小池知事と菅総理は今後入院できず自宅で死ぬ人を救うために、野戦病院(仮設病床)を作ってください

コロナは2週間前の人々の行動が感染者数に反映されますから、少なくとも今後10日ほどは感染者が爆増し続けます。

今、東京で入院待ちのコロナ患者が4000人超え。家族がいる人は感染しないかと不安だし、夫婦共々結構酷いコロナの症状に苦しんで大変な思いをしている人たちもいるし(ソースはツイッター)、一人暮らしで熱と呼吸困難と不安に苛まれている人たちが大勢いるということ。

すでに医療従事者の方で提案されている方もいらっしゃるけど、小池知事と菅総理は今すぐアリーナを借り切って野戦病院(仮設病床)の設置を。ホテルでなくフラットなアリーナだと看護師さんの数が少なくても目が行き届くそうです。一番下の画像、映像はタイで設置された施設の例。

菅総理は新薬の抗体カクテルを新しいコロナ対策として提示していましたが、抗体カクテルは点滴の器具を使って投与しますから入院しないと使えない。さらに感染の初期でないとあまり効果がない。

小池知事が言っているように自宅を病床にしてはダメなのです。

尾美さんのいう「危機感を共有するための明確で強いメッセージ」として一番効果があるのは今五輪を中止すること。これ以上効果的な「危険だから自粛を」というメッセージはない。

しかし五輪を中止して呼びかけても、私が冒頭で言ったようにその効果が表れるのは10日後。それまでは感染者は爆増し続ける。恐ろしいことが起こるのは必須です。

感染者の数を減らすために小池知事も菅総理も無策。

有能なリーダーなら(まず即刻五輪を中止して)補償金をどかっと用意して、数日準備をして(食料品などできるだけ破棄しないで活用できるように采配して)スーパー以外は飲食店も小売店もデパートも遊園地もイベントも何日か閉店させるくらいするはず。エッセンシャルワーカーとテレワーク組以外は仕事も極力休ませる(これやるのはとりあえず首都圏。日本の他の地域では経済はそれなりに回せるわけで、日本全国ロックダウンしなくてもいい)。

小池知事も菅総理も大事なのは自分たちの権力保持(選挙に勝つこと)で、国民の命や健康などかなりどうでもいい。

だから小池さんも菅さんも「本気で」国民が一人でも死なないでいいようになんとかしようとは露ほども思っていません。

だから今後4週間くらい首都圏ではICUに入りきらなくてコロナで死ぬ人、自宅で容態が急変して死ぬ人、コロナでない急病で倒れて受け入れてくれる医療施設が見つからず手遅れになって死ぬ人など続々出てきます。

野戦病院を作ることでこういった死者を少なくとも何人かは減らせるし、感染の初期に上記の抗体カクテルを投与してもらったら長年キツイ後遺症に悩まされる人たちをかなり減らすことができる。家族に感染させるのも防ぐことができるし、喉の痛みと酷い咳でも食べられるゼリーのような食料もなく、立ち上がって水を飲みに行くこともできずベッドで苦しむ一人暮らしの人たちも救える(施設に入れる分の人たちだけだけど)。

五輪を中止したら、武道館でも代々木の競技場でもいくらでも東京で使えるアリーナがあるけど、今後数日で作るならとりあえず五輪に使われていない横浜アリーナを使わせてももらう手も(7月31日のアルフィーのコンサ中止になってるし)。

私たちにできることはSNSでの拡散の他に、東京都や官邸にメール・電話、ジャーナリストやツイッターの有名なインフルエンサーなどにサジェスト、でもおそらく一番効果的なのは、自分の選挙区の都議や国会議員に働きかけることでしょう。

五輪「無観客」が達成されたのは、間違いなく私たちの頑張りがあったから。

あの「一人暮らしのコロナ患者は入院ではなく自宅に(放っておきましょう)」などということを公に発言する冷酷人間みたいな小池さんが自分から「都民の健康を守るために無観客にしましょう」なんて言うはずがないのです。

仮設病床の設置に向けての働きかけを。首都圏の方々はやらないと自分の大事な人や自分がコロナや違う病気に罹った場合、最悪死ぬ可能性があります。できるだけ死なないでいいように動きましょう。

Yumey

追記:小池知事の言う「若者にワクチンを促す」という「対策」。ワクチン「打てるなら」若者でも中年でも打ちたい人が大部分ですよ(悪いけど、マジで「この人バカ?」って思ってしまいました)。

菅総理はアストラゼネカのワクチンも使ってワクチン接種を進めると言ってるけど、どっちかというと楽観的な政府の推測でも8月の末で接種済みは人口の40%(ソースは菅さん自身の言葉)。ところが少なくとも60%いかないとワクチンで感染「抑制」はできないし、感染爆増で医療崩壊が起こるのは来週から3週間。だから来月(8月)の医療崩壊にワクチンは役立たず。このことを考えると遅くても8月の半ばには医療崩壊が起こるのに「ワクチン」を対策として真っ先に提示する小池知事も菅総理も考えることを放棄しているのか、マジでバカなのか、あるいは国民がそれで騙されると思っているのか?

追記2:別件だけど、飲食店は「自分のできる範囲で」協力すればいいと思う。死者を一人でも減らすべきなのですから、飲食店経営のあなたや従業員が自殺してしまってはダメなのです。お金が許す範囲で「本気」で感染対策してお店を開けるなら、大声で話さないなどお客さんにも協力を呼びかけて「許容範囲内」で時短に協力したらいい。もちろんお金に余裕があるなら自分の身を守るためにもしばらく休業するのもいい方法かもしれません。どっちにしてもワクチン接種が進む秋にはお店はふつうに開けられるようになると思う。ワクチンの効果は高齢者の感染者、重症者、死者の激減で明らかなので。8月をなんとか生き延びることです。

下がタイの仮設病床(1400床)。この他にも空港の倉庫に1800床のを作ったというAFPの動画がYouTubeにありました。選手村のダンボールベッドが話題だけど、コロナ用の仮設の施設にも使えますね。ダンボールベッドが一個3万円としても2000個で6千万。他の資材や人件費もかかるでしょうけど、政府の予算が30兆円余っているそうですから、3億使っても政府からしたらマジ雀の涙です。

追記:昨年は日本財団も一時期パラ用体育館を病床に転換(下の画像、動画参照)。今回はコロナの患者さんが爆増で、看護師の数はむちゃくちゃ不足していますから仕切りなしの方が目が届いていいそう。ってことは費用はそれほど高額にはならないはずです。ちなみにこの施設は4月以降、もとのパラスポーツ練習用の体育館に戻されたわけですが、それまではペット同伴で隔離を希望するコロナ患者を受け入れていたと聞きました。

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