ジャニヲタに方々は脱退したタレントさんを悪く言う傾向があるけど、20代の後半くらいまでは体力もあるし、自分の嗜好ややりたいこともあやふやだしジャニーズGとしてのプロデュースに乗って芸能活動を続けることができると思うけど、そこそこ年齢がいくといい意味での「自我」も出てきて、自分なりの音楽をやっていきたいとか、ワチャワチャやるバラエティーはきついとか、いろいろ出てくる、それがふつうですよ。
堂本剛さんの場合はジャニーさん直轄でマネージメントされている感じだったし、ソロの活動を熱心にやっていた頃藤島ジュリーさんの事務所での力が強くなかったから、ジャニーさんの庇護のもとソロ活動もできたのでしょう。
赤西さんや渋谷さんは自分の好きな音楽に集中してやっていきたいという思いが強くなったのでしょうね。近年ジュリーさんが関ジャニに合っていないバラエティーをガンガンやらせたのは渋谷さん、錦戸さんの年齢を考えてもきつかったと思う。
SMAPはもともと5人ともそれぞれバラエティー向きのタレントさんたちだったし、嵐さんたちもワチャワチャやるバラエティーをやりたくないと思うほどこだわりに強いタレントさんはいなかった。V6もTOKIOもそれなりにバラエティーも上手にできる。藤島ジュリーさんの間違いは、このような年長Gを基準にして、どのGもタレも彼らのように仕事をするべきだし40越えてもSMAPさんのようにバラエティーができると思っていたこと。とんでもないこと。SMAPが特異なのですよ。
ってかそもそもジャニタレはかっこいい歌やダンスがやりたくてジャニーズに入ったわけで、おバカな(視聴者には凄く楽しいけど)バラをやるためにジャニーズにいるんじゃない、って思っているタレもいるはず。
退社してないけど、Gを脱退したのは山Pさんのケースがある。
赤西さんの場合もそうだけど、山Pさんのソロ希望については藤島ジュリーさんがものすごく怒っていたと推測されます。この二人のケースに関してはギャラの問題もあったのだと思う。
ジャニタレはSMAP以外は歩合制じゃなくて給料制。マンションも車も事務所が提供してくれるけど、ギャラは8割事務所に持っていかれると聞いたことがある。山Pさんのように超売れっ子の場合は、あまりも不当に搾取されている、という見方もできる。
以前の投稿でも書いたけど、売れっ子のジャニーズはほぼお休みもなく仕事は過酷です。不満が出てきて当然(SMAPさんたちはずっと前に歩合制になっていたので、ジャニーズの中では破格で収入が高かったからこの問題がなかった)。
藤島ジュリーさんとしては、ジャニタレがギャラの配分に文句言いだしたら事務所の取り分や自分の収入が減るわけで当然面白くない。
山Pさんの場合も赤西さんの場合も、素行が悪いとかジュリーさんがマスコミにむちゃくちゃバッシングさせていたみたいで、マスコミに翻弄されてアンチになったジャニヲタや一般も多いけど、これはジュリーさん、メリーさんによる情報操作の賜物でしょう。
・藤島ジュリー社長がどうしてNEWSを優遇したのか
小山さんが上手にゴマすったという話ですが、同じくらい大事なのは、ジュリーさんが山Pさんに対して物凄く怒っていて、Gを脱退してジャニーさんの取りなしで飯島傘下でマネージメントをしてもらっていた山Pさんへの当てつけで、NEWSの残留メンバーたちに対して破格のゴリ押しをはじめたのだと考えられる。
テレビのお仕事は「ジャニーズの枠」があるとよく言われているけど、ジャニタレをゴリ押ししようにもねじ込めるジャニタレの数には限りがあるのですから、才能やルックスにも限界があって年齢的にもブレイクしそうもないNEWSを押すのはジャニーズ事務所の運営面から考えると筋が通らない。
平成、キスマイ、セクゾをGとしてもメンバーとしても押すべきだった(今はキンプリやスノストもだけど)。
押すべきGを山下さんへの怨恨で押さず、将来的に伸び代もなく日常的に派手なキャバクラ豪遊をやっていたNEWSを押すって経営者としては失格でしょう。
あと山Pさんは年齢的に嵐に近いから、藤島ジュリーさんとしては自分の贔屓の嵐を差し置いて人気の高かった山Pさんに対して元々反感があったのでしょうか。
赤西さんは独立して自分の好きな音楽をやっていきたいという気持ちが強かったのだと思いますが、田中さん、田口さんはジャニーズ退社までさせなければいけなかったのか大いに疑問。彼らよりもっと悪いことをしたTOKIOの山口さんは何とかして復帰させようとしているし、田中さんや手越さんの副業には厳しいのに、相葉さんの実家の中華料理店でジャニーズ非公認のグッズなどでがっぽり儲けていることについてはダンマリでむちゃくちゃ甘やかしているように見えます。
