7月初頭の嵐の与論島でのPV撮影について

ネット情報だけどメンバーとPV撮影チームが与論島に入っていたのが7月4日頃らしいです。

現在与論島のコロナ感染者は46人にものぼり大変なことになっている。

もちろん島在住の人が本土に旅行して持ち込んだという説もあるし、嵐のスタッフから感染したのなら彼らの間でも感染者が出るだろうと言ってる人もいる。

私がここで指摘したいのは、数十人という大人数での撮影だっただろうに、嵐のPV撮影班が与論島に行っていたという事実をマスコミが報道しない闇について。

藤島ジュリー現社長がマスコミに箝口令を敷いているんだろうけど、これはジャニーズのためにも嵐のためにもよくない。

ジャニーズは影響力のある企業として、社会的責任があります。

ですから、このような場合は「撮影スタッフからは感染者が出ていないので撮影チームや嵐のメンバーが感染させたとは思えないが、この時期に医療体制の脆弱な離島での撮影を強行したことが間違っていた、申し訳ない」と公表して謝罪をするべき。

そうすれば嵐のファンの人たちも後ろめたい思いをせずに新曲やPVを楽しめるはず。

SMAPさんたちにこういうことが起こったら、私は公表して謝るように強く勧めると思う。

ただSMAPの場合は、Iマネやスタッフがこんな判断を下すとは思えないし、メンバーの側からも「この時期の撮影は辞めた方がいいのでは?」という意見が出たと思う。

そしてもしこういうunluckyなことが実際起こってしまったらホームページに事情の説明と謝罪文を出すと思うし、中居さんだったら自分のラジオでもコメントすると思うけどな。

藤島ジュリー社長に、自分の頭で考えて「それは違うんじゃないですか」と言えるスタッフやタレントがいないのなら、ジャニーズ事務所にとってそれはもう大問題というしかない。

Yumey

独り言

あんた(Yumey)には関係ないから黙れ、って言われることを覚悟で。

ジャニーズのコンサート8月からって無理じゃないですか?

まあ、セクゾンもキスマイもNEWSも事務所はだいぶお金を損するとしても延期すればいいわけだけど来年まで延期できないのは嵐ですよね。

嵐の休止は、テレビのバラエティーの終了、別番組へのスライドがもう決まっていて動かせない感じなのかな?

藤島ジュリー社長の方針とは相容れない意見かもしれないけど、私はもう徹底的にファンに寄り添った形でコンサやイベントをやってあげるべきだと思う。

11月、12月は寒くて屋外のスタジアムで無理だとしたら、その時点で政府や地方自治体が許可する人数、5000人とかもうちょっと大人数とか、のキャパでソーシャル・ディスタンスを保って、小さめの会場で、メンバーのスケジュールが空いてて、尚且つメンタルや体力を保てる範囲でSMAPの2011年のファンミみたいなことをやってあげたらいいんじゃないかと思う。もちろん入れる人はファンの中でも少数にとどまってしまうから、ネット配信してあげて。

その他のテレビの特番なんかは事務所が考えてるのかな?(ただ嵐はファンの数が多くても嵐だけだと一般視聴者で見たいと思う人たちは少ないからどうするんでしょうね?)

嵐が今年末に休止することに関しては、「大野さんのメンタルが持たない」とか「櫻井さんに婚約の予定がある」など週刊誌が書いてるけど、実際は嵐の番組などの終了が決まっているから、嵐のG活動自体も休止にしないと格好がつかない、ってことじゃないのかな?

ネットの書き込みを見ていても嵐を大事に思っているファンの人たちは嵐の活動延長を希望しない人が多いような気がする。大野さんだけでなく、他のメンバーも、長年、気力体力消耗する多忙なスケジュールで頑張ってくれてありがとう、ってことなのでしょうか。

嵐が五輪に絡むのも嵐に対して思い入れが深い人ほどそれほど歓迎していなかったような。五輪の主役は芸能人ではなくてアスリートですものね。

ちなみに私はSMAPファンですが、中居さんの五輪キャスターやSMAPのパラリンピックサポートは別としてSMAPに五輪の開会式なんかに出て欲しいとは1ミリも思わなかったし、私の周りのSMAPファンの人も出て欲しいと思ってそうな人は本当に少数だったと思う。

あと五輪はどう考えても来年は無理だよ。来年の春までにワクチンが世界中の人たちに行き渡るようにするのも無理だし、まだまだコロナの蔓延している国々から選手やお客さん大人数呼べないでしょう?
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嵐はもう休止まであと数ヶ月だから今さら活動方針を変えようもないけど、私はジャニーズは地道に音楽やミュージカルなんかを充実させていくべきだと思う。ジャニーさんにとって一番大事だったミュージカルは元手がかかるわりには収益が少ないから藤島ジュリーさんはあんまり熱心でなかったような印象だけど、この分野でクリエイティブな作品を作って行くのがジャニーズの長期的な成功の基本だと私は思う。生のミュージカルが人を感動させるパワーたるや凄いものがあるもの。
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コロナも後一年半くらい経てば、ライブコンサートや舞台もできるようになると思うけど、ジャニーズはグローブ座を所有して運営してるし、維持費を考えるとグローブ座の経営は凄い赤字だよね。ジャニーズ本社から補填するんだろうけど。

SMAPの権利のライセンス料がどのくらいになるのか知らないけど、結構な額だと思うから、ジャニーズ事務所はSMAPの5人に権利を使わせて、元手もプロデュース料もゼロで済むライセンスビジネスをさっさとやればいい。

SMAPを消してもそれで嵐が目立ったかと言えばNoでしょ?ジュリー社長は嵐が活動している間はSMAPには消えてて欲しかったのかもしれないけど。

ちなみに音楽の日で7時またぎでTBSがSMAPのバンバカをフルで流した。5ちゃんの実況板では1スレ全部がSMAPのバンバカで埋まっちゃってて、しかもあの意地悪な5ちゃんの実況板で「SMAP見ると安心」だとか再結成を望む声も少なくなかった。「歌下手」みたいなレスはもちろん多かったけどSMAPを「出すな」「出てくるな」っていうレスはほぼ皆無だったよ。

あと私は何度もこのブログで言ってるけど、露出を絞って出演がレアだとスピッツとかみんなが好きなアーティストは出てくるだけで注目される。今回のSMAPの場合も、藤島ジュリー社長が嫌がらせでSMAPの映像出すのをずっとNGしてったから、今回流れてネットで大きな話題になったということ。

SMAPも嵐も単純に露出が多ければ宣伝効果があるわけではないということをジュリー社長も学ぶべきでしょう(飯島マネはすでにわかっているはず)。
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これについてはまた次回書くかもしれないけど、SMAPはSMAPの名前と歌を使えるようになるのかどうか、木村さんのBGの直近の回を見ると自信がないけど、5人での活動開始は100%あると思う、遅くとも来年までには。

Yumey

ジャニーズ

また毒吐くからジャニヲタや嵐ファンの人は読まないで下さいね。

冷酷にSMAPを潰した藤島ジュリー現社長は罪深いことをしたと思っていますが、トキオの山口さんが未成年へのパワハラ強姦未遂で解雇され、関ジャニの渋谷さん、今井翼さんが退社した2018年までは、鉄腕ダッシュも嵐のドラマも高視聴率、V6も学校に行こうの特番など数字もよくて、よもやジャニ事務所がこんな状態になるとは夢にも思ってなかったよ。

その後、2019年1月に嵐の休止発表。

関ジャニ錦戸さん、NEWS手越さん、TOKIO長瀬さんが次々と退社、あるいは退社予定を告知。契約を結んでいないジュニアGのlove-tuneも切られて今は7Orderという別名で活動(?)

