タイピーさん、嘘はダメですよ:動物系人気ユーチューバーさんについて思うこと

このところ結構この方の動画を好意的に見ていたので、SMAPと全く関係ないけど、どうしてもコメントをしたくなりました。

保護猫の子猫が亡くなって、新しい猫を保健所から引き取ったという話です。

なにが嘘かというと、引き取った子猫のように可愛い子猫は絶対に貰い手がつく。今はネットで子猫の写真付きで貰い手を募集しているでしょうから、成猫、ブサイクな猫、病気持ちの猫とかいろいろいる中、容姿のいい子猫からどんどん貰われていきます。だから「殺処分前」はほぼ嘘。

「デンちゃんが亡くなって早すぎることはわかっていましたが、諸事情で新しく子猫を保健所から引き取りました。みなさまもいろいろ思うところはあると思いますが、よろしくお願いします」みたいに言えば、嘘もついていないしこんなに炎上することもなかったでしょうに。

さらに時系列を整理すると、お母さんがデンちゃんの訃報を聞いて佐渡に来られた12日から、お母さんのご自宅でお母さんがユーチューブライブをされた15日の夜の1日前の14日までの間に新しい猫を貰いに行かれている。ですからお母さんが追悼ライブをされた夜にはもうタイピーさんのところにもお母さんのところにもそれぞれ保健所で貰ってきた子猫がいたということ。

デンちゃんが亡くなった日をはっきりさせていらっしゃらないのは、時系列が明らかになると本当に死後すぐ新しい子猫を探したことがわかるから、というのもあるのかも。

お母さんがライブで「(デンちゃんの死について)詮索しないで」と仰っていたのは、デンちゃんの死について詮索しないで、というより本当に直後に新しい猫を貰ったことについて「詮索しないで」という意味だったのかも。
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タイピーさんはもう1匹のリンちゃんを保護された時には、猫飼いとして拙くても純粋に猫を可愛がろうとする気持ちはあったのではないかと思います。

リンちゃん、デンちゃんの動画が人気が出て、私から見ると猫にとってあまり快適ではない抱き方や仕草をさせたり、旅行に連れ出したり(犬は連れて行く、猫は家に置いてキャットシッターさんに頼むのが基本)、あと水仙や玉ねぎを猫が食べたら死ぬでしょう。いい動画を撮ることが優先になって猫の幸せは二の次になっていた、あるいは猫の飼い方に詳しくなかったのかも。

デンちゃんの時はリンちゃんと初対面させるのにあんなに慎重だったのに、今回はすぐ対面させて、リンちゃんが「シャー」って。理解不能ですよ。
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お母さんと一緒に保健所に行かれたのは、一人暮らしの若い男性だと保健所が動物を譲渡することに躊躇するからという理由があったのかも、とも推測できますが、よく動く可愛い子猫がいないと視聴者が見てくれない、つまり視聴者数やユーチューブで得られる収入を減らしたくないという理由が大きいでしょう。

私は犬猫を大事にしてくれれば視聴者数やお金が目当てでもいいと思っている。ただデンちゃんが死んで本当に悲しんでいる視聴者に対してもう少し配慮して欲しかった。少なくともデンちゃんの命日を教えて欲しいし、猫も犬も特に子猫は突然死は珍しくないのだけど、もう少し亡くなった時の様子も教えて欲しい。
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とにかく、「殺処分前」という明らかな嘘はダメですよ。私はもう前のようにタイピーさんの動画を見ることはできないけど、いろんなことを正直に言った方がよかったと思う。「早すぎると批判する人もいるかもしれませんが、自分もデンが死んだことは辛くて、というのもあって」新猫を引き取ることにしました、とか。

好感度の高かったユーチューバーさんだっただけに、本当に残念です。

Yumey

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