子供を殺す気?とも思える五輪強制観戦が東京の区や市によって次々と中止に。横浜市も中止にしてほしい。みなさんも頑張って反対して!

東京都や周辺自治体では「五輪観戦」を夏の学校行事に組み込んでいました。「親が行かせなければいいじゃん」って思うかもしれないけど、それだと「欠席」扱いになって内申を気にしている子供や親は参加中止をためらってしまう。

朗報としては多くの区や市がこの「学徒動員」をキャンセルしていること。八王子市(萩生田文科相の地元!)、目黒区、文京区など。世田谷区も中止を検討。

埼玉県、千葉県などの学校はは少し前に中止にしたのに、都内の区や市による中止がなぜ遅れているのか?それは東京都(つまり小池知事)が五輪組織委が用意していたキャンセルのためのフォームを都内の学校関係者から隠蔽していたから(吃驚ですよね)。下はリテラの記事ですが、先に赤旗がスクープしていました(つまり事実です)。

「五輪子ども動員」強行のために東京都が“キャンセル案内文書”を隠蔽!
感動演出のために子どもの命を危険に晒す狂気
https://lite-ra.com/2021/06/post-5923.html

なぜこの子供の強制観戦が問題なのか。まず、競技会場(新国立とは限らない)まで公共の交通機関を使って移動(そこで感染するリスクがある)。次に、セキュリティーの関係で持って入れるペットボトルは750ml一本(別枠で水筒を持って入れるのかどうか私にはわからない)。競技場で飲み物を買えるとは思うけど、熱射病で倒れる子供は少数でも出るでしょう(ちなみに普通の水やお茶では塩分が足りなくて熱中症の症状を却って悪くすることもあるので塩の入ったスポーツドリンクなどを用意する方がいい)。

さらにもちろん、多くの人が集まっている競技場でコロナ感染するリスクも。

ってか、この学徒動員のプロジェクトを考えた人(文科大臣の萩生田さんですかね?)、その中止をもっとずっと早い段階でサジェストしなかった人たちって頭が狂っています。この人たち、子供を殺す気なのかな?もちろん上記のキャンセル文書を隠蔽していた小池知事も同罪。

私たちが声を上げたために東京その他でのパブリック・ビューイングも中止になりました(代々木公園の切られた木は戻ってきませんが)。

さらに、五輪会場での酒類の販売も中止に。

声を上げることはいいことなのです。酒類販売の中止は五輪スポンサーのアサヒビールへの抗議のツイートが一気に9000近くに上ったことが大きかったと考えられます。SNSでの抗議でも多くの人の声が集まれば力はある。

「学徒動員」で一番効果があるのは他の親御さんたちと一緒に、教育委員会、自分の地区の議員さんたち(与党、野党どちらも。さらに区議会、都議会、国会のどのレベルでも)に働きかけることです。

すべての子供たちの強制観戦が中止になるまでもうすぐです。頑張りましょう!

追記:6月23日に五輪反対のデモをやるそうです。世界同時行動だそうです。行けない人はSNSで応援を。

Yumey

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です