数年前SMAPがジャニーズを脱退して、ジャニーさんが亡くなった後、他の大手芸能事務所がジャニタレ引き抜きなどジャニーズ事務所に攻撃を仕掛けてくるだろうと言われていましたが、他の大手事務所が指一本動かすことなくジャニーズの内部崩壊が始まっている。しかもGの中でいちばんの売れっ子と言ってもいいメンバーが自分から辞めている。

この数年ジャニーズ・ワッチャーをしてきた私にとっては驚くべき展開。

ジャニーさんがお亡くなりになったことは、一つの要因かもしれないけど辞めジャニの多くはジャニーさん生存中に辞めている。パリピアが退社しても素敵に活動しているというのも大きな理由ではなく、2018年以降辞めたジャニタレはそれぞれ辞めたい理由があった。翼さんの場合は解雇、しかしパリピアと同様翼さんとしても理不尽なことをする藤島ジュリー氏と信頼関係を築くことがもう無理になっていたのでしょう。

渋谷さん、錦戸さんはGでやるバラエティーよりソロの音楽活動をしたかった。ジャニーズを辞めてソロでそれなりに成功してる赤西さんのケースを見ていますしね。長瀬さんは不祥事で解雇された山口さんも一緒に5人でトキオのバンド活動ができないなら退社してバンドをやりたいという希望だったと聞いています。実は彼はもう長いことシーシーバーという裏バンドをやっていて、藤島ジュリー社長は見て見ぬ振りをしていたのかこの覆面バンド活動を許していた。

手越さんは、SNSとか他のことなら事務所内でもなんとか許してもらえたかもしれませんが、自分で事業をしたい、という希望は退社しないとできないでしょうから退社はやむをえなかった。(ただ私は退社してもNEWSのライブや音楽活動には手越さんを外からレンタルという形でやらせてもよかったのに、と思います。)

ネットの各所で言われていますが、テレビ向け人気Gやタレントが寡少になってしまったジャニーズは今後は格が下がって、光GENJI以前のコンサートが中心の一アイドル事務所に過ぎない存在になってしまうでしょう。

正直プロデュースやマネージメントに関して能力がイマイチな藤島ジュリー氏が社長では、一般向けにもブレイクしそうな芽を上手に育てられないと思う。だからと言って彼女に代わって社長や統括マネージャーを上手にやれる人もいない。滝沢さんもジュニアや若手のマネージメントならともかく、ベテランのマッチさん、少年隊、V6、キンキ、休止後の嵐のメンバーたちに仕事を振るのは荷が重過ぎるだろうし、ジュリーさんがそんな権限を滝沢さんに与えるわけもない。

それでも、何度も、何度もこのブログで言ってることだけど、今はテレビに出れなくても地上波「じゃない」ケーブルテレビ、ネットテレビ、ネット配信などで露出が可能だから、それなりにファンは今後も楽しめるんじゃないかと思うよ。
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ところでさっき公開されたので嵐の新曲のMVを見ました。

う〜ん、曲云々を横に置いとくとしても、どうして衣装がふつうなんだろう?櫻井くんと二宮くんの衣装なんて凄く地味だし。音楽の日もジャニーズのほとんどが似たような衣装着てたなー、ふつうで目を引く感じじゃないよなー、という感想。

ってか、何で嵐の新MVも音楽の日のジャニーズの衣装も無地でおとなしい色やデザインなんだろう?

今回のMVはファン向けには爽やかでいいのかもしれないけど、曲も映像もファンでない一般を「魅きつける」要素がないように思えます。

あと嵐ファンの方で「どうしてCDでなくて配信なの?」って思っている方もいらっしゃるようですが、それはこの曲を国内のファンだけでなくて海外の人たちに聞いて欲しいから。

でもぶっちゃけ曲映像ともにこの手の作品が受けるのは、アジア圏ですでに嵐ファンになっていた海外ファンの間でだけでしょう。そして彼女らがファンになったのはひと昔前の嵐が出ていた人気ドラマのおかげ、というのが大きい。

曲がイマイチなのは有名な海外の作曲家に依頼して出来がイマイチでもキャンセルできなかった、ってことかもしれないけど、MVの衣装くらいもっと何とかできなかったのかしら?

服飾デザインの世界からかなり遠いところにいる私だって、たとえば、しんごろがやってたサントリーさんのオールフリーの「生きてる〜」のCMで新撰組の衣装の鮮やかな白と青、あと海の色に合わせた薄い青緑なんかを配した衣装とかだったらもっと素敵だったんじゃないかと思う(青緑の素敵な衣装は音楽の日に倉木麻衣さんが着てた)。SMAPだと「さかさまの空」の時の衣装の配色です。しんごろのCMはグアムのアロハも超素敵だったけど、人数が5人で踊りの振りもあるから柄が賑やか過ぎるのはイマイチ、というか柄を活かせない。嵐さんたちはSMAPよりお顔が地味だから(ディスっているのではありません、そういう個性だということ)派手な衣装だと顔が負けてしまうのか私には判断できないけど。ほぼすべてのSMAPのCMやMV、歌番組、ななにーやスマスマの歌ライブの時に思う「はっと」「素敵!」って思える特別感がない感じ。

いや、嵐ファンの方たちが楽しんでるんだからいいんじゃね、ってこのブログの読者の方々も思ってるかもしれないけど、嵐って藤島ジュリー社長がSMAP、Kat-tunや本来ガンガン売り出すべき若手Gを犠牲にして押しているGなわけでしょ?

どっちにしろ宣伝とかに事務所のお金をどっちゃり使っているんだったら、衣装も地味でつまんないんじゃなくて、どうして「映える」衣装を選ばないんだろう?

そもそもこのごろの嵐の衣装ってグレーとか地味な色だったり、作業着みたいなのだったり。何でなの?

藤島ジュリー社長はSMAPが羨ましくてたまらないらしく、あれもこれも真似っこばかりしてるけど、もう「毒くわば皿まで」ってことでスマの衣装のセンスも真似っこすればいいんじゃないんですか?

ってかファン相手の商売には曲がイマイチでも衣装がイマイチでも無問題なわけですよ。

だけど他のGのMVは基本あんまり流さない、だけど嵐だけは流す、っていう他Gや他Gファンにとってはあまり嬉しくない方針を勝手に作ってでも藤島ジュリー社長は嵐を売りたいわけでしょう?はっきり言ってMVだったらSixTonesの演出は超素敵だし(私はオバさんのスマヲタだから素敵でも興味はないけどさ)、ちらっと見たセクゾンのMVの方がまだ嵐のよりは頑張って作った感じがしたわ。

「嵐チーム」はMVに限らず番組にしてもお金をかけて特別扱いしてもらっているのに、なんというか最後のツメが甘いというか。嵐はバラエティーも歌のパフォーマンスももちろんふつうに80点くらい取れる優等生なんだけど、アメリカの大学の成績で言うとA-かB+くらいで、Aじゃないし、時々、学生の論文なんかがあまりにもよすぎてたま〜に先生が出すこともあるA+が出ることはほぼない、って感じ。

嵐のメンバーがガツガツしてないから、A+が取れるような渾身のパフォーマンスを見ることはまれ、っていうのはわかるけど、選曲とか衣装とか演出とかどうして周りが頑張れるところでも頑張らないのかが謎。

私はSMAPを潰されてからというものジャニーズに対してはなかなか好感が持てないのだけど、たとえば何年か前、関ジャニが紅白で生歌で歌ってた時は(ジャニーズ見たくないから紅白くらいしか見ない)歌上手じゃないけど頑張ってるなあ〜ってちょっと感動しました。さらに、私は生歌至上主義でもなく、口パクでも場合によっては全然いいと(紅白のトリ大トリとかでなければ)思うんだけど、嵐や今のジャニーズのパフォーマンスで本当に「いいな」って思うのは少ない。例外はキンキで、私が見た歌番組のキンキはいつも衣装も演出ももちろん歌もダンスもとてもいいしサプライズもある。凝り性のキンキのお二人がスタッフと相談して工夫してるんじゃないかと思う(藤島ジュリー氏の嫌がらせでキンキが歌番組はそんなに多くないから出番を大事にできるのかもしれないけど)。

衣装や演出なんて、そんなにお金や手間をかけなくても頑張れば改善できると思うんだけどな〜。アンチジャニーズの私でも中居さんの司会なら音楽の日みたいに出演したジャニーズのパフォーマンス全部見ることもあるんだから、私が「いいじゃん」と思えるくらい色々頑張ってもいいのでは?

P.S. あと基本的なところで、お金をかけていい曲を作詞作曲してもらうのが大事だと思う。新しい地図の曲は数は少ないけどハズレがなくいい曲ばかり。藤島ジュリー社長は超有名どころのアーティストに依頼する場合は例外として、曲のクオリティーに注意を払わず(どうせファンがCDを買うから?)会社の収益を上げるために安く値切って曲を買ってるという話だけど、間違っていると思う。お金がかかってもジャニタレのためにいい曲をゲットする。駄曲でも、SMAPやテレビに出ることがレアだったキンキや滝翼が歌っているなら私も喜んで歌番組進んで見るけど、今はMステにジャニーズが出ていても見たいと思うGは皆無(木村さんや新しい地図が出るならもちろん見るよw)。見たいと思わせるいい曲や斬新な演出をやっていかないとダメでしょ?

