コロナで人がバタバタ死にます:死なないために搬送には救急車を使う、あとパルスオキシメーター

最初に。親や親族が入院していたり介護施設に入っていたりしている場合は、クラスターになってそのまま死ぬ可能性があります。この3、4ヶ月の間にコロナで死ぬかもしれない、と覚悟すること。今、面会は受け付けていないところがほとんどだとは思うけど、もしできるのなら最後だと思って、アクリル板のパーティッションを隔ててでも、オンラインでも生きているうちに面会をしておく方がいいかもしれない。電話だけでもして声を聞くのもありでしょう。人間は一度死んだら戻ってきません。「数ヶ月後にまた会える」チャンスはない、と思っていた方がいい。

次に、立憲民主党の羽田雄一郎議員のご逝去から学べること。それは搬送の時、できるだけ一般車両でなく「救急車を使う」ことです。羽田さんは救急車で病院に向かっていたならおそらく助かった。下の記事にあるように「もし、このとき、救急車での搬送であれば、ただちに酸素ボンベなど「バイタル」生命を維持するサポートの救命医療を実施できたはずです。」
つまり死なずにすんだ。

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/63479

今後急患が増えて救急車が来るまでに命を落とす場合もあるでしょうし、救急車で搬送中5時間、10時間と受け入れてくれる病院を探している間に死ぬケースも多くなると思います。また、病院で人手が足りなくて人工呼吸器やエクモを付けてもらえず死ぬケースも。そうなったらもうどうしようもありませんが、少なくとも「救急車を呼ぶ」ことで命が助かるケースは少なくないのですから、これは私たちは絶対やるべき。

さらに、自分と家族を守る自衛の方法(もちろんこれで命が守れるかと言うと守れないことも多いと思いますが)としてはパルスオキシメーターを買う。これは既往症がある自宅療養中の軽症の患者に勧められていることですが、パルスオキシメーターが売り切れてなくて買えて、買うお金があったら持っていて損することはないはず。自覚症状がなくても血中酸素濃度が下がっていることもあるらしいので、自宅療養中はこの機械を使って、ある一定以下の数値が出たら速攻で保健所、あるいは医療機関に相談、または救急車を呼ぶ。

また、コロナは基本的に肺炎の症状が出るわけだから、素人考えだけど酸素補給で死ななくて済むかもしれないと思う。ニューヨークで春コロナ感染が激増した時は、人工呼吸器の数が足りなくて付けられない人がバンバン死んだわけですが、仕方がないから人工呼吸器の代わりに酸素吸入器を使っていた。酸素吸入器だったら看護師の指示があれば自分で付けられる、みたいなことをニュースで言っていたような気がする。

酸素吸入器は逝去された私の大学時代の恩師も普通に使っていたけど、医者の指示なしに勝手には使えないでしょう。だけど登山の時なんかに使う酸素スプレーだったら一般人も手に入れることができるし使える。ですから、私は自衛策としてパルスオキシメーターと酸素スプレーを用意しておいたらどうかと思います

ttps://yamahack.com/1226#content_63364_0_2

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あとは、自分にできることをすべてやること(前の投稿も参照)。

もし電車通勤を辞めて車で通勤できるのなら車の方がいい。部分的にでもタクシーが使えるのなら公共交通機関よりは窓を開けさせてもらってタクシーの方がいいと思う。支払いの時に感染しない方法を考えて。現金にはコロナウイルスがべったり付いている可能性も高い(でもクレジットカードもタクシーの運転手さんや店員さんが扱うとウイルスが付く可能性も)。
電車通勤の場合、マスクを布マスクからシャープ製などの高性能の不織布マスクに変える(ウレタンマスクは絶対NG。コロナ収束以降に花粉対策などに使えるように引き出しの奥にしまっておく)。
大事なのは、日に何度もマスクを新しいものに変えること(中国製の安物でも時と場合によってはマスクを「変える」方が大事だと思う)。マスクの表面にはウイルスがべったり付いています。そのマスクの表面を触って、口鼻目を触ったり、食べ物を触って食べたりしたら一発で感染。
マスクは一回使って捨てるともったいないけど、洗うと効果が落ちる。ウイルスを拡散しないように、紙袋に入れた上にビニール袋に入れて持ち帰り、家に帰ったらマスクの入った紙袋を家の隅っこにでも一週間放置してウイルスが死んでからまた使うことは可能(清潔好きの友人は一回使ったマスクを紙袋の中とはいえ1週間も放置してまた使うなんてできないと言っていたけど)。ビニール袋じゃなくて紙袋なのはビニール袋だと乾燥しない、つまりウイルスがなかなか死なないから。
通勤時はマスクの他にメガネ、サングラスをかけると若干ではあっても目からの感染を防ぐことができる。メガネは間に隙間があるから、花粉症用のゴーグルの方がもっといいけど流石に私でも恥ずかしいので。通勤途中メガネの表面にウイルスがいっぱい付くので、メガネは頻繁にコロナに効く除菌ジェルで消毒すること。
あとそれを通じて感染しやすいのはスマホ。消毒を頻繁に。

