前稿をリピしますが、今、東京で入院待ちのコロナ患者が4000人超え。家族がいる人は感染しないかと不安だし、夫婦共々結構酷いコロナの症状に苦しんで大変な思いをしている人たちもいるし、一人暮らしで熱と呼吸困難と不安に苛まれている人たちが大勢いるということ。
小池知事と菅総理は今後入院できず自宅で死ぬ人を救うために、野戦病院(仮設病床)を作るべき。
春に大阪、兵庫で医療崩壊して自宅で死ぬ人が続出し、コロナは軽症でも病状が「急変して」すぐに重症になって死んでしまう人が多いことがわかった。これはコロナ患者を受け入れている医療施設の看護師さんたちも、2日前まで話ができていた患者さんが死亡した例など見て吃驚しています。
さらに菅総理が話していた新薬の抗体カクテルも点滴の器具を使って投与するから入院しないと使えないし、感染の初期でないとこの薬は効かないはず。
だから、小池知事の言う「一人暮らしの人は自宅を病床に」という対策ははなから間違っているのです。
病床が不足しているのは日本だけじゃなくて、前稿で紹介したようにタイでも野戦病院をガンガン作ってるし、インドでは大きなお寺を貧困層のコロナ患者収容施設に転換していた(ソースはYouTube)。
みなさまもよくご存知のようにニューヨークは去年の春に危機的状況だったのだけど、マンハッタンにあるどでかいコンベンション・センターであるジャビッツ・センターをコロナ用3000床の野戦病院に。
さらに一番下の動画のようにセントラルパークその他の場所にテントを張って野戦病院を作っていました。
五輪は中止にした方がいいけど、危機的状況になる東京ではある意味五輪中止より、今野戦病院の設営の方が大事(どっちもやれば一番いいです、もちろん)。
東京ならどこに作ればいいかって?
一番いいのは「皇居広場」。聖路加、順天堂、東大病院など大きな病院が近くにあるし、医師、看護師の援軍も派遣しやすいかもしれない。
天皇さんも上皇さんも雅子さん、美智子さんたちも野戦病院のためなら皇居の土地、喜んで差し出すよ、間違いなく(冷酷人間みたいな小池さんや菅さんたちとは違うから)。いや別に横浜アリーナとか東京の大型体育館を使ってもいいわけだけど。
野戦病院で働く医療従事者は自衛隊から借りられないだろうか?上にあげた一流の医療組織の医者看護師がコロナケアについて指導したら?そもそも自衛隊の医療従事者はダイアモンド・プリンセスの危機の時動員されていたから、基本的知識は持っている人たちもいるはず。それに仮設病床でのケアはせいぜい酸素吸入くらいまでで、人工呼吸器が必要になったら仮設ではない医療施設に送るわけだから、軽症、深刻でも中等症までに対応できればいいわけです。
野戦病院を設置することで東京では救われる命がいくつもあるはず。それがあなたの大事な人やあなた自身の命かもしれない。
みんなで声をあげていきましょう!
Yumey
ニューヨーク、セントラル・パークの野戦病院