Yumey

音楽の日とジャニーズ

毒吐きます。ジャニーズファンの人は読まないでね。

まず結論から:藤島ジュリー社長のマネージメント・プロデュースは大方「ファン目線」、だからダメ。

音楽の日にジャニーズが出まくり、優遇されてほとんどのGが2曲歌ったのはファンにとっては嬉しいことだったと思う。

だけどジャニーズファンでも何でもない一般にとっては同じような人たちが次から次へと出てきて、似たような曲ばかり歌って、飽きるし印象にも残らない。

そもそも藤島ジュリーさんの間違いは尺を長く取って歌わせることがいいことだ、と思っていらっしゃる点。部下に尺をはからせて「どうして◯◯の方が尺が短いの?」とテレビ局にクレームされていたそうdashi
。これをあまり賢くないファンの人が言うんだったらまだしも、長年芸能マネージメントをプロとしてやっている人のすることではないよ。

人気のあるアーティストであんまりテレビの歌番組に出ない人が出るとレア感が出て注目を集める。無名のアーティストだったら出してもらえるなら出る、が定石だろうけど、ジャニーズの人気Gが出まくると飽きられるし、「また出てる」くらいで「スペシャル感」がなくなる。

SMAPは5人のバラ番組はスマスマだけだったし、CMも5人のは少なかったし、メンバー同士の共演も少なめにして「スペシャル感」を出す作戦を取っていた、そしてそれが成功していた。
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さて、今年の「音楽の日」について。まずジャニーズ関連でよかったところから言うね。

それはもう何と言ってもキンキのお二人。もちろん、歌も踊りもパフォーマンスはよかったのだけど、キンキは(SMAPもだけど)何より生放送のライブでは「サプライズ」を用意して来る。どつよさんがライブで即興で作ってシングル化されたKanzai Boyaはコンセプトそのものがちょっとふざけててサプライズだし、ジャニーさんの命日に合わせての光一さんのコスプレは最高。フラワーはちゃんと素敵な歌を聴かせてくれながら中居さんを弄りまくっていたのも超楽しかったね。「スケートボーイズ」までトレンド入りしてた。

キンキのパフォーマンスでよかった点の一つは、ド派手でゴージャス感のある衣装とバンドやダンサーたちを使った演出。Kanzai Boyaの大人っぽい夜の演出から一転して明るい向日葵畑をバックにフラワーを歌う演出に変えたのも素敵だった。

次に目立ってたのは三浦春馬さんの訃報のせいもあるけど、やっぱりNEWSの「生きろ」だったと思う。手越さんが抜けて新生NEWSのアピールのためにもいい選曲でした。

私はどちらかというとアンチ嵐(ゴリ押しが酷すぎるから)なんだけど、今回は嵐が売れてない時代の神曲ーーハダシの未来とダブルピカンチーーという選曲が秀逸。ジャニーズには優しくない5ちゃんでも実況民がなつかしがってた。嵐は売れてなかった頃の方が名曲が多いって。米津さんの作詞作曲でもイマイチのカイトはおまけ、っていう感じ。ってか昔の曲選曲したの誰?有能なTBSのスタッフさん?絶対に藤島ジュリー社長ではないと思います。彼女にこんなセンスがあったら嵐に関してもジャニーズ全体に関しても、もっとず〜っとましなマネージメントをするはず。

反省するべき点(あくまでもYumeyの意見だけどね):

・ジャニーズのGのパフォーマンンスが似たり寄ったりで個性がない。

もちろんあくまでも非ヲタの感想だけど音楽の日見てる人の大部分はジャニーズに興味なんかないでしょ?一般が興味があるのは昔も今も最高のエンターテイナーのキンキとか、過去に人気バラ番組やってたV6、手越くんが抜けて最近話題になっていたNEWSくらいだよ。あとはSixTonesが若干目立ってたくらい?嵐のパフォーマンスも例外はあってもいつも普通で一般からは注目されない。ただ今回は選曲がよかったというだけ。

そんな中で注目されるには他のGと差異をつけて目立たないと。歌も衣装も私から見たら似たり寄ったり。

なぜキンキみたいに個性的な衣装でサプライズ演出、みたいなことができないのか?それはジャニーズのメンバーたちが、嵐も含めて「ふつうに」パフォーマンスすればキャーキャー言って喜んでくれるファン向けのパフォーマンス、演出しかしようとしていないからだと思う。SMAPやキンキはどうやって新規ファンを獲得するか、テレビで一般視聴者を惹きつけるか、それができないとGもジャニ事務所もダメになるよ、みたいな瀬戸際で頑張ってきた。SMAPなんてジャニーズとしてはマジ売れてなかった。あとメンバーたち、特にサタスマとかキンキの二人とかは凝り性だし、人をわっと驚かせるような新しいことをやる、一曲歌うにしても小さくても何らかのサプライズを入れる、みたいな工夫をしてる。そしてそれはジャニーさんの教えなんだと思うんだよね。

衣装だけとっても、何でみんな白っぽくてヒラッとした似たようなものばかりなんだろう?嵐の衣装とか何で地味なの?もちろん衣装は衣装さんが用意したものなんだろうけど。

あとどうして一般が知らなくて退屈しちゃうような曲を2曲も歌うの?1曲をフルで歌って非ヲタのテレビの前の視聴者にもガッツリ印象付ける方が私はずっと効果的だと思う。上で述べた藤島ジュリー社長の尺が長ければ長いほどいいんだ、っていう間違った考え方を採用して失敗している。非ヲタの一般視聴者には2曲歌っても退屈なだけで印象に残らない(嵐は紅白でも他の歌番組でもいつもそう。今回は選曲がよかった)。

・やっぱり凄かったフジテレビきくちPのFNS歌謡祭でのコラボ企画

ってか、これだけ個性のないジャニーズGをだすのなら何かもっと工夫しろよ、と私は言いたい。

それを考えたら生歌にこだわってコラボさせるっていうフジテレビきくちPのコラボ企画が盛りだくさんのFNS歌謡祭はアイデアとして秀逸だったな、っと思う。

これだけジャニーズを出すんだったら、上で言ったようにどのGにも2曲歌わせるんじゃなくて、歌えるジャニタレは、ジャニーズの他のアーティストの曲をソロでカバーさせたり、Gの枠を越えて他のGのメンバー
とデュエットさせたり、3人で歌わせたり、バリエーションをつける、さらにカバー曲を歌わせることによって非ヲタのお茶の間の視聴者も楽しめるようにする、など考えられなかったのかな?

藤島ジュリーさんの方針なのか、ただ単に誰も何も考えてないからなのか知らないけど、こういうことをしないのは「メンバーを平等に扱う」みたいなことを気にしてるからなの?これも間違ってる。Gの中でセンターっぽい人はやっぱりいるし、人気がなくても歌がうまいメンバーもいるし、「メンバー全員に何らかの機会を与える」っていうのは雑誌やバラエティーや舞台の仕事なんかも含めて全部合わせてやればいいわけで、歌番組の特番ではソロやデュエット適当なメンバーを選んでやらせればいいのに。

あと何らかのストーリー仕立てにするとか。

他のアーティストのコラボもとてもいいと思うけどね。口パクしかできないジャニタレじゃダメだけど。

こういう「ただ出すでけで視聴者(ファン)は喜ぶでしょ、1曲より2曲歌わせた方がいいでしょ」っていうのはヲタ目線の考え方なんだよね。テレビではダメ。

FNS歌謡祭でも司会の草なぎさんと4人が場所を分断されて、SMAPの4人がマッチさんのバックダンサーやってた(スマのバックダンサーは超レアでヲタ的には面白かったけど)企画の時なんかは、錚々たる歴代ジャニーズGがほぼ全員揃ってて次から次へとそれぞれ個性的な衣装で歌ってて、ああいうのなら一般視聴者も「おっ」って思うと思うけど、今回の音楽の日のジャニーズはふつう過ぎた。

・お金儲けも大事だけど

お金儲けも大事、って私も思うよw。だけど、お金儲けに興味がなくて、自分がいいと思うエンタメを追求していたジャニーさんみたいな人の考え方も大事にするべきだと思うんだよね。

藤島ジュリー社長は作詞作曲のお金をケチっているという話だけど、それって最悪。そもそもジャニーさんはお金は儲かっても、音楽界のプロデューサーやアーティストとの関係が薄くなって、良曲をゲットするチャンスが減ってしまう自社レーベル(Jストーム)の設立には反対だった。嵐も売れない頃の方が名曲が多いのは自社レーベルに移行したから、っていうのもあるのかな?