さらに、職場でも、学校でも、通勤中も、近所の人とも家族ともできるだけしゃべらない。
対面のミーティングが必要なら、参加者がしゃべらなくてすむような方法を提案。少なくとも自分はできるだけしゃべらない。
ミーティング中、仕事中に、同僚がいる部屋ではペットボトルの水も飲まない。周りに人がいないところで飲んだり、お昼を食べたりする。
机回りは洗剤で拭く(アルコール消毒をしなくてもコロナウイルスは洗剤で死にます)、あるいはアルコール消毒、頻繁に。

また、私はお料理する時使う使い捨てのポリ手袋をいろんな時に使っています。郵便を受け取りに行く時もゴミ出しに行く時もエレベーターに乗って、コロナキャリアの人が手で押したエレベーターボタンを押さなければいけない時も、使い捨て手袋を使って、家に戻ったらさらに手洗い。

配達員の方から感染する確率は低いから、ネットスーパー、通販、デリバリー(出前)、ウバーイーツなどを使うのはいいこと。私自身はウバーイーツ使わないけど、テレビ見てたらデリバリーの人に対面する必要もなく置いていってくれるみたいだからとてもいいシステム。デリバリーしてくれる人はそれなりにしんどい仕事だと思うから感謝を込めて「この大変な時に、本当にありがとう」みたいなメッセージを送ったらいいです。

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飲食店を使う側の私たちは、とりあえずこの1ヶ月は外食をしない(でも家族が勝手に外食するのは止められないから対策を下に書きます)。
ビストロジョー・カフェくらい対策がきちんとしてれば、ギリオーケーなのかも(特に一人で食べるヒトリート)だけど、銀座まで行かなきゃいけないしね。

飲食をする場合、大事なのは「喋らないこと」なのですが、2人以上で飲食店で食事をしたり飲んだりする場合「喋らない」でいることは難しい、というのが問題。
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私は飲食店を経営する側の方には閉めろとか、8時までの要請に答えろとは言わない。食い扶持を稼ぐ、従業員の生活を守るのは大事。政府がちゃんと補償もせず時短とかとんでもないし、8時までの営業にしたからと言ってそれがどれほど感染防止に役立つんだろうか?だから対策を万全にして深夜まで営業もありだと思う(だけどコロナに罹りたくない私たちがお店を使わなくてもいい)。もちろん、8時までとか中途半端に開けとくよりも居酒屋なんかは1ヶ月お休みにするという方法もあるよね。従業員は一旦解雇すればその間失業保険で食っていける。
ビストロジョーには、一人用の席や複数の席は真正面で対面しないようにする方法などいいヒントがあると思う。

ただ接待を伴うお店で働いているシングルマザーなんかは、一旦お仕事を辞めて生活保護を貰ったらどうだろう?

倒産したり、解雇されて生活ができなくなりそうな人は私の以前の投稿を参照。
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夫、同棲相手、同居している親や子供が感染リスクの高い行動をした場合。
まず、怒らない。怒ると正直に何をしたか話してくれなくなる可能性があるから。

前の投稿でホテルかウイークリーマンションに隔離をお勧めしました。それはもちろんアリ、なんだけど、子供や高齢者が同居人でこっちが世話しないといけない場合もありますよね。

その場合は家庭内の徹底隔離です。言っとくけど、発症してから隔離しても遅い。発症の2、3日前が一番感染確率が高いんだから。

で、行って欲しくない会食、飲み会、集会、スーパー銭湯やジムに行かれてしまった場合はどうするか。家庭内で全員マスクを付ける(自分の部屋に一人でいる時以外)。家庭内の会話を携帯と固定電話でする。つまり対面でしゃべらない、顔を合わせない。食事は一人ずつ取る。

今回コロナ禍でいい機会ですから、お金に余裕があるなら高齢者にも携帯、できればスマホを持たせる。

うちの母親はもう何年も前の話ですがガラケーからスマホに変えるのをとても嫌がった。だけど強行突破。先月、脊柱管狭窄症で入院してちょっとした手術をしたのだけど、田舎だから最寄りの病院では手術ができず大きな病院に回されてそこでも手術の順番がなかなか回ってこなくてずっと寝てたから足の筋肉がなくなって手術の後は車椅子で病院内を移動してリハビリ、みたいなことをやっていました。回復に凄く長くかかって年末年始もずっと入院。私はもちろん実家に帰省なんて考えもしなかったのですが、家族ももちろん面会はNG。世話をしている家族も連絡は全部スマホ。母が使えるスマホの機能は電話の他は携帯メールとラインと写真、アラームくらいなのだけど、私とはラインで繋がっているから一応顔を見ながら話したりできる。

さらにこれはガラケーでも同じだろうけど、メインの連絡先、家族、親しい親戚、友人、近所の人などの電話番号が携帯に入っているから入院中、手術前10日くらい手術の準備で寝たきりにさせられていた時も、仰向けに寝たまま電話やメールくらいはできて、これはとても助かった、と言っていました。ラインと携帯メールくらいは練習すれば高齢者でもできるようになります。うちの場合は、機種変更が必要な場合でも操作方法がほぼ同じのアイフォンを持たせて、私もアイフォン(と私はアイパッドも)持ちで、やり方がわからない時教えやすいようにしています。

