お金がなくて生理用品が買えない女の子たちのために(その3):フェイスタオルを切って手縫いで作る超簡単な布ナプキン

フェイスタオル(新品でなくても使いかけのをきれいに洗濯して使って全く問題ない)を切って手縫いで作る布ナプキンの作り方です。むちゃくちゃ簡単。ハサミで切った側を中に入れ込んで処理するのがポイント(下の絵を参照)。なぜかというとここを中に入れ込んで処理しておかないと端から布がほどけてくるから。待ち針(安全ピンや普通の針でも布が止められれば待ち針代わりに使える)がなかったら、めんどうだけど仮縫いして、端の処理の本縫いをしても。仮縫いというのは、荒く、この場合1.5センチとかの(私もホントの仮縫いの仕方なんか知らんよw)縫い目でザクザク縫って、本縫いした後で、仮縫いをした糸を全部はずしてしまうことを言います。

もちろん器用な人は手順と方法をちょっと変えて、最初にだーっと端を縫わずに、処理していない端を1cmくらい中に入れ込んで端から2、3ミリのところを一回、7ミリくらいのところをもう一回縫う手もあるわけ。その場合は特に、待ち針、あるいは代わりになる安全ピンやふつうの針が何本かなければ、仮縫いしてから本縫いすることをお薦め。

雑巾のようにジグザグに表面を縫うのも洗濯した後、ちゃんと形を保つため(ジグザグでなくても楕円形に丸くぐるぐる縫ってもいいんだよ。要するに布を洗濯に耐えるようにくっ付けておけばいいだけ。ちなみに糸の色を工夫すると可愛くなる)。これも待ち針がなかったら、簡単に仮縫いしてからチクチク縫えばずれたりせずに、失敗せずきれいに縫えるよ。

安物のフェイスタオルは一重では生理用ナプキンとしてはイマイチ薄いことが多いから、一番下の絵を参考に二重にしても。長さは目安として20センチ、って書いてるけど、経血の量の多い日、夜用はもちろん長くしてもいいし、軽い日用に短いのを作ってもいい。夜用は後ろが広がった半分広げた扇みたいな形のがいいのかもしれないけど、作るのにスキルが必要だからな。あとミシンはなくても手縫いでできるけど、バイアステープなんかで端の処理をするとなるとアイロンがないと厳しかったりする(親と住んでればアイロンのない家庭は少ないからこの点では有利だけどね)。

あと、フェイスタオルを使ってこの方法で布ナプキンを作る場合は、防水布を挿入していないから生理用のショーツを使うのが必須。夜の場合はサランラップを何重かにしてショーツに敷くという手もある。

あと私がとてもいい方法だと思うのは、紙ナプキンを下に敷いてその上に薄めの布ナプキン(羽やスナップの付いていない、今回作り方を紹介しているような布を長方形に縫って作ったやつ)を敷く。そうすると紙ナプキンが節約できるし漏れて経血がショーツに染みることもかなり防げる。接着剤がべったり付いてる紙ナプキンの大きめのを使うとサニタリーショーツじゃなくて普通のショーツでも大丈夫だと思うんだよね。

さらにこれはもう女の子みんなやってると思うけど、生理の時はショーツの上に1部丈の黒のボクサーショーツみたいなのを履くと少々漏れてもなんとかなる。また生理の時はできればパンツスタイルよりスカートの方がいろんな理由でいいよね。

と、まあ、もしかしたらお金のない女の子の役に立てるかも、と思ってこの記事を書いてるんだけど、私は全ての女の子が市販の紙ナプキンでもタンポンでも月経カップでも、結構なお値段のする布ナプキンでも自分の好きな生理用品を買うお金がある(あるいはほぼ無料で配布してくれる)世の中になることを願っています。お裁縫が趣味だったり、環境保護主義者で紙ナプキンの使い捨て反対の人たちだったらリサイクルした布で布ナプキン作るのは率先してやりたいかもしれないけど。そうじゃなかったらいろいろ頑張ってふつうに紙ナプキンが買えるお金を稼げるようになろう!

尚、このブログでは質問は受け付けていないので、質問があったら自分でググって解決してね!

Yumey

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