ハイ、嵐の活動休止の件です。櫻井さんが酔って「嵐は解散する」みたいなことを言ってたっていう3流マスゴミ記事も目にしていたし、この1ヶ月くらい嵐ファンの方々が「嵐解散」を心配しているという情報も入ってきていましたが、まさか2年後に正式に活動休止が発表されるとは。
大野さんのラジオがひっそりと終わり、2016年以降大野さんの新規の演技仕事も発表されず、2019年中ドラマが決まっているのは松潤さんだけという噂を聞いて、嵐は事務所でとても押されているグループなのに、という違和感はあったのですけどね。
大野さんがかなり前から辞めることを考えていたというのは事実でしょう。しかし、今回の活動休止の決定打になったのは、女性セブンの記事にあるように結婚したいメンバーが複数いるから、というのが本当のような気がします。
会見では嵐のファンを傷つけないように、役割分担を決めて上手に説明(話していた事は真実も混ざっているけど隠していることの方が多かったと私は思っています)。一生懸命策を練って、ソフトランディングできるように努力している嵐のメンバーたちは偉いと正直私も思いました。これまであんなにダメダメだったジャニ事務所が休止会見のシナリオを上手に作れるとは思わないから、これは嵐のメンバーたちが頑張ったんじゃないかな。
一方私はSMAPの一時的な解散は嵐の活動休止、というより嵐を五輪関係の仕事に関わらせたい副社長さんたちの思惑が大きく関係していたと思っています(根拠の一つは「クソ野郎」の映画の中でストリートガールに言わせているセリフ)。
2013年に東京五輪が決まり、五輪関係の仕事に嵐をねじ込みたい副社長さんたちにとってはSMAPが邪魔。2014年にヒラの取締役から代表取締役に昇格して事務所内での権限が増大した副社長さんたちはスマスマなどに嫌がらせをしてSMAP潰しを加速。今から考えると27時間テレビでの「生前葬」でファンや世間に裏で起こっていることをちょっとでも伝えたかったんじゃないかな。さんまさんも27時間テレビの自分のペンギンスマのコーナーで「事務所と揉めるや」と言わせているから、そういう噂を聞いていたんだと推測。
それで2015年にはSMAPを潰してしまうのはまずいんじゃないかと思ったジャニーさんが親友の田辺の社長さんに後ろ盾を頼んでSMAPの新会社移籍、暖簾分けみたいなことを進めてたんじゃないかな。ここからは本当に推測でしかないけど、ジャニ本社所属でないことで、SMAPは五輪の仕事にはかかわらせない方針、SMAP側も通常の仕事が副社長さんたちからの横槍なくやれればそれは願ってもないことだから、木村さんも含めて5人一緒に移籍ということで同意した(これは直近の文春が嵐活動休止関連の記事で書いてるね)。
ところが2015年の10月頃から雲行きが怪しくなって、木村さんが(おそらく無理やり)事務所の残留させられることになり、それでも4人とGとしてのSMAPの移籍交渉が12月の頭まで続いていたんだけど、その交渉をメリーさんが潰して、受け皿もないのに4人をジャニ事務所に戻さない(当時の報道を全部読んで総合するとこうなるし、中居さんもラジオで「死ぬほど悩んでる」と漏らしている)というとんでもない意地悪をする。その後、おそらく中居さんは田辺の社長さんに相談したり、何とかメリーさんに会ってもらおうと努力をした(ソースの一つは2016年1月15日のミヤネ屋での芸能レポーター城下尊之さん。この時スポニチの阿部デスクも出演していて「SMAPの移籍は円満のれんわけ移籍だった」という大事なことを言っていました)。だけど、結局会ってもらえず、たぶん新潮のスクープが出ることを知ったメリーさんが、先手を打って懇意のスポ紙やNHKにも「SMAPが解散する」と伝えて1月13日の報道につながります。
今では木村さんの映画、「無限の住人」もだけど特に「マスカレードホテル」が木村さん残留のための人質だったと私は理解しています。残留しなければすでにその頃それなりに話が進んでいた「マスカレードホテル」がキャンセルになる、そうなると東宝やフジテレビ、何百人ものスタッフの方々がダメージを被ることになり、経済的損失も莫大。
なぜ私がそう思うのか?だって「マスカレード」が無事公開されて番宣も終わって動員数も最高っていうニュースが出たすぐその後に、木村さんが自分のラジオ番組、Flow、で「うちらSMAPで」のコールでSMAPの曲をかけてくれて、新しい地図の話題のニュース、「ぷっくりニュース」のスタッフは「マスカレード」をこれから見るというご夫婦のツイッターの写真をその日のニュース選んで、「新しい地図」が木村さんをあたたかく応援している事を表立って表明。もうジャニーズ事務所が映画に関して嫌がらせができなくなったから、ではないのかな?