家庭内隔離のやり方に戻ると、大事なのは、トイレや洗面所、浴室その他「人が触るところ」を1日に何度も消毒(ドア全部消毒なんてしなくていい)。自分自身は上記の使い捨てポリ手袋を使ってドアの開け閉めなどしたらいいかも(その上で手洗いもする)。感染者が使った後はトイレも浴室も掃除が必要。

また、感染したかもしれない人はお風呂は最後に入ってもらった方がいいですね。

と、まあこんなふうにいろいろ面倒だし、ホテルやウイークリーマンションに2週間くらい泊まることのできるお金があるなら前の投稿で言ったように、自分はホテルで過ごす、あるいはパートナーにホテルに隔離してもらうのもとてもいい方法だと思います。
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今後3ヶ月、人がコロナや医療崩壊で他の怪我や病気をしても治療が受けられなくて次々に死んでいく阿鼻叫喚の日々が待っています。

とにかくこの2ヶ月、目標は自分がコロナにかからないこと、に定めて、これが達成できたら自分をいっぱい褒めてあげることです。自分より他の家族がコロナに罹るのは仕方がない。子供は罹っても死ぬのは本当にまれですから、上手に隔離しながら世話をするしかない(看病のために仕事を休んだり半端なく大変ですよね。。。。)。

最後に。
子供があんまり外で遊べなかったりしてイライラしている場合、テントを買ったらとてもいい気晴らしになるということです。
テントの中で使える電気で点くカンテラも一緒に買ってあげるといいかも。

あとトイレで気をつけるべきことは、特に男性はトイレで用を足す「前に」手を洗う(もちろん用を足した後にも手を洗う)。

春からいろいろわかってきたこともあって、その意味では対策が若干やりやすくなっている。罹ったら罹った人や自分を責めないこと。冷静に判断して、ダメージを最小限に食い止める対策を考える。

ワクチン接種がはじまれば少しずつ増加は食い止めることができるはず。

私自身も車通勤とはいえ週3日職場に行く日々が待っています。

一緒にがんばりましょう!

Yumey

P.S. 1:コロナ禍でのセックス。アメリカのどこかの州か市が春にこうしたらいい、みたいなサジェスチョンのリストを出していたみたいだけど。離れて双方オナニーをする、なども書いてあったと思います。ググるか、ツイッター検索でも出てくると思いますよ。

P.S. 2:悪いけど日本の政府は無能です。経済を回すことは大事だというのはわかる、だけど4月から9ヶ月もあったのに医療体制や保健所の増強を怠りPCR検査を増やさなかったのはなぜなのでしょう?一方アベノマスクという誰も使わないマスクに、500億、私たちがなけなしの寄付をして集まったラブポケット基金、3億7千万の130倍ものお金が使われて、まさに金をドブに捨てた。安倍元総理のプライドのために。これ、国民の税金です。麻生さんや二階さん、もちろん菅さんも、加藤官房長官も西村さんも、辞めた安倍さんも、自分たちは罹っても特別扱いで最高の医療が受けられるから危機感がない。日本政府は、飲食店やダメージを被る業種の人たちに「金を出して」、欧米の先進国がやっているような太っ腹の補償をして休業してもらうべきなのです。「会食は4人以下で」とかバカか。この危機の最中、特に国の指導者たる政治家は家族以外と会食なんかするなよ。ブログの読者のみなさまにはこの人たちに投票した、あるいは投票もしなかったために、死ななくてもいい高齢の自分の家族や知り合いが今後3ヶ月の間に死ぬかもしれない状況が出てきていることをもう一度考えていただきたいです。

P.S. 3:コロナ禍は人類が経験したことのない新しい出来事。刻々状況は変化するので、私たちもその度に情報を整理して、自分自身の生活の体制ややり方を考え直してやっていく必要がある。11月だったかな、中居さんがラジオで、自粛を緩めようか、と言ってて、私自身、スーパー、美容院、歯医者に行ってもいいかな、とちらっと考えていました。そしたらコロナ感染が爆発的に拡大。

今、必要なのは「先例がない」状況でひとりひとりが、自分自身の頭を使って考えて行動すること。賢いお友達と意見交換(もちろん対面でなくライン、電話その他で)をするのはとてもいいことだし、議論するのもいいことだし、ツイッターのスマップファンの方々はとても賢いツイートをしていらっしゃると思います。

政府の高官が「先例」を踏襲しようとばかりして、自分たちで考えていないようなのは残念を通り越して犯罪に近い。医者の人たちからのサジェスチョンも真剣に受け止めていないし。国の指導者である政治家の政策で人が死んだり死ななかったりするのですよ。それとも高齢者は死んでもかまわないと思っているのか?そういう優生学的考え方は、いろんな個性を持った人がいた方が豊かな社会になるという考え方が広まってきている2021年の日本には合いません。そういう考えの人は自分も75歳になったらさっさと死んで下さいね、と言いたくなるよ。

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