お金を多めに払ってそれぞれのGに合う良曲を作ってもらう、さらに、それぞれのGが他と差異化してアピールできるような曲を出していく、みたいな長期的戦略を作っていくのがいいのでは?これは凄く基本的なこと、それが大事。

こういうのはメンバーたちがどうにもできることではなく、マネージ、プロデュースする「大人」が工夫してあげないとどうにもならない。

・スターを作れよ

私はジャニーズを売っていくためには、「メンバー格差はダメ」とか言ってる子供みたいなジャニヲタの意見は完全に無視して、Gの中でスターを作って行くべきだと思う、特に若手。平成の山田くんとか、バラではあんまり使えないかもしれないけどキスマイの玉森くんとか。Gの中でも私はもっともっとキンプリを押すべきだったと思う。平野くんはヲタ人気はあっても、松潤さんほどにも一般は認知していない。セクゾンは数年前は私もジャニーズのGの中では若手(その頃は)のこのGこそ押すべきたと思ってたけど、何で今さらジュリーさんはケンティーを押しているのでしょうか?いやケンティーの場合押すのが間違ってるとは思わないけど。

あとせっかくデビューしたのにスノーマンとSixTonesは個人メンバー、私は一人も認識できません。ジャニーズはデビュー後1年くらいガンガン押されるのが普通なのに、、、、

藤島ジュリー社長が大好きそうなジャニタレの共演もヲタ目線の作戦で、一般は面白くないよ。むちゃくちゃ知名度の高いジャニタレがたま〜に共演することで一般視聴者の間でも話題になるわけであって。その辺の戦略がうまくやれてない感じ。

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・お金儲けがしたいのならSMAPを復活させればいい

コロナ・パンデミックが鎮火する気配もなく、ジャニーズは(新しい地図もそうだけど)ライブだけでなく舞台もやれず、収益面ではかなりの打撃のはず。

ジャニーズ事務所は儲かっているとはいえ所属タレントの数も多いし、ジュリーさんの贔屓の嵐その他のGを売って行くための宣伝やら接待やらにもお金がかかるだろうし、かなり稼いでくれていたSMAPの4人や錦戸、手越くんも脱退してるし、収入はガクッと減ってるよね。

だからSMAPの権利を使わせて、先行投資もいらない何一つしなくても寝ててもお金が入ってくるライセンスビジネスをすればいい、さっさと。

ってかSMAPはどちらにしても復活が既定路線で藤島ジュリーさんたちが解散させたみたいだけどね。5人がず〜っとファンにだけわかる「SMAPは復活するから」っていうサインを送り続けていたから。

ジャニーズは今後宝塚のようなヲタ専の会社になるだろうけど、今は地上波じゃなくてもBS、CS、ネット配信サイトがいろいろあるし、コンサや舞台はコロナ・パンデミックが収束したらできるから、ファンとしてはそんなに困らないと思う。今の新しい地図のような活動はできるわけで、地図ファンの不満は地上波ドラマになかなか出れないことくらいだから。

私は中居さんの司会でもなければ自分から進んでジャニーズを見ることはないから、まあどうでもいいんだけど、もっともっとましなジャニーズのプロデュースの仕方はあると思うんだよね。

Yumey

三浦春馬さんのご逝去についての個人的な感想

一つはSMAPファンとしての事務所やマネージメントのあり方についてのコメント。二つ目はすでに大事な友人を何人かなくしている私の感想です。

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三浦さんの自殺の原因は不明。にしても芸能界での多忙なスケジュールやチャレンジングな仕事が「全く」関係していないかと言われると断定的にノーとは言えないでしょう。

中居さんなんかに比べてもそれほどギラギラしていたとは思えない香取さんでも(公園でだったと思うけど)同じ年のTOKIOの松岡さん、V6のイノッチさんと3人で「売れてーなー」と言い合っていたと言いますから、大多数の芸能人は売れたいわけです。

だから事務所としては「稼がせてやってるのに何の文句がある?」っていうことなのかもしれないけど、理想としては仕事を振るマネージャーさんにタレントさんの希望などについてきめ細やかな理解があるのが望ましいですね。

最近、売れっ子で芸能活動を引退された方にはブルゾンちえみさんがいらっしゃるし、ジャニーズでは嵐の大野さんが長期休暇あるいは引退を希望されていると聞いています。ジャニタレはもともとジャニーズに入所した時には、お笑い芸人ばりのバラエティーをやることを要求されるとは思っていなかった人も多いし、デビューできるのはダンスの上手いタレントさんです。赤西さん、渋谷さん、錦戸さんなどもGとして足並みを揃えてのバラエティーがきつくなっていたのでは?特に打ち切りになった関ジャニのゴールデンのバラエティー番組では無理をさせられていたメンバーもいたと思う。

一方、マネージャーさんもいろいろで、本当にお母さんのように献身的な方もいらっしゃるとのこと。今は解散している女性グループのマネージャーさんはそんなふうだったと聞いていますが、心の支えにもなってくれるようなマネージャーさんに当たればラッキーと言えましょう。

事務所やマネージャーさんがきめ細やかに注意を払うことで三浦さんの自殺が防げたかどうかはわからない。ただ、芸能事務所が売れっ子のタレントを酷使するのはどうにかならないかな?(ご本人の希望でもなく過密スケジュールだった女優さんの一例は黒木メイサさんの結婚・妊娠で負担をかけられた堀北真希さんでしょう。ちなみに黒木さんを批判しているわけではありません。)

日本で美徳とされる気を使うタレントさんは「No」が言えないことも多いのだろうけど、芸能事務所とタレントの力関係が変わって、もっとタレントが力を持てるようになることが望ましい。独立後、芸能活動を継続していける形での独立ももっとスムーズにできるようになればいいですね。

SMAPが幸運だったのは飯島さんという秀逸なマネージャーさんがいたことです。SMAPは5人とも過密スケジュールでしたが、超多忙なスケジュールでも、舞台をやりたいロハスのお二人にはギャラが低くてとても時間と体力を使う舞台の仕事を必ず入れてくれていた。一方、できるだけスケジュールを過密にして欲しくないとの希望を持っていたと言われている木村さんにはバラエティーの冠番組は持たせなかった。中居さんに関しては、バラエティー番組への尽力の他、複数のテレビ局でそれぞれ違ったスポーツ特番の仕事も取ってきてくれていたのではないかと思う。あと、お芝居の仕事にそれほど乗り気でない中居さんに上手にドラマや映画の仕事を取ってきてくれていたのはファンとしては感謝に尽きないし、中居さんのためにもSMAPのためにもとてもよかった。

香取さんは仕事の上では、SMAPの中でも一番挑戦させられた、つまりしんどい仕事をさせられたと言っても過言ではないと思う。大河の主役はもうそれはそれはしんどかったでしょう。NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」SMAP回で本人が言っていたように、SMAPが「国民的」になっていくにつれて精神的に一番プレッシャーに押しつぶされそうになっていたのも彼。

他のSMAPメンバーもそれぞれ才能は凄いのだけど、香取さんはクリエイティブで華があって、バラエティーのスキルやプロデュース能力もあるレアな人だから、藤島ジュリー現社長と元会長のメリーさんがSMAPを強制解散させた時には、ジャニーズ事務所がマスコミに香取さんを特に叩かせた。音楽が聞けなくなるほどSMAPが理不尽なやり方で強制解散させられた時の心の傷は深かった。

香取さんがジャニ事務所を辞めたのは、必ずしも単純に飯島さんについて行きたかったからではなく、ジャニーズ事務所に残留したらただ単に干されるだけでなく、藤島ジュリーさんによって将来的に自分の芸能生命が断ち切られる確率が高かったから。吾郎さんの文春インタによると、「2人でも、4人でも、5人でも話し合って」退所を決めたと言っていますから、SMAPが再結成できることも視野に入った上での退所だったと推測。

にしても、香取さんにとっては特に、大河で大変だった時も、退所後、レギュラーのバラ番組を打ち切られた時も、飯島さんがマネージャーだったことは精神的なサポートを考えるととても大事だったと思う。

そして今現在の飯島さんの「新しい地図」のマネージメントは素晴らしい。何よりも嬉しいのはお金儲けのためでなくてファンに寄り添い、メンバーの希望をかなえるマネージメントをしてくれているということ。香取さんの個展、お芝居のお仕事に関してはチャレンジャーである草なぎさんの舞台や映画の仕事、吾郎さんのビストロカフェ。吾郎さんのフォトエッセイは吾郎さん自身の希望と言うよりはファンの熱烈なリクエストに答えてくれたんだと思います。私たちが泣き暮らしていた2017年の秋あたり、草なぎさんのスケジュールがジャニーズ時代より余裕ができることも見越して来年の大河の交渉を進めてくれていた。優秀なマネージャーさんです。

(一方、残留した木村さんもビクターさんからソロアルバムを出してライブができたのは秀逸な戦略だったと思います。この企画を提案して進めたのは100%藤島ジュリーさんではないと思う。彼女が進めたのならビクターからは出さないし、100%、木村さんをMステに出しますよ。木村さんは事務所内の個人事務所に移っているようだから、木村さんご自身がビクターさんと一緒に企画を進めたのではないでしょうか。)

私が言いたいのはSMAPに飯島さんというきめ細やかなマネージメントをしてくれるマネージャーさんがいていかに幸運だったかと言うこと。さらに、グループがあって5人で共同戦線を張れることもラッキーだった。今年でなかったら来年SMAPが再結成すればわかると思いますが、藤島ジュリーさんらによって強制解散させられてからも5人は協力してジュリー社長および彼女に迎合する事務所幹部(滝沢さんは役員でないから力はないし滝沢さんはSMAP好き)と戦っています。

三浦さんの事務所やマネージャーさんをディスっているわけではありません。そもそも広い芸能界ではグループに属している方が珍しいし、上に述べた通りメンバー同士の希望が合わなかった場合は地獄で、脱退者が出る、一人でやった方がよっぽどやりやすい。さらに、ジャニーズ事務所は大手の事務所で他にも売れっ子がいたので、他の弱小事務所のように一人、二人のタレントに大きな負担がかかる仕事の入れ方はしなくてよかったし、SMAPは売れまくっていたのでマネージャーさんは多くの場合仕事を選ぶことができた。まあアミューズは大手も大手で強い事務所ですが、大手であってもそもそも事務所のマネージメントがタレントの希望や精神状態などもきめ細かく理解して仕事を入れてくれる方がレアなのだと思います。藤島ジュリーさんはこれができないから、嵐の大野さんのケースも含めてお休みや退社が相次いでいる、しかもその多くはジュリー社長が贔屓にしていたタレントさんたちです。

