私たちのコロナ対策(復習)、テレワーク、ワクチンなどについて

私たちのコロナ対策としては:

・65歳以上の身内がいたらアシストしてできるだけ早くワクチンを打たせる。
・テレワークに変えてもらえるよう会社に交渉。
・会社出勤、電車通勤を強いられるようなら仕事を辞めることを考える。コロナ禍の間は雇用保険と貯金で乗り切ってコロナ禍が終わったら仕事を探す。
・自分も連れ合いも仕事してるなら出勤日は会社近く(徒歩や自転車で行ける)ホテルか借り部屋住まいにする(週末、電車が混んでない時に家に帰ってくる)。世話しなきゃいけない子供がいたらこれはできないかな?子供が学校が変わってもいいなら思い切って引っ越しをするという方法もある。つまり職住近接。自転車で通える距離なら徒歩で歩いていけなくても大丈夫(雨の日でもカッパや雨靴で頑張って。バスなんか使ったら意味がなくなるから)。
・窓を開けたり、同僚との距離を取ったりして職場での感染を防止できるとあなたに自信があって、車通勤が可能なら安っい中古車を買って車通勤。駐車場代に大金が必要だけどおそらくワクチンが普及する今年の年末でコロナは収束するから、その後は車も売って駐車場も解約すればよい。
・徹底的な自粛。変異株では買い物に行っても感染する。配達の人に心から感謝して、食料品もネットスーパーにする。仕事に行ってもお店には寄らずに家に直行。でも、人のいないところを散歩したりするのは全然かまわない。ただどこに行ってもお店に入ったりして人と接触するのは絶対ダメ。お弁当を持って人のいないところに車や自転車や徒歩で行って「一人で」ピクニックするのはいい。子供と行くなら、子供が食べている間、自分は食べず飲まず、戸外であってもマスクを絶対に外さない。
・子供も連れ合いも「無症状ウイルスキャリア」と仮定して、家で接触しない、食事を家でも一緒に取らない(時差で食事をする、自分の部屋で食事)など。セックスは接触なしでできる方法(オナニーとか)を工夫。
・医療施設で感染する可能性は大あり。怪我したり、病気になったりしたら医者に行くより他ないけど、歯医者や目医者の定期検診なんかは、コロナが収束する年末年始頃まで待つ。
・もしかして感染した時のためにパルスオキシメーターと登山で使う酸素ボンベを4〜6缶買っておくのもいい(だけど、私は基本的に「絶対に感染しない」ようにすることをすすめます)。
・今の仕事がとても大事で、満員電車で出勤を強いられている人は、女性でも、金曜日か月曜日に1日お休みを取ってニューヨークに行って観光者向けのジョンソン・アンド・ジョンソンのワクチンを打ってもらうのも一つの方法かも。ただ前にも言ったように、700万人のうちの3人というごくわずかだけど、このワクチンを打って血栓ができて死んだ人たちがいて、ほぼ全員30代の女性。血栓で死なないまでも重症になった30人近くの人は50代以下の女性がほとんど。だから私は60代以下の女性にはこの方法はおすすめしてなかったのですが、コロナに罹って自分が死なないまでも重症化して肺が潰れて一生そのままで生きなくてはならなくなったり、高齢の世話しなきゃいけない親が7月までワクチン接種できずに、自分が無症状でも接触して世話しなくてはいけない状況だったとしたら、リスクが230万分の1というごくわずかな確率の死亡、ということを考えたらニューヨークに飛んでJ&Jのワクチンを打つのは「アリ」かも。抗体ができるのに2週間かかるけど、1週間もたてばそれなりに免疫ができるようだし、とんぼ返りで帰ってきても打たないよりはいいような気がする。ただ行き帰りの飛行機で感染するかもしれないので、飛行機は一番後ろの席の窓側に席を取る、飛行機の中ではペットボトルの飲み物以外は飲まない、効果抜群の不織布マスクを二重に付けるなどして飛行機の中ではマスクをはずさない、飛行中花粉症用のゴーグルを付けて目からの感染を防ぐ、コンタクトレンズはいろんな形で感染しそうなので飛行機の中はメガネ(ゴーグルはメガネの上から付ける)、あと耳栓も感染予防に効果がある。