アマプラドラマ、稲垣吾郎主演「東京BTH」

これは凄く楽しみ!!!!!

吾郎さん、要潤さん、勝地涼さんが一緒に住んでいるシェアハウスの4人目の住人になるべくいろんな面白そうな人たちが応募してきて3人がインタビューするお話ですよね。ゲストは一番下に貼ってるけど草なぎさんが最終回ゲストっていうのも嬉しいね。

このドラマ、アドリブも交えた脚本家の三谷幸喜さんが以前にやってたシチュエーション・コメディーのノリなのかな、って思うよね。私がアメリカにいた時期と重なってて私は見てないんだと思うけど、話に聞く「やっぱり猫が好き」にちょっと似てる?

私はアメリカにいた頃はシチュエーション・コメディーが大好きで、「となりのサインフェルド」「そりゃないぜ!? フレイジャー」、あとシットコムじゃないけど「ノーザン・エクスポージャー アラスカ物語(新しい邦題は「たどりつけばアラスカ」)」とか若い頃凄くよく見てた。

あと、こっちは私はあんまり見てないんだけどバーを舞台にした「チアーズ(Cheers)」っていう大人気のシットコムがあって、このドラマはチアーズっていう名前のバーのバーテンダー、いつも寄って1、2杯ビールかなんかを飲んでいくレギュラーのお客さん、新しいお客さんが繰り広げるコメディードラマなんだと思うけど、「東京BTH」もノリとしてはちょっとこのドラマに似てるところもあるのかな?

嘘かホントか知らないけどSMAPの番組に関わっている鈴木おさむさんがジャニ事務所の圧力で地上波テレビから干される、って報道が出回ってるけど、このドラマは鈴木さんの脚本。

鈴木さんのお仕事にはスマヲタ的には賛否両論あるけど、私はこのドラマに関しては鈴木さんの起用はいいと思う。

だって、何かもう吾郎さんと要さん、勝地さんがシェアハウスに住んでるっていう設定と、ユニークなゲストだけで面白そうじゃん。3人の職業がIT会社社長、整体師、花屋、っていうのもいいし、ドラマでの名前が芸名の下の名前、っていうのもいい。勝地さんのご実家はマジ花屋だそうですw

アドリブや時事ネタも入れて、だけど一応台本はあって、という作りは、スマスマコントやゴロデラの前にTBS深夜でやってた「ゴローズバー」みたいなバラエティー番組をやっていた吾郎さんや、ゲストで出て下さるタレントさんたちにはとても合ってる。台本があるからそれなりのオチも用意してあるだろうし、多くの地上波のバラ番組みたいにタレントに丸投げしていないところがいい。それがあった上に、出演者がタレント力のある人たちだから楽しい番組になると予想。

アマゾンプライムの配信で、SMAPファンの方々で「何で地上波じゃないの?夜11時の深夜ドラマとして流したら視聴率取れそうなのに」っていう声もあるけど、新しい分野を開発してるっていうところがとってもSMAPっぽくて私は好き。

それに、地上波深夜だとジャニーズの後輩くんたちや他の俳優さん、女優さんたちが出演できる枠を奪ってしまうことになる(もちろん今はジャニ事務所の圧力でパリピアの3人は地上波11時のドラマなんて出れないんだけどね)。私はSMAPさんたちがNHKのど自慢のサポーターのお仕事をしはじめた時、ジャニーズの他のGやジャニタレと争わずに新規仕事を開発してて、なるほど、って思った。今回のアマプラドラマも他のジャニタレや俳優さんと競わず、SMAPの名前やスマスマコントの経験、長年の鈴木おさむさんとの関係なんかをうまく生かしてアマプラドラマを成功させようとしてる。このドラマやるからってことでSMAPや他のレギュラー、ゲストのファンの方でアマプラに入る人も少なくなくないだろうからアマゾンにとってもいいことだし、すでにアマプラに入っている人たちで吾郎さんや他の出演者のドラマを見たことがなかった人たちがドラマを見てくれるっていうのは出演者にとって大きなプラス。

誰も傷つけない、誰かから仕事を奪うこともない、被らないところで仕事をみつけて、すべての関係者にとってプラスになることしかない。これこそSMAP流の「愛のあるやり方」だよ。