私が言いたいのは:オートレースの世界で頑張っている森さん、マネージャーの飯島さんも含めて「SMAPチーム」が類い稀な宝だということ。素晴らしいシングルやアルバムのプロデュースをしてくれているビクターさんがまた優秀。さらにSMAPは広告業界の有能なクリエーターの方たちやテレビ局、制作会社のスタッフさんたちにも恵まれている。

SMAPがグループでも個人でも素敵なエンターテインメントを作り出すことができ(藤島ジュリー社長が全部真似したいと思うほどの)、しかも精神的に大変な時期を乗り越えてここまでやれてきているのは「SMAPチーム」があって、飯島マネのサポートがあるから。

だからSMAPはまた「チーム」でやれるようにするべき。日本のエンタメのためにも、お金儲けのためにも(w)、多くの人を笑顔にするためにも。

そして私はこの希望は100%かなうだろうと推測しています。

ここで最初の問題提起に戻ります。すなわち:SMAPチームのようにやるのは難しいとは思うけど、芸能事務所もマネージャーさんたちも、タレントさんたちの希望にできるだけ沿って、むちゃくちゃ無理をさせないで、その人たちの精神状態も考慮して、該当タレントに「合う」仕事を振って欲しいですね。

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にしても、三浦さんのご逝去には事務所やマネージメントの問題はそれほどたいしたことがなくて、別の理由があった可能性が大きいです。

私は父と親しくしていたアメリカ人の友人を二人(別々に)なくしています。彼らが死んでから2、3年は本当に悲しくて落ち込むことも多かったのですが、人が死ぬとつらいのは本人より残された人たちだよな、と痛感。

3人とも病気で死んだのですが、そのうちの友人の一人は小さい頃から母親との問題があり、少年の頃に権力のある年上の男性にセクハラをされた経験もあり、さらに軍隊に入ってからのヨーロッパ駐留も詳しいことは聞いていませんが、地獄だったらしい。結婚して可愛いお嬢さんが2人。その後離婚して再婚。世間的に見ると仕事の面ではそれなりに成功している人で頭はめちゃめちゃいいし、バーで一杯ひっかけて帰るのが好きで、そのバーで知り合ったお友だちも少なくなかったし、離婚するのもアメリカでは普通だし、再婚後、とても幸せな時期もあったらしいし、悪くない人生じゃん、って思う人が多いと思うけど、彼の母親が子供の気持ちに寄り添えなかった人、というのが大きな原因で心に傷を抱えてて、まあ、ぶっちゃけずっと軽いアル中でした。

年上の友人で私にはとても優しかったし教えてもらったことも多いし、軽くビール一杯飲んでいろいろ話すのはとても楽しかった。

ただ、この方はどんなに優秀なセラピストにかかっても直すことができないくらい深い心の傷を負っていた。私は「鬱はセラピーと薬で100%治る」ことを信じていて、自分も結構な酷い鬱を有能なセラピストに助けられて何年もかかって直した経験がある(そのおかげで今はすごくハッピーだし、仕事も人生もかなりうまくいっている)。この人もセラピーやれば治る、だけど私が出会った時点で50を過ぎていたし、セラピーで治るためには、子供の頃の地獄のような経験を思い出して反芻・消化する必要がある。それがセラピーというものなのですよ。親にされた数々の酷い仕打ち(親は酷い仕打ちをしたとも思ってないんだけどね)、辛すぎる過去の出来事を思い出さないといけない。これはもう身を切られるほどつらい。私の親はセラピーしてた時どちらも死んでいなかったけど、仮に親が死んでいたとしてもつらいことに変わりはない。

セラピーをする過程で自殺したいと思うほどつらくなる人も少なくない。

この友人がそんなに早くに死ぬとは思わなかったけど、60近くだったらその後の人生はふつうに生きても20年ちょっとなわけで、彼の場合は老体に鞭打ってそんなに辛い思いをさせるのは、いいことなのかどうか疑問だった。ってか彼の方にも辛すぎるセラピーやって、残りの人生ハッピーになろうという意志もなかったけどね(私も緩くセラピーを勧めたことはあったのよ)。

一方私の父は我慢のない人だったから、田舎暮らしで高齢になって車も運転できず、今のようなコロナ自粛生活なんて送るのはマジ辛かったと思う。ガンみたいな「余命何年」と告知される病気で死ななかったのも幸い、うわべだけ見たらわかんないけどむちゃくちゃ怖がりだったから。あと父の性格だと、自分の友だちや同僚が次々と亡くなって残っている人が少なくなるのも落ち込んだに違いない。さらに、母が先に死ななかったのは本当に幸いだった。

つまり私が言いたいのは、、、、、、、、死によって楽になれる、キリスト教の概念で言えば、死が「God’s grade—神の恵み」であるケースも少なくないと言うことです。

一番最初に言った通り、残された家族や友人はそれは胸が潰れる思いですよ。

でも、アメリカの友人も父もある意味、彼らにとってはいい時に死んだのではないか、そういう形で神様が采配してくれたのではないかと思うのです。

三浦さんは「若すぎた」と言われていますが、もっと若くで病気や事故で死ぬ人も多いわけで、じゃあその人たちの人生が長生きした人より価値がないかというと、何にも「業績」みたいなのを残さずに死んだ子供も若い人ももう1日生きていただけでも有名人と同じくらい彼らの人生には価値があるのですよ。

もちろんファンの方も一般の方で三浦さんの出演を楽しく見ていらっしゃった方もそれはそれはショックで辛いと思います。

今後、防げる自殺は防いだ方がいいので、私が上に述べたように、芸能事務所によるタレントの酷使(一般社会では過労死を生む仕事のさせすぎ)を止める、ネット民は理不尽な誹謗中傷をできるだけ止める、などは実行した方がいいし、まともなセラピストについてセラピーをやれば(辛いけど)鬱など100%完治しますからセラピーはもっと、もっと普及させた方がいい。

しかし、三浦さんは究極的に「自分が死ぬ自由」とその権利を行使されたわけで、その彼の意志は尊重するべき、リスペクトするべきです。

私は京アニの事件で亡くなった方々の家族を追ったドキュメンタリーなどもいくつか見ましたが、事故に巻き込まれた京アニの犠牲者と違って、三浦さんは「ご自分で」死を選ばれました。

今私たちがするべきなのは、三浦さんを責めたり、原因になったのではないかと生存している誰かを憶測で責めたりすることでなく、三浦さんが素晴らしいエンターテイナーだったことを褒め称えることでしょう。

Yumey

P.S. 「あんた藤島ジュリー社長を批判するの辞めたら」と言いたい方もいらっしゃるかもしれませんが、私のブログなど読むのはSMAPファンのごく一部。藤島ジュリー社長の問題はなによりSMAP解散の経緯を全く説明していないということです。香取さんや3人が解散させたとか、高校生でもまともに考えられる人は信じないよ。第一敵視しているパリピアの言うことをジュリーさん、メリーさんが聞くわけがないでしょうが。2016年8月、ジャニーさんは蚊帳の外で、「SMAP解散」を発表された後に聞きつけて、各所に電話をかけて「どうなってるんだ」と聞いていたという報道もありました。

どっちにしてもジャニーズ事務所はSMAP解散について何の説明もしていない。影響力も大きく、ビジネスとしても大きな展開をしていた「チームSMAP」の解散について事務所がだんまりと言うのは非常識です。他の業種ではありえないし、芸能界でもありえない。批判されたくなかったら、藤島ジュリー社長はまず、記者会見を開いてSMAP解散についての説明責任を果たすべき(あるいはさっさとSMAPを再結成させる)。

って私が正論をここに書いても、藤島ジュリーさんは痛くもかゆくもないのよw
個人のSNSはその程度の影響力しかありません。
でも、SMAPファンが頑張って協力してツイートしたり、テレビ局に要望を出すのは効果がある。
「音楽の日」で流れたフルのバンバカは、SMAPファンが一生懸命、「新しい地図を出して」「木村さんを出して」「新しい地図がダメならソロアルバムを出した香取さんを出して」とTBSに要望を出したことに対しての局側が答えたのだと思います。
そして再結成を控えているSMAPにとって、フルのバンバカは絶対にサポートになったはず。

