズの崩壊は、児童性虐待問題が露見しなかったとしても遅かれ早かれ起こる現象だった。
なぜなら、民放のテレビは視聴率がすべてと言ってもいいし、ジャニタレの多くは数字が取れないから。
数字が取れるバラエティースキルと「一般人気」がイマイチだから。
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で、今後、ジャニーズタレントはどうするべきか、だけど、私の意見としては、スマイルアップはタレントマネージメントをやめて、福田さんの新会社設立もキャンセルして、全員独立して個人事務所を持ってどっかの事務所とエージェント契約かなんかでやっていくか、他の芸能事務所に移籍すればいい。TOBEは大勢のタレントを抱えてやるのは大変だろうから、他のところに。福田さんがすでに経営しているエージェント会社も、もちろん退社したジャニタレの受け皿になれるでしょう。
その際、ジャニー喜多川に性加害を受けた人も少なくなく、これまで事務所８、タレント２くらいの割でギャラを事務所にピンハネされてきたジャニーズタレントに、グループや楽曲の権利は何らかの形で譲ってあげたらいいと思う。
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藤島ジュリーさんが上記の私の提案を受け入れることはないと思うけど、私がこの提案をする理由は、6月の国連人権委の勧告でジャニーズ児童性虐待問題が言及されると（旧ジャニーズの被害者への対応が劣悪で自殺者まで出しているからおそらく言及される）スポンサー企業がジャニタレのCMへの起用を躊躇するようになるし、ジャニタレのテレビ番組のスポンサーになることすら拒否するようになる。
YouTubeチャンネル #一月万冊 ホストの清水有高さんが何回も言ってるけど、ニッサンだって資生堂だって、アサヒビールだって海外の売り上げのシェアが日本と比べて相当だったりするわけ。
それを考えると、性犯罪会社として国連人権委に言及された会社に所属のタレントを「新会社になりました」って言ったって、グループや曲の権利は社長を辞めたはずの、長年ジャニー喜多川の犯罪行為を見て見ぬふりして犯罪幇助をしてきたと言っていい藤島ジュリーさんが握っていて、中には性加害行為をしていたかもしれない社員がいないとも限らない、また、テレビ局に圧力をかけたり賄賂にあたるものを渡してジャニタレのゴリ押しに加担してきた社員もいるだろうに、全員そのままスライドさせて作るらしいじゃないの。そんなんで国連人権委も真っ当な国内外の世論も納得するわけがない。
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ビジネスマンである一月万冊の清水さんが言うように、現在、世界的に企業のが人権を尊重すること、自分の企業だけじゃなくて関連企業にも人権問題を起こさせちゃいけない、そういう企業とは取引きをしない、という考え方（人権デューディリジェンス）が主流になってきていて、同じく一月万冊のレギュラーゲストの本間龍さんがおっしゃるように、日本のテレビ業界は物凄〜く鈍感なんだけど、はっきり言ってSMAPキンキ以外は、バラエティーで人気がありかつ「使える」ジャニタレは寡少なこともあり、ジャニタレのテレビ出演は今後、大変厳しくなることは間違いない。
だから、ジャニタレは「群れない方がいい」わけですよ。
ジャニタレ、特にジャニーズグループにはどんなグループにもそこそこのファンがついているから、ファンクラブビジネスをして、楽曲のリリースやコンサートができるようにして、上手にCMやネット、人によってはテレビの仕事を入れてマネージメントをしてもらえば、結構安定した芸能活動はできるだろう。何度も言うけどジャニタレは「旧ジャニーズから離れて」、ジュリーさんに頼んで、過去映像や、ジャニーズで作った映像作品の続編を作れる権利も含めて、退社する時権利を譲ってもらう、あるいは旧ジャニーズの子会社が所有する権利をライセンス料を払ってもいいから使わせてもらえるようにする。
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別にそうなることがSMAPに有利だからとかじゃあらへんで。
ジャニーズのタレントさんもジャニヲタさんたちも「ジャニーズを存続させる」ことしか考えてないみたいなとこあるけど、これって得するのは、今後も裏から権力を行使したい藤島ジュリーさんだけだと思う。
てか、もう今まで述べてきた理由でジャニーズはあかんのや。
今までのように、自分の実力や人気以上の仕事にゴリ押ししてくれる、とかもうないんや。性犯罪会社のジャニーズはゴリ押しなんかでけへんのや。
けど、グループで独立したり、他の事務所に移籍したりしてやっていけたら、ジャニーズにいる時ほどピンハネされずに、自由に芸能活動もプラベの人生もやっていけていろいろいいと思う。
日本のため、今後、世界がちょっとでもましになるために、旧ジャニーズはタレントマネージメントから一才手を引いて、新会社も作らない方がいい。
TOBEや新しい地図や他の辞めジャニが提示しているように、ジャニーズから離れた先にジャニタレにも旧ジャニーズグループは、素敵な未来を作れるんですよ。
追記：なぜ藤島ジュリーさんに、ジャニー喜多川の性犯罪幇助の責任があるか、というと彼女は長年「取締役」だったから。つまり権限があった。取締役は「代表取締役」を監視する役割がある。それをジュリーさんはまともにやっていなかった（旧ジャニーズのガバナンスがダメダメだったことは再発防止チームの報告書で明らかに。下にアップロードしたファイル参照）。
滝沢さんが取締役だった時期は2019年9月から退社する2022年10月まで。ジャニー喜多川の逝去が2019年7月だから、滝沢さんには取締役としてジャニー喜多川の性虐待を止めなかった責任は薄い（滝沢さんの責任は、他のジャニタレ全員と同様、知っていただろうに喜多川の性犯罪行為について黙っていたこと）。
一方、飯島さんは「マネージメント室長」で取締役ではない。つまりジュリーさんが持っていたような権限もなく、代表取締役のジャニー喜多川を監視する責任などまったくない。もちろんジャニー喜多川の性犯罪行為について黙っていた点で責任がまったくないとは言えない。この点はジャニーズ事務所社員で知っていた人は全員同様の責任がある。
ちなみにこれが米国だったら（時効が成立していなかったら）ジュリーさんだけでなく、知っていて黙っていたジャニタレも元ジャニタレも社員も元社員も性犯罪幇助の罪に問われ、半年くらいの懲役の刑を受ける可能性も高い（それほど深刻な犯罪であるということ）。
Yumey