香取さんのパリルーブル個展もそう。あの展覧会は、ジャポニスム2018の一環として香取さんがこの企画の広報大使をしていたからこそルーブルのあの場所(シャルル5世ホール)で開催できたわけで、他の日本人アーティストやジャニタレでアート制作をする人ができたわけじゃないのですよ。絵を送ったり現地で絵の展示を手伝ってくれたスタッフを雇うお金は木下グループがスポンサーとして出してくれたようだから、金銭的に国際交流基金やフランス側にお世話になったわけでもなく、ジャポニスム2018の日仏双方の主催者も、こういう形でジャポニスム2018を膨らませることができてハッピーだったと思います。神奈川新聞によると累計1万7千人の人たちが観覧に来てくれたそうで(行ったお友達は、パンフや絵葉書を配っていたスタッフも、複数人常時いた警備の人もカウンターで数えている様子はなかったって言ってたから、センサーか何かで数えてたのかな?)、個展を楽しんでくれたフランスの人たちにも、ラッキーにも日本から行くことがファンにとってもいいことしかない嬉しい企画でした。

「東京BTH」の話に戻るけど、気が早いけどシーズン2とか作って、今度は香取さんなんかをふつうに画家として出してくれないかな?森さんを現役オートレーサーとして出してくれてもいいよ(わりとマジで)。SMAPの上2人が出れるようになるのはまだまだず〜っと先のことかな〜、木村さんなんかノリノリで演技してくれそうだけどね〜w

Yumey

ゲスト一覧

柄本時生
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水嶋ヒロ
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蛭子能収
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みやぞん
草なぎ剛

香取慎吾個展とSMAPのスキマ(隙間)仕事

前にも似たようなタイトルの投稿をしたような気がするけど(<ーー自分のブログなのにチェックするのがメンドくさくなっている人w)、パラサポの仕事も香取さんのジャポニスム2018広報大使起用とルーブルでの個展開催も、中居さんの言う「隙間仕事」の最もたるものだよね。

つまり、中居さんはSMAPはテレビを中心とした芸能界のお仕事の中で、お笑いが本職の芸人さん、古くは大橋巨泉さんや関口宏さん、みのもんたさんなどいわゆる「司会者」、俳優、歌手、アナウンサーなどそれぞれの分野の一線でやっている人たちとちょっとずれた、こういう方々の誰にもそぐわないけどSMAPならやれるニッチ(Niche 隙間)仕事を見つけて仕事をすることが多い、って言ってたわけです。

ゲストをお食事でおもてなししてトークをしたり、コントや歌のコラボなどスマスマもふつうの歌手や俳優さん、芸人さんには今ひとつそぐわないけど、SMAPだとぴったり嵌まってとても楽しい番組が作れた一例。ニッチ仕事イコールマイナー、オタ専ではないのです。NHKのど自慢のサポートも、これは他の歌手ではイマイチそぐわないし、ジャニーズの後輩の方たちでは若すぎたり、トキオなんかは年齢や知名度があっても彼ら自身の歌でヒットした曲が少ないのでしっくりこない、というわけでSMAPならぴったりくるお仕事だったと私は思っています(私の想像の斜め上を行く新規仕事でした)。詳しい説明は省略しますが、パラサポもSMAPさんにとても合うニッチ仕事ですよね。どちらかというと陽の当たらない分野をSMAPさんたちがサポートするというのがいい。陽の当たるオリンピックとか、チャリティーとはいえ毎年高視聴率を取る日テレの24時間テレビならいいでしょうが、パラサポのようなこれから頑張って盛り上げていかなければいけないパラスポーツの支援はジャニの後輩くんたちには荷が重いだろうというのが私の見解です。

香取さんのジャポニスム広報大使も個展も、他の人ではやれない究極のニッチ仕事だと思います。まず抜群に知名度が高くて多くのファンがついている。自分のツイッターやインスタアカも持って情報拡散ができる。スマステやいいともを20年近くやってきてるだけあって、公の場で場の雰囲気に気圧されずにユーモアを交えて臨機応変にだけど失礼なくきちんと対応できる。スマスマで元ソ連リーダーだったゴルバチョフ氏や総理大臣になった日本の政治家、ハリウッド俳優女優など有名人やセレブと何年も応対してきてるから、どんな偉い人に会っても怖気付かない。現代日本の音楽、アート、舞台芸術、ファッションなどに興味がありそこそこ理解がある。あとはスマスマ、スマステ、いいともなどのバラ番組や役者仕事を通じて作り上げてきた人脈を持っている。