P.S. 2 もちろんマネージャーさんにも家族のことその他プライベートなことは話したくないタレントさんも多い、というかそういう方の方が多いのかもしれないので、マネージャーさんと懇意なのが必ずしもいいことかどうかはわかりませんが。私は違う分野でマネージメントの経験もありますが、まあ、どちらかと言えば家庭の事情なども教えてくれる方がいろんな采配はやりやすい。だけど、家庭の事情やプライベートの付き合いが事務所に漏れて、事務所が横槍を入れてきたり、プラベの事情のために干されたりすることもあるかもしれないし、折り合いの悪いマネージャーだったら意地悪をされることもあるし、一概にマネージャーさんに何でも話す方がいいわけではない。ただ仕事の面での希望は、話し合って事務所と折り合いがつけられたら双方にとってもいいよね。

飯島さんとSMAPは、年齢が飯島さんの方が一回りちょっと上(香取さんだともっと離れてますね)で、人生の経験値はメンバーたちよりある、だけど20歳以上離れてないから世代的にも心情の理解も可能だったこともよかったのでは?あと飯島さんが中流家庭に育ってふつうにテレビで欽ちゃんさんやドリフや歌謡曲の歌手やフォーリーブスその他初期のアイドルなどを見て育った方で、なんだろう、常識と「ふつうの感覚」みたいなものを持ってらっしゃるのもバラエティー番組を開発していくには有利だったと思います。それに加えて音楽好きな家庭で音楽に対するこだわりがあるからとてもいい。

私は皇后の雅子さまについてはどちらかというと好感を持っている方ですが、お父様が外交官で大学教授で、お母様が社長令嬢で、ご本人も妹さんも小さい頃からよくお勉強をされていて「低俗な」テレビはきっとそんなにご覧になっていなかったような気もするし、高校大学アメリカでその頃の日本のテレビ番組は見ていらっしゃらないでしょうし、日本に帰ってからも東大(?)でお勉強する時間が多かったでしょうし、頭がよくてたとえ音楽への造詣が深かったとしてもこのような方はSMAPのマネージメントやプロデュースには向かなかったと思うの(てかあたりまえだけどさ)。雅子さまを例に出しているのは、英語がペラペラで超難関の外交官試験に受かる方が「何でも」よくできるわけでなく、人には向き不向きがあるということ。つまり子供やティーンエージャーの時代のエンターテインメントはもっと「高級な」クラシック音楽を聴いたり、お勉強や読書をすることが多くて、「低俗な」テレビをあんまり見ていなかった「お嬢様」は芸能マネージメントには向かないんじゃないでしょうか。飯島さんは個人的にもSMAPがやるようなバラエティーを楽しんでらっしゃるようなので、それもプラス要素。ふつうのことのように見えるけど、私のまわりはぶっちゃけエリートの女性男性が多いから、日本のバラ番組ふつうに見てる人たちそんなに多くないし(ニュースを見るし、ドラマもたまには見るからバラエティータレントの名前は知ってるけど、っていうヤツ)、見慣れてないとバラエティーはあんまり面白くないんだと思う。

ジャニーズのグループからの脱退について

ジャニヲタに方々は脱退したタレントさんを悪く言う傾向があるけど、20代の後半くらいまでは体力もあるし、自分の嗜好ややりたいこともあやふやだしジャニーズGとしてのプロデュースに乗って芸能活動を続けることができると思うけど、そこそこ年齢がいくといい意味での「自我」も出てきて、自分なりの音楽をやっていきたいとか、ワチャワチャやるバラエティーはきついとか、いろいろ出てくる、それがふつうですよ。

堂本剛さんの場合はジャニーさん直轄でマネージメントされている感じだったし、ソロの活動を熱心にやっていた頃藤島ジュリーさんの事務所での力が強くなかったから、ジャニーさんの庇護のもとソロ活動もできたのでしょう。

赤西さんや渋谷さんは自分の好きな音楽に集中してやっていきたいという思いが強くなったのでしょうね。近年ジュリーさんが関ジャニに合っていないバラエティーをガンガンやらせたのは渋谷さん、錦戸さんの年齢を考えてもきつかったと思う。

SMAPはもともと5人ともそれぞれバラエティー向きのタレントさんたちだったし、嵐さんたちもワチャワチャやるバラエティーをやりたくないと思うほどこだわりに強いタレントさんはいなかった。V6もTOKIOもそれなりにバラエティーも上手にできる。藤島ジュリーさんの間違いは、このような年長Gを基準にして、どのGもタレも彼らのように仕事をするべきだし40越えてもSMAPさんのようにバラエティーができると思っていたこと。とんでもないこと。SMAPが特異なのですよ。

ってかそもそもジャニタレはかっこいい歌やダンスがやりたくてジャニーズに入ったわけで、おバカな(視聴者には凄く楽しいけど)バラをやるためにジャニーズにいるんじゃない、って思っているタレもいるはず。

退社してないけど、Gを脱退したのは山Pさんのケースがある。

赤西さんの場合もそうだけど、山Pさんのソロ希望については藤島ジュリーさんがものすごく怒っていたと推測されます。この二人のケースに関してはギャラの問題もあったのだと思う。

ジャニタレはSMAP以外は歩合制じゃなくて給料制。マンションも車も事務所が提供してくれるけど、ギャラは8割事務所に持っていかれると聞いたことがある。山Pさんのように超売れっ子の場合は、あまりも不当に搾取されている、という見方もできる。

以前の投稿でも書いたけど、売れっ子のジャニーズはほぼお休みもなく仕事は過酷です。不満が出てきて当然(SMAPさんたちはずっと前に歩合制になっていたので、ジャニーズの中では破格で収入が高かったからこの問題がなかった)。

藤島ジュリーさんとしては、ジャニタレがギャラの配分に文句言いだしたら事務所の取り分や自分の収入が減るわけで当然面白くない。

山Pさんの場合も赤西さんの場合も、素行が悪いとかジュリーさんがマスコミにむちゃくちゃバッシングさせていたみたいで、マスコミに翻弄されてアンチになったジャニヲタや一般も多いけど、これはジュリーさん、メリーさんによる情報操作の賜物でしょう。

・藤島ジュリー社長がどうしてNEWSを優遇したのか

小山さんが上手にゴマすったという話ですが、同じくらい大事なのは、ジュリーさんが山Pさんに対して物凄く怒っていて、Gを脱退してジャニーさんの取りなしで飯島傘下でマネージメントをしてもらっていた山Pさんへの当てつけで、NEWSの残留メンバーたちに対して破格のゴリ押しをはじめたのだと考えられる。

テレビのお仕事は「ジャニーズの枠」があるとよく言われているけど、ジャニタレをゴリ押ししようにもねじ込めるジャニタレの数には限りがあるのですから、才能やルックスにも限界があって年齢的にもブレイクしそうもないNEWSを押すのはジャニーズ事務所の運営面から考えると筋が通らない。

平成、キスマイ、セクゾをGとしてもメンバーとしても押すべきだった(今はキンプリやスノストもだけど)。

押すべきGを山下さんへの怨恨で押さず、将来的に伸び代もなく日常的に派手なキャバクラ豪遊をやっていたNEWSを押すって経営者としては失格でしょう。

あと山Pさんは年齢的に嵐に近いから、藤島ジュリーさんとしては自分の贔屓の嵐を差し置いて人気の高かった山Pさんに対して元々反感があったのでしょうか。

赤西さんは独立して自分の好きな音楽をやっていきたいという気持ちが強かったのだと思いますが、田中さん、田口さんはジャニーズ退社までさせなければいけなかったのか大いに疑問。彼らよりもっと悪いことをしたTOKIOの山口さんは何とかして復帰させようとしているし、田中さんや手越さんの副業には厳しいのに、相葉さんの実家の中華料理店でジャニーズ非公認のグッズなどでがっぽり儲けていることについてはダンマリでむちゃくちゃ甘やかしているように見えます。

・しょせん「お遊び」のジュリー社長のジャニーズ経営

自分が恨みのある山Pさんへの当てつけのために伸び代のないNEWSを、しかもカトシゲさんを不得意な演技仕事に押すとか、ジュリー社長は事務所を私物化して自分の趣味でジャニーズを運営しているようにしか見えない(カトシゲさんを金田一にキャストしたのは稲垣さんへの当てつけでしょう。カトシゲさんのドラマへの起用は無残な失敗に終わりましたね)。

本当に真剣に事務所の収益や将来を考えたら今のように嵐のために他すべてのGを犠牲にするというような愚かなことはしないでしょう。

今後、ジャニ事務所の力がどっと落ちて、SMAP台頭以前の一アイドル事務所に戻ることは目に見えている。それでもジャニーズのテレビ出演が少なくなってコンサートや舞台を中心に宝塚のようになるとしても潰れることはなく、少ない収益で回していくようになるだけでしょう。藤島ジュリーさんは自分の個人資産は不動産や株で雪だるま式に増えるので、ジャニーズの収益が減ろうと彼女は困らないのかもしれない。

ただ、長期的な指針もなく、おべっかを使うのが上手なタレに仕事を与えるという今のやり方で、どれだけの才能の芽を潰しているのか、ジュリーさんのせいで退社に至ったジャニタレの所属したGのファンがどんなに悲しんだか。