・しょせん「お遊び」のジュリー社長のジャニーズ経営
自分が恨みのある山Pさんへの当てつけのために伸び代のないNEWSを、しかもカトシゲさんを不得意な演技仕事に押すとか、ジュリー社長は事務所を私物化して自分の趣味でジャニーズを運営しているようにしか見えない(カトシゲさんを金田一にキャストしたのは稲垣さんへの当てつけでしょう。カトシゲさんのドラマへの起用は無残な失敗に終わりましたね)。
本当に真剣に事務所の収益や将来を考えたら今のように嵐のために他すべてのGを犠牲にするというような愚かなことはしないでしょう。
今後、ジャニ事務所の力がどっと落ちて、SMAP台頭以前の一アイドル事務所に戻ることは目に見えている。それでもジャニーズのテレビ出演が少なくなってコンサートや舞台を中心に宝塚のようになるとしても潰れることはなく、少ない収益で回していくようになるだけでしょう。藤島ジュリーさんは自分の個人資産は不動産や株で雪だるま式に増えるので、ジャニーズの収益が減ろうと彼女は困らないのかもしれない。
ただ、長期的な指針もなく、おべっかを使うのが上手なタレに仕事を与えるという今のやり方で、どれだけの才能の芽を潰しているのか、ジュリーさんのせいで退社に至ったジャニタレの所属したGのファンがどんなに悲しんだか。
山Pさんへの当てつけでNEWSをゴリ押しするとか、SMAPへの嫌がらせで自分の傘下のタレントをSMAPとは共演させないとか子供の喧嘩のようなことを、競争の激しい芸能界でやっている。マジ「事実は小説よりも奇なり」です。
・滝沢さんは力を持っていない
滝沢さんは副社長として実務は忙しくやっていると思いますが、「副社長」は名ばかりで本社の役員ではありません。だから重要なことはすべてジュリー社長が決めている。それなのにジュリーさんが叩かれないように、あたかも滝沢さんに主導権があったようにマスコミに書かせている。卑劣としか言いようがない。
上に立つ人は責任が自分にあることをはっきりさせて自分がやらせている方針や決定に対する批判を受け止めるのが一番大事な仕事です。権力を好きなように使いたいけど、矢面に立って批判を受けたくないなら藤島ジュリーさんは社長を退いてオーナー会長になればいい。そもそも音楽やドラマやバラエティーに興味のないジュリーさんはジャニーズの運営には向いていない。
・SMAPの権利は使わせなかったら宝の持ち腐れだからさっさと高額のライセンス料でも取って使わせればいい
SMAPのグループ活動の時は木村さんはレンタルで参加すればそれで何の問題もないはず。まともな経営者ならそうする。
・木村さんをパリピアの対抗馬にしようとしても無駄
もう諦めたみたいだけどねw 木村さんのCDが売れれば売れるほど、ドラマの視聴率がよければよいほどスマヲタは喜ぶだけだもんw
・もうSMAPは5人でユーチューバーでもいいよ
ネットテレビでも何でもいいんだよ、5人集結できれば可能性は無限大。中居さんの新事務所はジャニーズと業務契約しているわけだからキンキとかジャニタレとコラボしてもいいじゃないですか。バズるだろうし、ジャニ事務所にとってもいいはずですよ。
まとめ:
言いたかったのは、ある年齢に達したらGを抜けたり、ジャニーズを退社したりするタレントが出てくるのは当然。年齢のいった人気タレを給料制で使うのは搾取。だからもともと構造的に事務所が不当なことをしているという構造がある。お金の問題だけではなく事務所の縛りなしに活動したいタレも出てくる。引き止めるのではなく、彼らのしたいことをよく聞いて交渉して双方ウィンウィンの形の持っていくべき。
辞めジャニの多くは藤島ジュリーさんとの問題があっての退社。タレが一方的に悪かったわけではないケースがほとんどでしょう。
個人的な怨恨でタレントに仕事を降ったり降らなかったりするのは誰のためにもならない。藤島ジュリーさんもそんな嫌がらせをするより、シンプルに適材適所でタレントを使うようにして、そういう形で成功して自己満足したらいい。 「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」でイッテQでの手越さんのようにたまには当たることもあるかもしれないし。
SMAPはファンだけでなく日本の人たちからとても求められているからさっさと再結成させるべき。
以上。
Yumey