コロナ禍はワクチン接種が進む今秋から年末にかけてかなり収束します。だから、飲食店の経営の方々もお店を続けたい、そしてもし時短要請、お酒を出すなという要請を断ってお店を守ることができるのならふつうにお店を開ければいい。
罰金30万とか言われていますが、払わなければいいのですよ。いや、永久に払わない、というのではなく、今年の秋、冬になってふつうにお店が回るようになってお金にも余裕ができた時に払えばいい。
私は弁護士ではないので法律の詳しいことはわかりませんが、地方自治体は罰金を無理やり払わせることはできないし、罰としてお店を閉鎖させる、など日本ではできないはず。脅しに負けなければふつうにお店を開けて、お酒を提供して大丈夫でしょう。
要請に従っていないお店の公表、とか、今は世論が「ぼったくり五輪のためのコロナ対策として厳しい制限をするのは不当」という論調ですから、公表されたらかえってお客さんが来てくれて有利です。
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何度も言っていますが、私は政府のコロナ対策、一般のコロナ対策としてはロックダウンをするべきだと思っているほど、コロナ死や重症化、軽症でも肺にダメージを受けて一生治らない人たちを一人でも出したくない。
だから飲食店も秋にコロナが収束するまで、時短要請その他を実行してもお金が回るところは従ったらいいと思います。
だけどお店を大事にしている経営者さんたち、お店が回っていかないと路頭の迷う人たちのお店が秋までに潰れてしまってはいけない。
だから感染対策、たとえば、換気をよくする、客を横に並んで座らせない(横で喋るとむちゃくちゃ飛沫を浴びる)、もちろん真正面で対面にも座らせず、対角に(斜めに)座らせて正面から飛沫を浴びさせないようにする、などして上で営業。
あと、不織布マスクが買えない従業員には不織布マスクを無料で提供して、おしゃれな布マスクをしたい人には二重マスクにしてもらう、などの対策も効果的。
東京都がサジェストしているコロナ対策、たとえば人数制限、など受け入れられるところは受け入れて、少しでもコロナ感染を避けるのはいいこと。
どういう要請がお店にとって困りもので、どの要請なら受け入れられるかは個々のお店によって違うので、受け入れられる要請にはもちろん従っていい(そうすることでお店でのクラスタを回避できるかもしれないし)。
補償金について言えば、東京都の場合給付が今の時点ではだいぶ遅れて給付されるようだし、そもそもフォームの記入が難しくて正しく記入されていないということで却下される場合がとても多いとか。もちろん大型店の場合は補償金額が足りない。
それでも補償金がうまく貰えているお店は、要請を全部受け入れて、なんなら一定期間休業して補償金で食べていくのはもちろんいいこと(だけど経営者のみなさんは、再開後、お客さんが戻ってきてくれるかな〜、って心配していいるのよね)。
とにかく、たかがコロナやぼったくり五輪のために自殺はやめましょう。
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一方、ふつうの人には私は外食や外飲みはすすめません。
秋になれば、ワクチン接種が進んでかなりふつうの生活が戻って来る。あと3ヶ月の辛抱なのですよ。
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今すでに起こっていますが、今後東京では、ふつうに仕事と食料品の買い物にしか行っていなかったような人たちが感染します(だから私はスーパーにもコンビニにも行かず、食料品もネットスーパーに配達してもらって、仕事は100%テレワーク)。
罹ったらいわゆる「軽症」でも、若い人でも長期の後遺症に悩まされたり、肺に死ぬまでダメージが残る場合も多いです。
遠くに住んでいる高齢の身内で秋冬までに亡くなってしまいそうな人がいる場合は別ですが、それ以外は夏の帰省もしない方がいいです(旅行は、高齢者の家族、親戚に会わないのならまだましとも言えますが、無症状キャリアの東京の人が地方にウイルスを運ぶ、ってことだからおすすめはできません)。