山Pさんへの当てつけでNEWSをゴリ押しするとか、SMAPへの嫌がらせで自分の傘下のタレントをSMAPとは共演させないとか子供の喧嘩のようなことを、競争の激しい芸能界でやっている。マジ「事実は小説よりも奇なり」です。

・滝沢さんは力を持っていない

滝沢さんは副社長として実務は忙しくやっていると思いますが、「副社長」は名ばかりで本社の役員ではありません。だから重要なことはすべてジュリー社長が決めている。それなのにジュリーさんが叩かれないように、あたかも滝沢さんに主導権があったようにマスコミに書かせている。卑劣としか言いようがない。

上に立つ人は責任が自分にあることをはっきりさせて自分がやらせている方針や決定に対する批判を受け止めるのが一番大事な仕事です。権力を好きなように使いたいけど、矢面に立って批判を受けたくないなら藤島ジュリーさんは社長を退いてオーナー会長になればいい。そもそも音楽やドラマやバラエティーに興味のないジュリーさんはジャニーズの運営には向いていない。

・SMAPの権利は使わせなかったら宝の持ち腐れだからさっさと高額のライセンス料でも取って使わせればいい

SMAPのグループ活動の時は木村さんはレンタルで参加すればそれで何の問題もないはず。まともな経営者ならそうする。

・木村さんをパリピアの対抗馬にしようとしても無駄

もう諦めたみたいだけどねw 木村さんのCDが売れれば売れるほど、ドラマの視聴率がよければよいほどスマヲタは喜ぶだけだもんw

・もうSMAPは5人でユーチューバーでもいいよ

ネットテレビでも何でもいいんだよ、5人集結できれば可能性は無限大。中居さんの新事務所はジャニーズと業務契約しているわけだからキンキとかジャニタレとコラボしてもいいじゃないですか。バズるだろうし、ジャニ事務所にとってもいいはずですよ。

まとめ:

言いたかったのは、ある年齢に達したらGを抜けたり、ジャニーズを退社したりするタレントが出てくるのは当然。年齢のいった人気タレを給料制で使うのは搾取。だからもともと構造的に事務所が不当なことをしているという構造がある。お金の問題だけではなく事務所の縛りなしに活動したいタレも出てくる。引き止めるのではなく、彼らのしたいことをよく聞いて交渉して双方ウィンウィンの形の持っていくべき。

辞めジャニの多くは藤島ジュリーさんとの問題があっての退社。タレが一方的に悪かったわけではないケースがほとんどでしょう。

個人的な怨恨でタレントに仕事を降ったり降らなかったりするのは誰のためにもならない。藤島ジュリーさんもそんな嫌がらせをするより、シンプルに適材適所でタレントを使うようにして、そういう形で成功して自己満足したらいい。 「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」でイッテQでの手越さんのようにたまには当たることもあるかもしれないし。

SMAPはファンだけでなく日本の人たちからとても求められているからさっさと再結成させるべき。

以上。

Yumey

(繰り返しだけど)SMAP再結成はある

そもそもパリピアの3人が同じ事務所で「新しい地図」をはじめた、ってところから他の辞めジャニやタレントの独立とは形態が違う。グループで辞めたのはジャニーズ・ジュニアでまだデビューもしていなかったLove-tuneのメンバーたちくらい(今は7orderっていうのかな?)。

もう一度おさらいをすると、ジャニーズ事務所の現社長の藤島ジュリーさんとお母さんのメリーさんがSMAPを解散させたがったいたのは嵐が最初のドームコンをして、スマヲタを嵐に担降りさせてSMAPを潰そうとしていた2007年くらいから。

ネット報道によると、ジュリーさんはジャニーさんがどんどんデビューさせるせいでジャニーズのグループが多すぎになったと感じ、いくつかグループを解散させて、嵐その他推したいGが目立つようにして、解散させたジャニタレはピンで「効率よく」稼がせる方針でやりたかったそう。少年隊は2008年にPLAYZONEが閉幕するとグループとしては活動休止状態、SMAPは2007年のコンサートを強制キャンセルさせて、その後はジュリーさんたちとしてはコンサートをさせないつもりだったように見受けられるし、V6は解散が決まっていて解散を逃れたのは週刊誌がスッパ抜いてメリーさんがマスコミの言う通りにするもんかと意地になって解散をキャンセルしたから。NEWSは山Pさんと錦戸さんが脱退したのが2011年で、2011-2012年のこの時期にジュリーさん側が解散させようとしていた様子も見えます(その後NEWSの4人がジュリーさんに直談判した結果、一転して優遇されるようになったのですが)。つまり2008-2012年頃にはジュリーさんは嵐他自分の贔屓のグループを売るためにSMAPだけでなく他のグループも解散、あるいは少年隊のように無期限活動休止にしようとしていた。

ところがグループ活動を続けたかったSMAPは2008年に、ジュリーさんたちの嫌がらせを受けながらもコンサートツアーを敢行。SMAPにはジュリーさんたちが株を持っておらず、ジャニーさんが名目上の社長で実質社長は飯島マネがやっていたJドリという足場があったので、コンサートを2年に1回にするという譲歩をすることでSMAPは解散は免れたけど、ジュリーさんたちの裏での嫌がらせは酷かったと想像できる。嵐など自社タレ、外部ゲストを含めて旬のタレントのSMAPとの共演NGなどスマスマスタッフへのイジメは凄かったと耳にしたし、SMAPメンバーにきたCMのオファーを他のジャニタレに回す、スポンサーさんは「SMAPさんがダメならこの話はなかったことに」と他の事務所にオファーを持っていってしまう、ジャニーズの映画のオファーは藤島ジュリーさんが窓口だったようなので、ボツにされた映画も多かっただろうし、監督などがよっぽど熱心にSMAP起用を望まない限り映画の話はSMAPには来なかったと考えられる。

2014年にジャニーさんが重病を患ってメリーさん、ジュリーさんがヒラの取締役から代表取締役に昇格した後はSMAPの解散はメリーさん、ジュリーさんにとっては既定路線だったのでしょう。飯島マネを呼びつけてメリーさんが恫喝したことが露わになった文春のメリーさんへのインタが載ったのは2015年の1月。

そもそもメリーさんの恫喝の原因とされている「派閥」は実体があったわけでなく、ジュリーさんがSMAPの番組には嵐他自分の傘下の人気ジャニタレを出さないという嫌がらせをしていただけ。もちろん嵐の番組には飯島さんが担当していたSMAPやキスマイは絶対に出さなかった。すべてはジュリーさんの子供っぽい嫌がらせに端を発している。飯島さんはジャニーズ本社の役員でもなくただの社員ですから、彼女の力は限られていた。

メリーさんが飯島さんに対して謂れのない叱責をしたのはメリーさんはもうこの時点でボケはじめていたからという説もありますが、本当の理由は、元々文春の記者が聞きたかったのはジャニタレの元宝塚女優さんたちへの接待の件で、その件はメリーさんとしてはどうしても記事にしてほしくない、だから派閥の件で飯島さんを恫喝することで接待の件をうやむやにする作戦だったと推測できます。

文春インタを注意深く読むと、この時点でメリーさんは「SMAPを連れて出て行け」と言っていたわけではなく、「派閥を作るのならSMAPを連れても出て行ってもらうと私は言いますよ」と言っていて、つまり「派閥など絶対に作ってはいけませんよ」と言っている。

その後2015年中、SMAPをなんとかして移籍できないかという交渉が何度かにわたって行われていますが、もともと主導したのはジャニーさんです。SMAPは継続させたいし、飯島マネにも暖簾分けのような形で謝意を表したいと思ったジャニーさんがとても信頼している懇意の田辺の社長さんに後ろ盾を頼んで移籍を模索。形としては今中居さんの会社が取っているような、ジャニーズ、田辺と業務契約を結んで双方にいわゆる上納金を納める形だったと思われる。2015年の間に移籍話が何度かダメになって2転3転して、文春の時系列によると最終的に10月に木村さん残留で4人とGとしてのSMAPが移籍するということで話が進んで、12月の頭にメリーさんが移籍話そのものを潰した。

「移籍話はメリーさんに潰された」ことになっていますが、「新しい地図」の設立や活動の経緯を考えると、私には2015年の移籍話が全部白紙になったとは思えないのです。実際、現在の新しい地図の後ろ盾も田辺事務所でしょうし、中居さんの新事務所はジャニーズ、田辺かバーニングと業務契約しているはずです。

大事なことは、パリピアの3人も今井翼さんなどもそうですが、ジュリーさんが仕切るジャニーズ事務所ではまともなマネージメントをしてもらうことはできなかったであろう、ということです。