こういうバックグラウンドがあるから野村萬斎さんが個展のレセプションに来てくれた時も萬斎さんの方も居心地が悪くならないだろうと踏んで安心して来てくれたんだろうし、慎吾ちゃんが楽屋を訪ねて千秋楽が終わった次の日に来てくれた中村獅童さんは「新撰組!」で共演した仲だったり、前衛的でサブカルっぽい東京ゲゲゲイも常に新しい面白いものをキャッチするアンテナを張っている香取さんだからこそ、彼らのパフォーマンスのこともすでに知ってて、ななにーではとてもいい紹介の仕方をしていた。

知名度抜群でカメラの前でも華のある香取さんが、自分のアート展を開けるほどの作品のストックがあった、ということはジャポニスム2018の日仏の関係者にとってはラッキーなことだったでしょう。

アンチの人たちその他、いろいろ誤解していらっしゃるようですが、ルーブルで開催された香取さんの個展はアーティストの個展としてはかなり特殊です。

まず、若手や中堅のアーティストの「個展」というのは美術ディーラーが後ろ盾になってやることが多いけど、「個展」開催の主目的はお金持ちの美術コレクターに絵を見に来てもらって絵を売ることです。アーティストも美術商もそれで食べてるんだから。だから、もうとっくの昔に死んでいる画家とか、超有名になっちゃっているアーティスト(当然かなり高齢)は別だけど、「個展」で入場料を取るっていうのはどちらかというととても珍しい、というのが私の認識。だから、「無料」だってことでディスっている人たちは本当にアートの世界のことを知らないんだなあ、って思っちゃう。

それに香取さんの個展はジャポニスム2018の一環で、日本のコンテンポラリーのカルチャーを海外に紹介したい、できるだけ多くのフランスの方たちやルーブルを訪れている他の国からの旅行者の方たちにも味わって欲しいわけだから、入場料なんて取る方がおかしい。

もちろん伊藤若冲展はプチパレの美術館でやってたわけだけど、あっちはず〜っと昔に死んでる人だし、破れやすい紙に描いてあるから作品をガードしたり、夜盗まれないように警備も固いところじゃないとダメだし、美術館内でやって正解。

私は画廊やグループ展で日本人の現役アーティストの作品を見ることも多かったんだけど、アートのクオリティーは高くても職人仕事っぽい地味な版画をやってる人とか、絵画でもわざととっても小さいキャンバスに描いたりする人もいたりして、そういう作品は他の人の作品と一緒にグループ展として展示するならともかく、あの場所で日本のコンテンポラリーアートを紹介する趣旨で「個展」をやるにはかなり寂しくてそぐわない。

香取さんも今まで書き溜めた絵のストックはあるにしても、あの広い空間をどう演出するか、っていうことを考えてルーブル個展が決まってから大きな絵やドーム型のオブジェ、マネキンに着せたコンサートの衣装のようなお洋服、常時ブースでビデオを流す、などを考案したのでしょう。香取さんの絵も大きな絵で鮮やかな色合いのものが多くて、あの場所でのアピールには適していたと思います。

つまり、香取さんの知名度や広報大使の仕事、さらに彼の絵やその他のアート作品の傾向(わりと単純に大きいとか派手だとかいうことも含めて)がシャルル5世ホールでの展示に適しているってこともあって、個展の開催に結びついたのでは?

また、ジャポニスム2018は2年後の東京五輪パラリンピックを見据えて、日本の文化を海外にアピールして、海外からの観光客を呼ぼうとする日本の国家戦略の一環でもある。パラサポの仕事をしている香取さんはそういう繋がりもあってジャポニスム2018に関わることになったんだろう。

そして、これは賞取り合戦のコンクールじゃないから。作品のクオリティーはそれなりに大事だけど、ぶっちゃけ香取さんの作品が超凄いというわけでルーブル個展が実現したわけじゃないのよ。若手でも中堅でも純粋にアート作品としてもっと価値がある作品を制作する日本人のアーティストはいる、だけどその人たちにジャポニスム2018の広報大使の仕事はイマイチそぐわなかったわけだから。

