五輪選手村の食堂はコロナ感染の大温床になる。お弁当を部屋で食べるようにする、など工夫を。

追記:この記事をアップした後で、IOCが選手たちが食堂で食事をしなくていいように組織委にウーバーイーツでのデリバリーを容認するように要請した、ってニュースを見ました。ウーバーイーツはセキュリティその他の問題もあって適切でないかもしれないけど、「食堂で感染する」という点についてはその通りで、これはある意味IOCが正しい。選手村の従業員の人たちが希望者の人たちには宿舎の建物までまとめてデリバリーをしてあげるシステムを作ったらどうでしょう?(もちろん徒歩でなく屋根付き原付3輪とかで配達。)プラス、扇風機なども使って(暑いから)野外のテントでも食事ができるようにしたら、食堂で食べる人の人数がぐっと減って食堂を使う選手の感染リスクを減らすこともできる。ってか、この件だけでなくリスクはありすぎるくらいあるんだから開催する方が間違っている。

五輪選手村の映像を見て吃驚。これ、コロナ感染の前の設計から少しも変えてないわけだよね。

一番の問題は食堂。緊急事態宣言で小さな飲食店でも厳しい時短営業をさせているわけで、マスクを外して飛沫を飛ばしながら食事をする飲食店が感染の温床の一つってことはもうわかっている。
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対策としては、「密を避ける」ために、できるだけお弁当形式にする(朝食、昼食)。

アメリカでは「ボックスランチ」と言われるもので、サンドイッチ(いくつか違う種類のを用意する)、小さい容器に入ったサラダ(コールスロー)、ポテトチップの小袋、クッキー、などをケーキの箱よりちょっと大きめで丈夫な箱に入れて各自取りに行って好きなところで食べる形式がカンファレンスなどではよく使われています。

ボックスランチを用意してあげて、選手の方たちが各自、自室あるいは戸外で食べることができるようにするのはいい方法(この方法の欠点は温かい食事やスープなどの提供ができないこと)。

また、食堂の椅子を普通に対面に置いては絶対にダメ。椅子は対角に(斜め)置いて、真正面には椅子を置かず、座らせないようにする(ちなみに、真横に座った人と喋ると物凄く飛沫を浴びて感染するから、同じ方向に椅子を置くのは感染予防にはならない)。

さらに、選手村は車輌の通行も限られているでしょうから、テントを張って外で食事ができるようにすれば食事中の感染はかなり避けられるかと。

ブラジルで開催されたコパ・アメリカのサッカー大会で証明されたようにワクチンを打っていても選手に感染者は出るし、五輪選手村でも多くの選手のコロナ感染が発覚するのは既定路線。それを少しでも抑えるために上記の食堂での対策、さらに選手の動線の規制(入り口出口を別にして選手が廊下ですれ違わないようにするなど)、できるだけ選手は相部屋にしない、さらに、日本人清掃員、従業員への毎日の抗原検査などが対策として考えられます。

この投稿では選手村の食堂に特化して述べていますが、もちろん開催するなら観客はなしで。

ホントは中止が一番いいんだけどね。

Yumey

追記:ダメモトで組織委とパラサポ センターに上記のアドバイスを送りました。読者のみなさんも、官邸、菅総理、丸川大臣、野党でも与党でもいいから政治家の人たち、組織委その他の関係者に声を届けられるなら届ける努力を。

外国人選手にむちゃくちゃ感染者が出て阿鼻叫喚の状態になったら五輪を強行しようとしている人殺しの菅総理、小池知事や自公維には不利だけど、人道的立場からすると外国人のアスリートでもコロナ感染が相次ぐのは可哀想だし、東京の医療が崩壊して私たちの大事な家族や自分自身が不慮の病気や事故に遭った場合、救急搬送が間に合わなくて死ぬおそれもある(手術が間に合わないとか)。

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