トイレで感染する確率も高いのでトイレでは絶対にマスクを外さない。私は飛行機とか旅行中でなくても(ってかコロナになってから旅行なんかしてないし)ふつうの時でもドアノブなどを触らなくてはいけない時は調理用のチャチなビニール手袋を嵌めて使い捨てにしています。アルコール度70%以上の消毒液とアルコールの入っているウェットティッシュ(アマゾンで買える注射を打つ時に使うみたいなアルコール70%以上の小さなアルコール除菌シートはおすすめ)を持ち歩いて頻繁に使う(って言っても飲食しないなら使うのは、最初乗った時自分が触るかもしれないスクリーンや椅子をアルコール入りのウェットティッシュでトイレの時くらいかもしれないけど)。CA(スチュワーデス、スチュワード)が無症状ウイルスキャリアでない保証はないからできるならCAとの接触も避ける。書類の記入がわからない場合は聞かなきゃいけないかもしれないけど。あと、ニューヨークで一人でワクチン接種場に行って打ってもらえる自信がない人は日本の旅行会社、ニューヨークの日系の旅行会社を通じて日本人ガイドを雇えばいい。全部で40万円もかからないだろうから、払う価値はあり。ただ50代以下の女性は血栓ができて死ぬかもしれないことを覚悟して打つこと。男性や60代以上の女性は躊躇する必要なし。J&Jのワクチンは効果がイマイチと言われているけど、60代以下のふつうの日本人にワクチンが回ってくるのは10月とかだから、6月から10月の間に感染しないために打つのは絶対に賢い。10月以降は日本人の35%くらいはワクチンを打っているわけで、J&Jのワクチン打ってても、なんならワクチンなしでもあなたが感染する確率もぐっと低くなる。要は6月〜10月をどうやって乗り切るか、にかかっている。私の友人はアメリカでファイザーのを2度打ったけど、これでコロナで死ぬのを心配しなくてよくなった、ってとても喜んでいる。既往症のある人だから自粛は続けるけど、昨日2年ぶりにかかりつけの医者のところに健康診断に行ったそう。コロナに罹るんじゃないか、死ぬんじゃないか、重症化して肺が潰れるんじゃないか、っていう心配がなくなったのはもう人生が変わるくらいいいことだったって。J&Jのワクチンを打って、血栓で死ぬこともなく、行き帰りの飛行機や移動中に感染しなければ、あなたやあなたのお連れ合いもこんな感じになるよ。コロナに罹る心配はある、だけど、コロナで死んだり、重症化したりする可能性がぐ〜んと減ると言うこと。
・日本でファイザーのワクチンで死んでそうな人も多いから(関連性は確立されてないとしても)、あなたが「ワクチンは打たない」と決めるなら、それはある意味真っ当な判断。自分のライフスタイル、たとえば通勤を強いられる仕事をしているかどうか、対面で世話をしなければいけない高齢者がいるか、などを考えて、コロナに罹って死ぬ確率とワクチンで死ぬ確率とを比較して「自分で」決める。ほとんどの人は今の日本ではコロナに罹って死んだり、肺が潰れて一生そのままだったり、酷い後遺症で1年以上かもっと苦しんだりする確率の方が高い。こういうことも全部理解して「ワクチンを打たない」と決めるのはそれはそれで真っ当な判断です(あなたが打たない決断をしたらその分のワクチンが若い人にそれだけ早く回されるからそれもいいこと)。死んだり、他の人にコロナを伝染させたりするのはワクチンを打たない「あなた」なわけであって私や私の家族にはほぼ関係ないから。私は秋以降も私自身も私の家族にも他人はすべて「ワクチンを打ってない」と仮定して気をつけて行動するように言ってワクチン打ってない人からコロナを伝染されるのを防ぎます(意地悪に聞こえるけど、ワクチン打たない人は個人の判断なのでマジそれはそれでいいと思う。コロナで死んだり、不便な思いをするのは本人)。

