学校でイジメに遭った時にはまず「逃げる」、転校も考えて

下に記事も貼っていますが、引っ越ししなくても転校ができるそうです。イジメに遭ったら子供が自殺するず〜っと前に転校させるべきです。逃げるのが大事、戦わない方がいい。

NHKの番組、「ストーリーズ 事件の涙『“170枚の日々”をたどる~仙台 母子心中事件~』」を観ました。

小学生の娘がいじめに遭い、それと闘っていたお母さんが教師、校長、教育委員会の対応に激怒し、リベンジの目的もあって「死にたい」という娘と二人で自殺をした、という痛ましい事件についての番組です。

実は私もイジメられっ子で、中学に入るとイジメが加速し、子供だったのでそんなこととは全く思いもよりませんでしたが、おそらく軽い鬱も患っていて(「鬱」についての知識なんてゼロ、ってか「鬱」なんて聞いたこともかかったし)、死にたいと思ったこと、理解がゼロの両親に怒って家出をしたいと思ったことは何度もありました。そういうわけで「リベンジをしたい」気持ちはよくわかるのです。

イジメている相手の子供だけでなく、イジメで悩んでいる自分の気持ちがわからない両親や教師を自殺することで苦しめることができる。自殺したら理解のなかった周りの人たちを凄く苦しめることができますから、ある意味やり甲斐のあるリベンジです。

もちろん私は自殺は不治の病いで苦しみ抜いている人以外はしない方がいいと思っているわけで、SMAPの「がんばりましょう」の歌詞にあるように「いつの日にか幸せを勝ち取る」ために努力をすることをおすすめしますが、上記のお嬢ちゃんと一緒に自殺したお母さんの気持ちはよくわかるのです。

中学生で田舎住みで情報もなかった私にはどうしようもありませんでしたが、私の経験から言っても、自殺したいほど酷いイジメに遭っている場合は「逃げる」べきです。鈍感な先生たちや事なかれ主義の教育委員会や、ネットでアドバイスをしているような人たちの言うことを聞いて我慢するべきではありません。

私も先日知ったのですが、イジメに遭っている場合は引っ越ししなくても転校できるそう(下記のウェブサイト参照)。

さらに、イジメに遭っている子を一時的に預かってくれる全寮制のフリースクールがある。学費、寮費などはとても高い。しかし、1日1万円としても年間300日で計算して300万、2年で600万。他にもいろいろかかって800万くらいになってしまうのかもしれませんが、中流家庭なら出せない金額でもないような。中学高校でフリースクールに逃げるなら2年強だから借金してでもその2年を乗り切ったら、イジメのない、新しい世界が待っています。

転校、編入にシステムは私にはよくわからないのですが、高校なら何らかの形で移ることはできないのかな?
あと、全寮制の中学、高校もたくさんあります。私の身内の男の子は高等専門学校に行っていますが高専も寮があるところがほとんどでしょう。

上でご紹介した自殺した母娘の番組を観た後は、私はお母さんと娘さんで違う町に引っ越すという方法もあるのではないかと思いました。もちろんお金はとてもかかるけど、2年くらい逃げていれば元の学校の環境も変わって、戻れることも多いのではないかと思いますし、中学高校だと1年生の時イジメが始まって逃げても、逃げて違う町の学校に行っていなければいけないのは2年と何ヶ月。その間だけ何とかお金のやり繰りができればいい。

母親あるいは父親の実家で子供を預かってくれてそこから学校に通えるのならそれもいいこと。

私は両親が教師で今になってみれば、多人数の人たちをマネージするとか、何かを集団でやる計画を立ててスケジュールを作って実行、報告書を作る、大勢の前で話をする、のような、他の職業の人が誰でもできるわけでなないスキルは両親も含めて先生たちにはあったのかな、と思いますし、教師というのは授業一つにしても臨機応変さが要求されて、それなりの能力が必要なのだけど、総じて頭の良さそうな人はとても少なかったという印象があります(学校の先生をやってらっしゃる方、ごめんなさい)。日本の方は教師に限らずどこでもそうかもしれませんが、事なかれ主義で勇気がない方々も多い。教師や校長、学校や教育委員会に期待する方がバカです。

だから、イジメの問題が発生したら、まず学校を休ませる。次にどう動くかを考えて実行するまで、とにかく学校に行かせない。いい塾があって子供もハッピーならそこで勉強を教えてもらう、親が勉強を見てやる。

転校した方がいいと判断したら、時間をかけていろいろ調べて上記で述べたような方法のどれかを選択して転校させる。

イジメられっ子でも環境が変わると、とてもハッピーに充実した学校生活が送れるようになるケースがほとんどだと思いますし、大人になったら本当に立派な社会人になって、とても幸せに生きられる人たちも多いはず。

教師、校長、教育委員会はこの問題についてはほぼバカですから、この人たちや悪い意味で「常識」に凝り固まっている周りの人たちの言うことは聞かないことです。自分のお金を使って転校させたりするのですから、学校や教育委員会や他人の言うことは無視すればよろしい。

このブログを読んでいるあなたが子供だったら、まず学校に行くのを拒否、断固として拒否。別に引きこもる必要はなく、遊びや塾やお稽古事は楽しくお友達とワイワイやるのは全くオーケー。集団でイジメる友達いる場所、つまり学校、を避ける。次に、あなた自身がそれを望むのなら、親を説得して近くの違う学校に転校させてもらう。教師、校長、教育委員会は保身のためにむちゃくちゃ反対しますから、この人たちは最初から敵と思って行動すること。転校させてくれなければ学校に行かないと頑張る。

また、姉、兄、理解のあるおじ、おば、祖父母、両親が尊敬していて理解がある周りの大人などを味方につけて、彼らからも説得してもらう。インターネットで該当するウェブサイトを探して親に見せる。悩んでいる人、自殺したい人が相談できるような団体や電話番号をゲットできたら電話して相談する。親にもそういった団体に相談したことを話す。

勇気を出して大ごとにする。

理解があって2、3日泊めてくれる兄、姉、祖父母、親戚などがいたら、親に言わずに家出して心配させる(これは両親に言ってもわかってもらえなかった時に使う非常手段。必ず両親に転校したいと話してから使う手段です)。

新しい地図の動画を思いだしちゃうけど、逃げることは悪いことじゃない。

死ぬのは個人の勝手だけど、どんな自殺の方法を使っても死ぬのは苦しかったり痛かったりするし、特に若い人は生きながらえたら何らかの形の幸せを掴むことができる確率は高い。

だから死ななくていいように、まずは私は「不登校」を強くお奨め。今まで行っていた学校に戻りたくない場合(またイジメられて死にたくなると予想される場合)は転校する手段を考えて。

まだ子供やティーンエージャーのあなたが知らない面白い、楽しいこともこの広い世界にはいろいろあるわけで、少なくとも自分自身に「幸せになるチャンス」を与えてあげる(つまり死なない)方がいいんじゃないかな。

Yumey

追伸:子供によってはイジメられていても、大事な友達と離れたくないから転校をしたくないケースもあるわけで、その場合は、イジメっ子のご両親にイジメられている子の両親が話に行くとか、頼りにならないけど学校や教育委員会に相談するとか、転校しないでなんとかすることを考える必要があります。違うクラスに入れてもらうとかできないのでしょうかね。イジメを辞めさせるために証拠となる動画、録音した音声、写真をイジメられっ子本人、またはイジメられっ子の友達に撮ってもらうと牽制にもなります。そのための機器、たとえばICレコーダーなどは即買いするべき。

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