つまり、人脈があって海外のそこそこ偉い人の前に出て卒なく挨拶や短い話もできるSMAPの香取慎吾だったからこそ広報大使の仕事がきて、たまたま画風が華やかだったことが幸いして個展開催にまでたどり着いた。アート展はフランスの人たちも喜んでもらえて、広報大使に起用した国際交流基金の幹部も大満足、日本の香取ファンも嬉しい。これだけの条件が揃った人材は他にはいない、っていう究極のニッチ仕事(スキマ仕事)だったってこと。誰も傷つけない、誰からも仕事を奪わない、個展開催という誰にとってもウィンウィンの仕事まで作り出した(木下グループがかなりお金の面でもサポートしてくれたようだから、もちろん日本やフランスの税金も個展には使われてないしね)。こういうのがSMAP流の愛のあるやり方だと思うのよ。

最後に、、、、、香取個展は「ルーブル個展」で間違ってないですよ。シャルル5世ホールも付随施設であるショッピングセンター、カルーゼルデュルーブルも美術館とともに全体的なルーブルの複合施設の一つで、ルーブルは共催の国際交流基金などと並んで、香取個展にSoutien (サポート、協力)した団体として名前が掲載されています。パリ在住の元アナウンサー、中村江里子さんが仰っていたように、シャルル5世ホールはパリコレのファッションショーなど大事なイベントに使われる場所。子供の絵画コンクールの展示に使われるのもルーブルがそういうコンクールがアートの分野の教育に貢献することを考えて場所を提供しているのでしょう。アンチの方の金を積めば誰でも開けるというコメントとは裏腹に、この場所こそどんなに金を積んでも公共の利益に貢献しなければ個展の開催などは無理なのです。(ルーブル美術館が協力しているのだし「ルーブル美術館で個展」と言っても間違いではないと思うけど、「美術館」内ではないし香取さんの絵が「モナリザ」なんかと並んで展示されてされてると思われるのはよくないから、「ルーブルで個展」、またははっきり「ルーブルのシャルル5世ホールで個展」と言った方がいいかも。)

さらに、確かに香取さんの絵は荒削りなところはあるんだけど、これからそういうところを重箱の隅をつつくように改善して行くことに時間を使うよりは、香取さんにはコンサートや役者仕事を頑張って欲しいです。私は実は何年も前から香取さんは絵の個展をやるべきだ、スマタイムズに載せるために描いてた黒うさぎの絵も展示、カタログ化して欲しいと思っていました。私は香取さんのアートの分野の仕事を強く応援していたということ。で、何でその私がこんなこと言うかというと、もうルーブルで個展開いちゃったんだから、アートの分野で一定の結果は出したということ(そのうち日本でもフランスで公開した作品の展示をしてくれるといいけどね)。何より、絵はお爺さんになっても描ける、でもSMAPの中では一番若い香取さんだってガシガシ踊れる時間は今後そう長くない。早くSMAP復活させて、歌とダンスマックス頑張って欲しいわ。

SMAP再結成はよ!

Yumey

五輪がSMAPの復活を阻む???

直近のニュースでジャニーさんが五輪に向けて40人のジュニアのユニットを結成、って記事が出たね。
スポーツ報知には「大会期間中に同ユニットだけの舞台を上演して海外に向けてアピールをしていく考えだ」、とあるから、開閉会式に参加するというよりは、五輪が開催される期間やその前後にこのジュニアのユニットの舞台を披露、五輪のために訪日した海外からのお客さんたちににスポーツ以外のエンターテインメントを供給する、っていうことじゃないかな。

ってか、ふつうに考えて野村萬斎さんや椎名林檎さんが作り上げる開閉会式の演出にジャニーズのジュニアの歌や踊りは合わないでしょ?

ジャニーさんは五輪に向けて大人数のジュニアのユニットのミュージカルを発展させていきたい、その演出やら何やらに滝沢さんや少年隊の錦織さんも動員するのでしょう。一方、メリーさん、ジュリーさんはデビュー組でジュリーさん傘下のジャニタレを何らかの形で関わらせることができたらいいな、って思ってるよね。

つまりジャニーさんと羊さん親子は対立していても五輪に向けて何かやりたい、っていう点では一致してる。

ということは、ジャニーさん、五輪が開催される2020年まで社長を降りない、っていうことなのかしら?