政府のテレワークの推進はいいこと

テレワークを実行するにはいろいろ障害がある。企業秘密の保持、中小企業では会社のコンピューターを共用して仕事をしているところも多い、同僚と対面で話ができないと仕事が進まない、等々。また、一定数の人たちは家で仕事をすると生産性が低い(怠けたり、仕事してくれなかったり)。さらに、家で仕事をするには、子供が邪魔だったり、仕事ができるスペースの確保が難しかったり。

と、いろいろ問題はあるけど、テレワークを推進して満員電車、職場での感染、仕事が終わった後、人々が飲みに行くなどを防ぐことができることを考えると、飲食店の時短営業やアルコール飲料の提供の禁止より、テレワークを進める方がコロナ感染防止にはずっと効果があった。

もちろん1年以上前から政府はテレワークの推進は進めてるけど、何でもっと頑張って進めなかった?五輪開催が危なくなって、やっとお尻に火がついて、事前の根回しもなしに今になってまた言い出すなんて(いや何度言い出してもこれはいいことではあるんだけどさ)。そして、テレワークができる企業に政府が「お金を出して」、新しく機器やシステムなんかの財政的支援をしてテレワークを推進するべきでした。五輪をやりたいなら今言い出しても遅すぎるのよ(下の記事参照)。

「経済界、事前打診なき政府の「無茶ぶり」に困惑」

https://news.yahoo.co.jp/articles/89a4fb15043f3744b09b08db1324d2d0b90b659d

日本は「ワクチンゲット」には成功。大失敗はワクチン接種の体制を整えていなかったこと。責任は安倍さん、菅さん、元厚労大臣の加藤さん、「ワクチン」大臣のはずの河野さんらにある。

前にも言ったかもしれないけど、EUは五輪のことも配慮してかワクチンのEU外への輸出に関しては日本を大変優遇。厚労省のサイトにあるスケジュールでワクチンは日本に入ってきていました。

2月、3月と少しずつ輸入されて、4月末には2800万回分のワクチンが日本にあったのに、ワクチンの全国配布が遅々として進まず。

そもそもワクチンの接種に関しては国がほぼ地方自治体に丸投げしている。菅さんは1日100万回打つと言い、100万回は無理でもこの頃は1日40万回くらいは打っている日もあるのに、自衛隊がやっている「大接種場」での接種は東京、大阪合わせて1日2万もいかない。政府が何か意義のあることを「やっている感」を出すためのパフォーマンスですよ(もちろんやらないよりはやった方がまあ、少しはましかな、二重予約の問題で自治体に迷惑かけるけど)。

そして1日100回打ったとしても7月の五輪までに、感染を抑えることができるパーセンテージにははるか及びません。単純な算数なのに、なぜ菅さんはこの事実を無視しているのか、わけがわかりません。

下は着々とワクチン接種の準備をしていたイギリスと日本の差。

歯科医や臨床技師にも打たせる云々は去年の夏に議論して、体制作りをしておくべきことだった。国は予約システムさえ自治体に丸投げ。

たとえばアメリカはインフルのワクチンをその辺の薬局で打つことができて、大接種場やふつうの医療施設での接種に加えて、このインフルワクチンその他の予防接種のための薬局で打てる既存のシステムも接種のスピードアップに貢献した。

私が言いたいのは、日本にもこのシステムを作れ、って言うことじゃなく、自治体に投げるなら投げるで、政府が誰かに諸外国の予約システムを勉強させて参考にするべきだった、ってこと。政府の外郭団体の誰かでもアメリカに10日間くらい送って予約のシステムのことを勉強させて、「予約システムはこういう風に作ったらいいよ」みたいなマニュアルを作ったり講習会を開いたりすればよかったのに。

私は米国在住の時、医療関係ではなかったけど、違う分野での政府の外郭団体から派遣されて来た人を当時住んでいた市の担当職員に会わせたり、関連のNGOに連れて行って話を聞いたりさせる通訳・アテンドのバイトをしたことがあるけど、外郭団体の職員を一人送って(飛行機代、ホテル代払って)、バイトの私に当時のお金で4万円くらいのバイト代(車代、ガス代も込み)だから、莫大な政府の予算の中ではむちゃくちゃ安い。まあ、予約システムを勉強するなら1日では足りないけどさ。しかも、マイナンバーに紐付けするとかなら別だけど、今のように紐付けなしの自治体独自の予約システムを作るなら、小さなホテルや美容院の予約システムを作ったことのあるプログラマーならそんなに苦労しないで作れるシステムだし、自治体で住民票その他と連携させるなら、そういう風にできるシステムを作ればいい。こちらもそれほど難しくないはず。

大接種場で予約の問題がいろいろ出てきてるけど、あれだって、それぞれの自治体で勝手に出している東京23区の接種券番号のデータを最初から入れてその番号に会わなかったら弾く、という機能を付けておけばよかっただけ。区のコードと接種券番号をセットにしておけば、他の区に同じ番号の人がいたら自分の予約のトライは弾かれてしまう、という問題も起きなかった。2ヶ月あればふつうにまともな予約システムが作れたはず(まともな予約システムを作った上に、バイトを雇って電話でも予約を受け付けて、電話係の人が予約希望の高齢者のデータをコンピューターに入力して予約をしてあげる、という形にすれば、ITがダメな高齢者も置いてきぼりにならなかったのに)。

政府の人たち誰一人「接種体制作りをしなくちゃいけないのでは?」と言い出さなかったのだろうか?