前々から言っているように、対策としては:
(1)家族で隔離生活を送る(このブログの前のいくつかの記事を参照)。
(2)テレワークができなくて、通勤や職場で感染しそうで辞めても惜しくない仕事なら仕事を辞める。ワクチンが打てるようになるまで失業保険で食いつなぐ(あるいは自宅でテレワークでやれる仕事をする)。
(3)ワクチンを打つ。接種券が貰える自治体に住んでいる人は接種券をゲットして大接種場まで打ちに行く。
(4)2週間の隔離中テレワークができる人はニューヨークにジョンソン・アンド・ジョンソンのワクチンを打ちに行く。もちろん旅行中の感染対策を万全にして。行く時はアメリカに着いた時72時間以内のPCR検査の陰性証明を見せなくてはなりませんが、これは東京で速攻でやってくれるところもあるし、この頃成田空港でもやってくれるようになった(高いけど)。日本に帰ってから空港から公共交通機関が使えない、さらにホテルか自宅で2週間の隔離が求められますが、空港からは、レンタカー、日本人および外国人で日本に入国した人たちのための特別なハイヤー・サービス、あるいは友人や家族に車で迎えに来てもらう(もちろん誰かをお金で雇っても)、のどれかで解決。ちなみに国内便への乗り継ぎはできないので、地方の人はレンタカー、あるいは東京(または大阪)のホテル滞在かの二択、かな(2週間隔離ってキツイなー、って思ってたけど、2週間の間テレワークで仕事をさせてもらえるなら、ニューヨークに打ちに行くのは全然アリ、だと思う。だけど50歳以下の女性は血栓ができて死ぬリスクがあることを考慮して決めて)。
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コロナ禍の収まらない日本では多くの人たちがそれぞれの悩みを抱えて生きています。だけど、冬までにはワクチン接種も進んでかなりの程度収束します。
あと何ヶ月かで収束するのに、ここで自粛を辞めてコロナに罹るのはバカ。あと数ヶ月で収束するコロナごときで自殺するのはもっとバカ。要請に従うとお店が持たない、だけどお店を開ければ収益が出て回っていくのであれば、時短要請、お酒を出さないでくれという要請はお断りして開けるべきですよ。人間の命は、規則より、なんなら法律遵守より大事です、あたりまえだけど。
Yumey
追記:五輪はふつうに中止するべき。東京ではすでに3日続けて感染者が増えている。
追記2:五輪云々は横に置いておいて、お店が潰れそうな人は要請を無視する、一般の人たちはワクチンを打つまでは厳格なコロナ対策・自粛を続ける。菅政権、小池都政の自爆五輪はどうしてもやるというなら勝手にやってもらえばいい。
追記3:政府が五輪のために「テレワーク・デイズ」をやれ、と御触れを出していますが、テレワークができるならテレワークはいいこと。生産性が落ちても、コロナ禍の今はできるだけテレワークをした方がいい。そして、このブログを読んでいるみなさんも、通勤しなくていい、おバカな上司や同僚との接触が最低限に抑えられる、などテレワークの方が都合のいい人も多いはず。こんな風に政府が五輪のためにやっていることが思わぬところで私たちの有利に働くこともある。こういう場合は、私たちは「テレワーク・デイズ」を最大限に利用すればいいのですよ。
追記4:私はワクチン推進派ですが、ワクチン打って死ぬ人も少なくないですから「ワクチンを打たない」決断をするのには反対しません。ただ、ワクチン打たなかったらインド由来のデルタ株に感染して死なないまでも、一生続く肺のダメージや後遺症がある、さらに無症状感染で接触のあるあなたの家族を殺してしまうかもしれないことも覚悟して。来年になれば、ファイザーやモデルナのワクチンを打ちたくない人も国産のシオノギのワクチンはもしかしたら血栓ができて死ぬ人は少ない、ってことで打つ気になるかもしれない。つまり、上で言っているようにコロナ禍の収束は時間の問題。それまで自殺しない、コロナに罹らないことが大事。コロナだけを取ってみれば確実に未来は明るいです。