となると、2020年までは私が予測していた分社化もなく、今みたいなとても中途半端な状態で上二人がジャニ事務所に残留することになる???それに、ギリギリネジを巻くように嫌がらせをされているキンキは今後大丈夫なのかしら?って思うよね。

一方SMAPさんたちは、8月以降、5人が5人とも確実に前より自由になってる。木村さんのSMAPの匂わせも継続強化されてるし、吾郎さんは文春インタの「(SMAPメンバー)愛してますから」発言で、不仲説を全否定したのに続き、坂上さんがゲストのゴロデラで「SMAP」ってはっきり言った。慎吾ちゃんだって、今誰でもYoutubeで見れるようになってる(10月31日まで)新潟のパラサポ生放送の番組で「ビッグスワンで僕ら(SMAPの)コンサートをやったことがあって」ってSMAPのコンサのことに触れてたし、長岡、越後丘陵公園の野外コンサのことも。何となくだけど、SMAPのコンサのことも、昨年中は触れられなかったんじゃないかと思うし、8月以前は難しかったんじゃないかな(ヲタの勘に基づくw)。

「クソ野郎」の映画では、歌食い篇の初めの方のシーンでストリートガールの女の子に「オリンピックがあるから東京が住みにくくなった」って言わせてる。それを考えるとSMAPが潰された理由の一つはやっぱり東京五輪だったのかな。

SMAPは復活する、これはもう100%確実。なぜなら復活がなかったら慎吾ちゃんが「新しい地図のコンサートの予定はない」なんて絶対言わないから。コンサはやるならSMAPで5人でしかやらない、3人ではやらない、っていう固い意思があって、だからファンの人たちには申しわけないけど、「僕らの(5人の)思いも知ってほしい」って慎吾ちゃんがはっきり言ったんだよ。

SMAPは復活するけど、いつ、どういう形で?これはもう、私にもわからないや。ただ言えるのは、「遅くとも」2020年の五輪の年には復活しそう、って言うこと。でも、私としてはもちょっと早く復活してほしいなあ。

Yumey

香取慎吾ルーブル個展についての感想

ネットのレスで誰かが、香取の絵には自分の感情の赴くまま、何か目的があって描いたのではない絵と、カルティエやパラサポ、BMWから依頼されて仕事で描いた絵と二種類あるって言ってたけど、凄く当たってると思う。

仕事の絵は見てて心地よくて予定調和でアート作品としてもかなりいいレベルなんだけど、嬉しい楽しい時のワクワク感や、どん底の悲しみや激しい怒りや悔しさや不安がガーンと表現されていて見る人の心を打つ「個人的な」作品とは違っていて、私はやっぱり後者の方に胸を打たれます。

下はパリまで行ったお友だちが提供してくれた写真。カルティエやBMWの原画はこんな感じ。

私はほぼ全作品の写真を見たけど、慎吾ちゃんがシルクドソレイユのサーカスを見て、超感動して興奮して描いた下の絵は全作品の中でも私は好きだな。慎吾ちゃんは普段はそれほど使わないパステル調の明るい色と絵に描かれている対象物も夢のあるタッチで描かれていて、慎吾ちゃんのウキウキ、ワクワクが伝わってくる。他の作品は額縁を付けてある方がめずらしいのに、この作品は石やキラキラでデコった豪華な額縁に収められています。タイトルは「宝箱」。

でも実はこの展示会に出されている絵は絶望的に悲しい絵が多くて、それらはとても美しかったり、激しく心を動かされたりするのだけど、SMAPファンとしては見るのが辛い絵も多い。例えば、下の「SCAPE GOAT」というタイトルの絵。

他のヤギたちがわらわらふつうに生きているのに、一匹だけ死んだヤギ。他のヤギたちが死ななくていいように生贄にされたヤギ。SMAPだよね(涙)。静謐な美しさのある絵だけど、私は長い間見ていられない。

ツイで多くのファンの人たちが言及しているけど、下の絵は明らかに「J」に足蹴にされて、「嫌だ、ありえない=No」を叫び続けるSMAPのメンバーたち。一つだけ彼らが「Yes」と言える条件があったのだろうけど、それは何だったのかな?5人揃ってSMAPの権利も持っていく形のジャニ事務所からの離脱とか?それは2016年の9月にはボツになったんだよね。個人的には全作品の中でこの絵は一番パワーがあると思っています。

全作品を網羅して見てわかった驚愕の事実もあります。SMAPは本当はおそらく2014年に解体される予定だった、ということ。2013年に製作された一連の作品群を見てみてください。慎吾ちゃんが「2013年に裏では酷いことが起こっていたんだよ」ってファンにわかって欲しいのか、これでもか、これでもか、みたいに、悲しい作品が展示してあります。