無能、あまりにも無能。上に書いた通り責任は安倍さん、菅さん、元厚労大臣の加藤さん、「ワクチン」大臣だったらしい河野さんなどにあります。

3月からワクチン接種がどんどん進んでいれば、今死んでいる人で死を免れた人はたくさんいる。

ヤフコメでも5ちゃんねるでも「そんならお前がやってみろよ」って言う人がいるかもしれないけど、私だって私にやらせてもらえば、この人たちよりはずっと前もって用意できていたと思う。なんなら私の親戚の男の子、一流大学も出てないし、トップの成績でもなかったけど、20代前半でIT関連の会社に勤務してる。その子と私とコロナ政策をやらせたらどっちがよりよい判断ができたかわかんないけど、その子だって私だってこの人たちよりはずっとましな判断をしてると思う。ふつうの人なら「接種の実施はどうするんだろう」くらい考えるじゃん。自治体に丸投げするなら丸投げするで、少なくとも去年の秋には「2月過ぎたらワクチンが輸入される予定なので、接種の計画を作ってください」って自治体に言っとくべきじゃん?その時点で「予約システムはどう作ったらいいんですかね?」って質問が出ると思うから、厚労省か総務省か知らんけど「じゃあ予約システムはどう作ったらいいかな」って考えて作ったらいいわけ。何もしてなかったってバカじゃないの。

なぜアストラゼネカのワクチンを使わない?

日本は最初はアストラゼネカのワクチンを大量に輸入して使うつもりだった。それがごく僅かな確率だけどアストラゼネカのワクチンを打つと血栓ができて死ぬ人がいるというヨーロッパからの報道でファイザーに変えた。

日本が購入契約済みのこのアストラゼネカのワクチンを、今、途上国に譲るという話が持ち上がっている。つまり、アストラゼネカのワクチンはファイザーのよりもっと早くに輸入できたのでは?

私が調べたところによると、オーストラリアとニュージーランドの研究チームのリサーチによるとアストラゼネカのワクチンは50歳以上の人にはリスクはほぼないらしい。

それならなぜアストラゼネカとファイザーと同時進行でアストラゼネカは50歳以上で希望者に打つ、とかしなかったのかな?

今だとインド株が市中に放たれてファイザーのワクチンでもインド株なら感染するようになったけど、3ヶ月前はインド株なんかなかったわけで、アストラゼネカのワクチンでも十分すぎるほどの効果があった。ワクチンが効くには「できるだけ大勢の人が接種すること」、さらにコロナ感染、コロナで重症化、コロナ死を避けるには「少しでも早く」打つことが大事で、「ファイザー・モデルナ製のを待って打つ」より「アストラゼネカでもワクチンがあるならどんどん打つ」方がずっと効果があった。ある意味スピードが勝負。何なら中国製のを使っても、多くの人に、早く打つ方が効果があった。

アストラゼネカのワクチンはmRNAのメカニズムを使ったワクチンではないから、輸送、保存がファイザーやモデルナに比べてずっと楽だし、実際、ワクチンでコロナ禍を克服しつつあるイギリスで大量に使われたのはアストラゼネカ製です。
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私は、4月以降五輪開催に反対してるけど、安倍さん、菅さん、加藤さんたちは東京五輪をやりたいというもの凄く強い希望があったわけでしょ?それならなぜワクチン接種の体制作りをしてこなかったのか?なぜアストラゼネカのワクチンを使わなかったのか?上でも言っているように、50歳以下の人には打たせないことは国がきちんと決めて、それ以外はリスクをきちんと説明して自己責任で希望者に打たせればいいだけのこと。

この人たち、頭悪すぎ。しかもコロナ対策の失敗で現実に1日100人の人たちを死なせている。

あと、わけわからないのは東京都の小池知事や上記の政府の人たちが3月、これから花見、歓送迎会、引っ越しなんかで宴会と異動の季節を前にして緊急事態宣言を解除したこと(吉村さんは前倒しで解除して大阪では多くの人が自宅で苦しい思いをしてコロナで死ぬようになった)。

3月の緊急事態宣言解除の報道があった時、私の周りの五輪反対派の人たちが「コイツら五輪やりたくないのかよ」と吃驚していた。

聖火リレーの前に解除したかったんだろうけど、大事なのは五輪で聖火リレーは全然大事じゃないでしょ?どうせ聖火リレーで大儲けしている電通からの圧力があったんだろうけど。

どうして電通のために日本人の多くが悲惨なコロナ死を遂げなければいけないのだろう?