私は嵐のメンバーを非難する気持ちは少しもありません。どんなに説得しても嵐をこのままの形で続けさせることができなくなったジュリーさんがとても悲しい思いを抱いた、そこでどうしても東京五輪関連で華々しく打ち上げ花火を上げたいと思ったというのがSMAP潰しの裏にあったのではないでしょうか。ジュリーさんは大金持ちのお嬢さんですから小さい頃から何でも自分の思い通りにできるのがふつうだったでしょう。彼女がSMAPを消すためにしてきたことは少々常軌を逸しているところがあります。その一つは私がこのブログをはじめるきっかけになったSMAPファンがSMAPを応援するために書いている、事務所批判もそれほどしていないブログ記事の削除要請です(これは憲法で保障されている言論の自由に抵触するので、裁判になったらジャニ事務所が負ける確率が大きい、誰も訴訟を起こさないだけで)。全く私個人の感想ですが、彼女のさせているSMAP潰し、また、嵐を上げるためにさせている不自然なことを見ていると、ワガママな子供がイヤイヤ言ってグズっているような感じを受けるのです。つまり、戦略的にジャニ事務所のためになることを冷静な頭で判断してやっているわけではないような。その証拠に、次から次へと邪魔なGを潰したり、気に入らないタレントを活動休止にさせて事務所の力がどんどん削がれるている。一方、事務所全体の利益を考えず、ただ単に彼女が贔屓にしているタレントを優遇したりしています。
ジュリーさんが飯島さんをとても高く評価していて、SMAPの成功を羨ましく思い、嵐やV6の岡田くんなどにSMAPのようなことをさせたい、というのもよくわかります。ただ嵐や岡田くんはSMAPではないので、同じようなことをさせても同じ結果は出ません。それよりも問題なのは、副社長さんお二人ともジャニーズ事務所を丸ごと譲り受けたいという強い気持ちを持っていらっしゃる。これがSMAPを強制解散させたもう一つの大きな理由でしょう。ここでの問題点は、それほど次期社長になりたいと思っていらっしゃる方なのに、SMAPも嵐もいなくなった(嵐も一旦休止をしたら戻ってこないメンバーもいるかもしれませんし、年齢も年齢ですので同じ形で活動を続けるのは難しいでしょう)ジャニーズ事務所をどのように運営していきたいのか、とういう方針が全く見えないことです。
テレビの地上波を見る視聴者の数がどんどん減っていますしテレビは斜陽産業です。その上SMAPキンキ嵐のような人気はない若手ジャニを見たいと思う一般視聴者は少ない。それなのに若手を輝かせる新しいプロデュースの方法など全く考えても取り入れてもいない感じだし、少しずつ台頭しているネットに話題になる大掛かりな形で進出しようとする気配も見られない。デビューもしていないジュニアをユーチューブで紹介するとか、配信サイトとしてイマイチのところでKat-tunに旅の番組をやらせるとか、事務所として力を入れてないことが明らか。
どちらにしても嵐を(もちろんSMAPも)失ったジャニ事務所は大幅に力を失います。でも、まあもともとのジャニーズの真骨頂は実はコンサートや舞台ですし、地上波にそんなに出れなくなってもコンサート活動には影響はない。また、今は地上波でなくてもネットでもバラエティーやドラマをやれます。アベマテレビも他の配信会社も喜んでジャニーズと協力しあうでしょう。ヲタ向けで大きなヒットにはならないかもしれないけどジャニ映画もジャニーズが出資して作っていけるはず。だからファンは自担が地上波にあんまり出れなくなったからといってそんなに悲しむ状況ではないとは思うけどね。
もう何回も言ってるけどSMAPは復活が既定路線。
ぶっちゃけ上二人が退所するのは契約更新をしなければいいだけの話なんだけど、SMAPの権利を譲ってもらわないとSMAPはできないし、SMAP曲も歌えないからそこをどうクリアーするかだよね。まあ、退所してからGLAYみたいに頑張って少しずつ取り返すっていう方法もなきにしはあらずだけど。
何らかの形でジャニーズ内独立みたいなことはできないのかなあ。ジャニーさんは新しい地図も応援してると思うし、できればSMAPと飯島さんをサポートしたい立場だと思うし。
新年最初の投稿でも言ったかもしれないけど、新しい地図の成功も、木村さんが番宣で出たバラエティーの数字や映画の興行成績がよかったのも、中居さんの番組の数字がいいのもSMAPファンの支えがあるからだと思う。オールフリーやファミマの製品をファンが頑張って買ってることが、草なぎさんのヤマサのCMの復活にも繋がった。
小さなサポートも何万人のファンがやったらかなりのものになる。ツイッターやSNSでの応援も一人一人がちょっと頑張ることでトレンドに入ったり。
辛い時もあるけどX-Dayが来る日まで頑張って応援していきましょう。
Yumey