タイトルは「RiGi RiGi NO Life (2013)」。慎吾ちゃんの意図を解釈して訳すと、「ギリギリの命」あるいは「ギリギリ、Noライフ」。崖っぷちで落っこちそうになってるSMAP、あるいは慎吾自身の芸能生命。

下の絵は、口をぽかんと開けて唖然とした表情の人物が描かれている「明日はない(2013)」。SMAPと芸能活動が自分のすべてだった香取さんは、SMAPがなくなって自分の芸能活動もできなくなってしまったら、もう頭真っ白、唖然とするしかない、ってことだったのかな。

下は5スマカラーで涙をぼろぼろ流している人。無題。2013年。

次のはファンの間ではよく知られてるけど、2016年に制作されてものではなくて、2013年のものだったことが興味深い。目隠しをされて自分に何が起こっているのかもわからず、幸福の王子のように身ぐるみ剥がされて、企画も番組も歌もグループも奪われて丸はだかになったSMAPのメンバーたちを見て心ある人たちが涙を流して悲しんでいる、っていう絵だったのかな?

2013年には「祈り」というタイトルの絵が二つ。SMAPがどうにか生きながらえることができるように、っていう祈りだったのでしょうか。

下はどう見てもSMAPの5人。慎吾ちゃんから見ると上二人はやっぱり大きく見えるんだね。見えにくいけど茶色の大きい人は赤い線で描かれたタンクトップを着ているので間違いなく木村さん。「上2人は化け物(いい意味で)」「上2人の前に道はない」、3人は2人の背中を見て必死に追いていったんだよ、みたいな発言してたもんね。でも、この絵のタイトルは「祈り(2013)」なの。5人が一緒にいられなくなるような状況が、2013年にはもう見えていた、ってことかな。

SMAPが壊される頃にはもちろん下のようなおどろおどろしい絵も描いてるんだよね。タイトルの「Otomodachi」は皮肉?

2013年に何が起こっていたのか、私たちが知ることはないと思うけど、2014年の27時間テレビでさんまさんのペンギンスマの時に「事務所と揉める〜や」って言わせていたから、SMAPに近い業界の人たちは知っていたんだろうね、もちろん5人がそこまでいろいろ嫌がらせを受けて、SMAPが解散させられる瀬戸際だったことは知らないだろうけど。

こういう絵を何枚も描いた慎吾ちゃんの心情を察すると胸が痛くなるけど、ファンだったら受け止めてあげたいよね。

そして、最後にコメントしたいのは「クソ野郎と美しき世界」の映画に出てきた歌食いの絵。

この絵は、メイキングのビデオを見ればわかる通り、映画のために描いた絵。ブログを読んでくれてるみなさんがどう思われるかわからないけど、この絵は確かに素敵だし、力もあるし、ファンタジックでミステリアスな様子が出てるんだけど、上に上げた何枚かの絵と違って慎吾の激情が感じられない。ちょっと不気味だけど心が痛くなるような絵ではない、「お仕事の絵」だと思う。

もう少し突っ込んで解釈してみれば、ジャニ事務所を抜けて慎吾もいろいろ安心して怒りや不安や悲しみをぶつけたような絵はあんまり描かなくなった、とも考えられないかな?私が思っていたのよりSMAPの復活は遅れそうだけどこの絵を描いた時点では慎吾は絶対に絶望してはいない。SMAPは復活途上にあるんだよ。

おまけ:
五輪の色を配して描いた一連の絵「SUKIYAKI」シリーズも飾られていましたね。知ってる人も多いと思うけど、日本の歌の中で海外でもっとも有名な「上を向いて歩こう」、慎吾ちゃんも大好きな歌なんだけど、あっちでは「SUKIYAKI」って呼ばれているんだよね。

そしてこの歌は2007年、それぞれの映画のプロモーションのために木村さんと慎吾ちゃんが2人でカンヌの映画祭に行ったときのスマスマ特番で、カンヌ郊外にある何百年も前に作られた秘密の野外劇場に案内してくれたおじさんの前で歌った歌なのでした。

モアイ、尊い!!!!!