この国は狂ってる。

Yumey

追記:田村厚労大臣が「五輪は静かに家でテレビ観戦しましょう」と言っているのに、代々木公園では何本もの木が伐採され、パブリック・ビューイングの会場が作られている。コロナ感染クラスタを自分たちで作っているようなものでしょう?頭狂ってる。そしてこのパブリック・ビューイングも電通案件ですよ。電通には政府や財界のお偉いさんのボンクラ子女が大勢勤めているからね(そしてボンクラたちはほぼ仕事もせずぶらぶら、仕事のできる少数派はまつりさんのように過労死するくらい働かされている)。そしてこの電通の役員で副社長の桜井氏は嵐の櫻井さんのお父さんです。

追記2:上記の3月の緊急事態宣言解除についてだけど「だって解除して見なきゃ感染爆発するなんてわからなかったでしょ」って言う人もいるけど、パンデミックについてはど素人の私でさえ、花見と宴会と異動の時期の「前に」解除するのはヤバいと思うし、私と同様に考えられる人も多いはず。きわめて常識的な考え方で、しかも私が危ぶんだ通り感染爆発が起こった。100歩譲って五輪を控えていない大阪の解除はまだわかる、だけど「そこまでして五輪をやりたいのか」って思っちゃうほど五輪に執着してる小池さんや菅さんたちが東京の緊急事態宣言をあのタイミングで解除したのはアホとしか言えない。

追記3:ある意味コロナ対策は戦争と同じ。機を窺って、タイムリーな思い切った判断をすること、スピーディーに動くこと、そして大事なのが兵站(ミリタリー・ロジスティックス)。ウィキによると「戦闘地帯から後方の、の諸活動・機関・諸施設を総称したもの。戦争において作戦を行う部隊の移動と支援を計画し、また、実施する活動を指す用語でもあり、、、、」

安倍、菅内閣はワクチン接種のロジスティックスが全くダメだったということ。何なら第二次世界大戦中の日本軍も兵站がダメだったらしいけどね。下はウィキのエントリー。

兵站:https://ja.wikipedia.org/wiki/兵站

追記4: 上記の「ワクチンを打たない決断」をした人たちについてだけど、彼らはワクチン接種が進んでコロナが収束に近づくと「自分たちは貢献してないけど、他の大多数の人たちがワクチン接種をしてくれたために、ワクチン接種をした人とあまり変わらない恩恵が受けられる」いわゆる経済学で言うところの「フリーライダー」になる。私はそれはそれで全くかまわないと思う。まず、ワクチン拒否者の分のワクチン(特にその人たちが高齢なら)が、一回分でも彼らより若い人たちに少しでも早く回ってくる。さらに、日本の接種したい人たちすべてにワクチン接種が終わったら、世界中の途上国なんかでワクチンが喉から手が出るほど欲しい国もまだまだたくさんあるだろうから、日本のワクチン拒否者の分がそちらに回って少しでも「ワクチンの不平等」も是正される。どっちにしろワクチン打ってないとコロナで死んだり重症化したりしやすいんだからワクチン打ってなくて得する人はほぼいない(気持ちの問題)。ワクチン打って血栓でショック死するとか100万人に1人くらい誰が死ぬかわからないんだから、今の日本のコロナの状況を考えると打つ方がいい。まあ、スーパー、コンビニ、医者にも行かない、仕事にも行かない、誰にも対面では会わない、という暮らしを来年の春まで続けられる人はワクチンを打たないのもアリ、だと思う。ちなみにインド株の感染力は強いから、今までのように「気をつけて」生活していてもコロナに罹る可能性があることは心に留めて。「ワクチンを打ってない人にあなたが近づかない」判断は真っ当。これは「差別」って不満を言われても困る。アメリカの友人は打ってない人が周囲にいる時はいつもにもまして用心していた、って言ってた。だけど「打たない」決断をした人を責める必要はゼロ。上記のようにその人の分のワクチンが日本の若い人や途上国の人に少しでも早く回って、それはそれでいいことだから。

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