飯島さんが「SMAPを引き抜いて自分の事務所を作ろうとした」というのは全くのいいがかりで、SMAPと飯島さんが、ジュリーさんの采配する事務所でやっていくのは無理とジャニーさんが判断して移籍を考えた。スポニチデスクの阿部さんが2016年1月のミヤネ屋で生放送でおっしゃっていた通り、SMAPの5人と飯島さんはジャニーズ本社から子会社に移籍することで芸能活動がよるスムーズにやれる(=ジュリーさんの嫌がらせが減る)と考えて移籍に同意。飯島さんはSMAPの解散など12月の頭にメリーさんがちゃぶ台をひっくり返す前まで夢にも思っていなかったはずです。

香取さんが「飯島さんにマネージメントをしてほしかったから退社」というのも全体の一部しか見ていない言い草で、ジュリーさんがパリピアをまともにマネージメント・プロデュースするわけないし、そもそも彼女にSMAPをマネージメント・プロデュース能力はありません。中居さんなんか、飯島さんの退社後、中居さんが事務所に残留中もジュリーさんはマネージャーとして何もしていませんよね。

・異例のグループ移籍

「新しい地図」の3人が一緒に同じ事務所に移籍したのは異例なことです。タレントさんや事務所によって違いはありますが、一般的に事務所としてはタレントさんがマネージャーと一緒に独立するというのを一番嫌う。マネージャーさんが持っていた人脈その他持って行かれてしまうし、そういう形での独立が芸能事務所にとっては一番脅威。

藤島ジュリーさんは公正取引委員会に芸能事務所としては前代未聞の「注意」を受けるほど退社したパリピアの3人に対して嫌がらせをしていましたが、飯島さんの事務所で3人一緒に芸能活動することを容認している点でそこそこ譲歩をしていると思う。もちろん、ジュリーさんが寛容な心で譲歩するわけがありませんから、何らかの力で譲歩させられている。

つまり「新しい地図」がそういう形での移籍ができたのは2015年、さらには2016年まで水面下で継続して行われていたジャニーズとSMAPチーム(田辺が後ろ盾)との交渉が基礎にあるのではないかと考えられる。

・辞めジャニの活躍

特記したいのは松竹に移籍された今井翼さんの活躍です。大河に出演されて、夏には連ドラも。

パリピアの3人が翼さんのように他の大手事務所にバラバラに移籍していたとしたら、ドラマ、映画、舞台のお仕事は翼さんかそれ以上にできていたかもしれないと思うのです。

ただそれだと映画や舞台にしても彼らが新境地を開くことができて作品としても特筆するに値する素晴らしいものが生まれていたかどうかは疑問。

もちろんネットテレビでのレギュラーのバラ番組も香取さんの個展もヤンチェのお店もビストロ・カフェ、レストランのような企画もファンミも3人一緒でカレンで飯島さんのマネージメントだからできたことです。

そしてなによりパラリンピック・サポートセンターのお仕事。これは3人一緒でなければ今やっているようなサポートはできませんでした。

・中居さんの退社

2017年中、SMAPファンはパリピアが退社後どうなるかの方をず〜っと心配していましたが、水面下で中居さんと木村さんが今後どのような形で芸能活動をしていくか、たいへんシビアな交渉をジャニ事務所としていたと想像できる。木村さんは2017年の末から2018年のお正月にかけてジャニ事務所の中での個人事務所か何かに移って、8月にはワッツを打ち切られて聴取率の悪い時間に左遷。もちろん藤島ジュリーさんの嫌がらせでしょう。2018年中は木村さんはCMもとても少なかったですね。

中居さんはナカイの窓と身になる図書館が打ち切られた後くらいに退社の予定だった、あるいはジャニ事務所としては中居さんが退社を申し出ると思ったのかな。それがもう1年伸びて、ジャニーさんのご逝去であと1年伸びた。

・中居さんの退社会見

SMAP再結成がなかったら「今のところSMAPの再結成はありません」って言うと思いますよ。中居さんほどファンのことを気遣ってくれている人はいないので。再結成がないのに匂わせるのは一番残酷ですから、それは絶対にしないはず。他の4人も同じです。「今でもSMAPの中居って言われる」という発言も、再結成がなかったら言わないと思う。

木村さんの「俺たちに明日はある」やSONGSでの演出を考えてもSMAPの再結成がないとは思えない。

また、新しい地図の弁護士さんが「メンバーが再結成したいと思っても、それですんなり再結成ができるものでもない(=藤島ジュリーさんが再結成に待ったをかけている)」とも言っています。

つまりメンバーは再結成を望んでいるし、再結成に向かって以前も今も尽力している。

中居さんの退社が伸びたのは、彼は石橋を叩いても渡らないくらいの慎重な人なので、独立しても(って言ってもジャニーズと業務提携をしてるけど)潰されない盤石の体制を作ってから辞めたかったのでは?ジュリーさんはもっとずっと早く中居さんに辞めて欲しかったみたいだよねw。

・嵐の休止との関係

嵐の大野さんが芸能界そのものを辞めたいと言い出したのは大好きだった恋人の夏目鈴さんと無理やり別れさせられた2015年の9月と考えられます。SMAPの移籍に木村さん残留というよりシビアな条件を付けて、挙げ句の果てに移籍話を潰して(暫定の)「解散」させてしまったのは嵐の活動休止もしくは解散が不可避であることがわかって悲しい思いをしていたジュリーさんを慮ったメリーさんの行動だったかもしれませんね。

その後、2018年に嵐の休止が発表されましたから、ジュリーさんがそれを理由にSMAPの再結成の延期を頼んだ可能性も。

ジュリーさんたちがSMAP潰しをしたのは嵐を何らかの形で東京五輪に参加させたいからというのはかなり当たっているんじゃないかな、「クソ野郎」の映画でコールガールにそれらしきことを言わせていたし。

嵐さんたちは嵐さんたちで芸能活動を頑張ればいいと思う、ただ、ジュリーさんたちがしたように嵐を応援したいからといってSMAPやKat-tunを潰すというのは人間としてやってはいけないことだったと思います。

・ジャニヲタはジャニーズ事務所や藤島ジュリーさんを擁護したがる

ジャニーズが好きな人はジャニーズ事務所や藤島ジュリーさんをなんとかして擁護しようとする。そのためにSMAPや飯島さんを悪者にする。

長々とこのブログ記事を書いたのは藤島ジュリーさんがSMAPにしてきたことは不当なことだったし、経緯を考えるとSMAPの5人や飯島さんが悪いことをしたとは思えないということ。何より中居さんが2015年を通して移籍に同意して動いている。木村さんは自ら残留したのではなく、残留させられたとしか思えない。

・工藤静香さんのこと

工藤静香さんはSMAP解散にも、SMAP再結成にもほぼ関係ないし、CDが3000枚しか売れず、芸能界での需要も低い歌手である彼女がジャニーズや田辺など大手事務所が関わるSMAPという一大ビジネスを彼女の意図でどうこうできると思う方が馬鹿げている。木村さんが嵐や関ジャニの村上さん、V6岡田さん、NEWSのメンバーのようにジュリーさんのお気に入りなら2018年以降大手企業のCMがない、ラジオを打ち切られて悪い時間に左遷とかあるわけない。娘さんたちは工藤さんの事務所の後ろ盾であるバーニングの力でお仕事が取れているわけで、ジャニーズはほぼ関係ないと考えられる。白波瀬さんも「向こうさんの仕切りだから」先にデビューした娘さんの記事に木村さんのことはあまり書いてほしくないとやんわり記者たちに言っている。

工藤さんや娘さんたちはテレビに出ないので、彼女たちの記事やインスタをわざわざクリックして見ない限り被弾することもない。

SMAPを解散させたのは藤島ジュリーさんとメリーさん、再結成を阻止しているのも彼女たち。
工藤さんや娘さんたちはほぼ関係ない。

第一SMAPさんたちのプラベとか知ってそんなに面白いですか?

ファンとして一番楽しいのは彼らが提供してくれるエンターテインメントなんだから、個人としてもSMAPとしても芸能活動、つまりお仕事のいいオファーがどんどん来るように応援していくことが大事なのでは?

・「のんびり」の由来

まあ、中居さんがそんなに早急にはSMAPの再結成できないよ、でも、一歩一歩進むから、みたいな気持ちでつけた名前じゃないの?

大事なのはーーー中居さんが退社したのが事実だということ。

私からしたらSMAP再結成への歩みは亀のようにのろくて、5人の並びを見れないで亡くなってしまわれるファンも少なくないことを思うと、早く復活してほしいと思うけど、藤島ジュリー社長は嫌がらせを簡単には辞めないでしょうから難しいよね。そもそもジャニーズはジャニーさんの会社で、ジュリーさんは姪であるということ以外にジャニーズに大きな貢献もしていないのに全て彼女のものになるというのも理不尽。母親のメリーさんの貢献は大きいとは思うけど。

藤島ジュリーさんが本当に賢い人だったら中居さんとしたようにさっさとSMAPチームと交渉して高額のライセンス料を納めてもらってSMAPを復活させると思う。その方がジャニーズのためにも、自分が資産を増やすためにもいいに決まっているのに。それができない点で彼女はジャニーズの社長としてはふさわしくないということでしょう。

Yumey