Yumey

タッキー&翼の将来について再考

、、、と言ってもほんのちょっとだけ前の考察を変更しただけ。
基本的には私の考えは変わっていません。

今回の決定をする前、タキツバの2人にはタキツバの少年隊化、名前はあっても受理さんたちの嫌がらせによってユニット活動がまったくなくなることがわかっていた。ユニット活動どころか、ジュリーズにいる限り個人仕事も凄く減らされるであろうことも。タキツバはジャニーさん直轄タレだからね。

滝はジャニさんからいろいろ頼まれているし、彼がいなくてはジュニアを引っ張っていくことはできないからタッキーは事務所を出られない。だから、中で徹底的に干されることを考えたら、翼さんだけでも外に出してソロ活動ができるようにする、っていうのがきわめて難しい状況の中で最善の選択だったのでしょう。

辞めジャニの赤西さん、田口さんはおそらくジャニーさんの協力を得て昨年秋にメジャーレーベルのユニバーサル所属になったのだと思います。SMAPのパリピアもあれだけ活躍できているのはジャニーさんと田辺事務所の後ろ盾があるからだし、ジャニーさんは翼さんもできる範囲でサポートすると思う。

タッキーの芸能活動復帰は、いま揉めているジャニ事務所の後継問題が解決して、分社化するんだったら双方の会社が安定するまでは難しいのかな?あと、ゴシップ誌が2020年にタッキーがジャニ事務所の社長になる、っていう吃驚ネタで記事書いてるけど、社長になるかならないかは横に置いといて、もしかしたらオリンピックの年である2020年がジャニ事務所にとってもジャニーさんや受理さんにとっても、タッキーにとっても節目の年なのかも、っていう気はする。

タキツバがジュリーズ事務所の縛りから自由になれるのが2020年なのだとしたら、それまで翼さんは、今「新しい地図」の3人がしているように、ジャニーズの外で芸能活動を続けた方が有利、ってタキツバの2人も考えて、おバカなジャニ事務所はジャニタレの中ではいろいろスキルが高い翼さんを大事にキープして使うっていう頭もなくて(超無能!!!!)退所、ってことになったんじゃないかな(前にも言ったけど病気はジャニ事務所が理不尽な契約解除(実質解雇)の理由に使っているだけで、翼さんジムに行ったりそこそこ元気そうだよ)。

芸能人で「引退します」って言って引退して本当に復活することがなかったのは私の知る限り山口百恵さんと、若い人は知らないかもしれないけどキャンディーズのミキちゃんくらいw だから私は将来的に滝も限定的ではあっても芸能活動を再開すると思う。

タキツバファンの方たちがどういう形でタキツバへの思いを表現していくかは部外者の私が口を挟むことじゃないけど、とりあえず翼さんへのメッセージはタッキーや中居さんのラジオにハガキを出して伝えてもらうっていうのもありかも。中居さんラジオはハガキしか受け付けないけど(メールはアドレスもないしw)、中居さん一枚残らず読んでるし、こそっとお願いしたことを聞いてくれた(カツラをやめてほしいとか、一時期やってたバラ番組で盛り上げるために足でバンバン床を鳴らすのをやめてほしいとか?w)らしいから、翼さんの件でたくさんハガキもらったら翼さんにファンが心配してたよ、みたいに伝えてくれるんじゃないかな。

翼さんは他の大手が掻っさらうというよりは、ジャニーさんと田辺の後ろ盾でそこそこ芸能活動ができるように采配してくれるんじゃないかな。中居さんも先輩あるいはお友達としてできるだけのサポートはするだろうし、何より翼さん本人が芸能活動は続ける、って言ってるんだからそこは心配しなくても大丈夫だと思います。

あとは、いつも言ってるけど、ジャニ事務所の後継問題についての次のまともなニュースが出るのを待つしかないね。この件がもう少しはっきりしないとタキツバの件だけじゃなくてSMAP復活も難しいと思うから。

上でも言ってるけど、赤西くんや田口くんも芸能活動続けてるんだから、翼さんはそのうち絶対出てくるよ。滝沢さんも「気が変わって芸能活動復帰することになったらごめん」って言ってるし。

将来復活するにしても私が最初に思っていたように数ヶ月で復活なんかは無理でしょうし、現在のタッキーのソロ活動と来年放送されるドラマ、復帰した翼さんのソロ活動をできる限り応援しながら様子見ということで、タキツバファンの方は今ショックと悲しさで耐えられないくらいの感じだと思うけど思い切りご自愛下さい。今後戦い続けるにしてもファンをとりあえずお休みするにしても何らかの形で心のケアは必要だからね。

Yumey