渡部建さんのしたことは、TOKIO山口達也さんがしたことより罪としてはずっと軽い

ってか、大人同士、女性の方が「脅される」こともなく合意の上のセックスなら、犯罪でもないでしょ。そんなの当人たちの勝手で、部外者がどうこう言うことではない。

さらに渡部さんの場合、TOKIOの山口さんと違って、相手は一般人みたいだし、仕事関係で断りにくい女性にセックスを強要したというわけでもないでしょう?

TOKIOの山口さんの件が罪に問われてもおかしくない重要案件だったのは、相手が仕事関係で断れば「Rの法則」のお仕事や芸能界でのキャリアを一切失ってしまうかもしれない、という立場の女性、それも未成年だったことです。これはもう絶対許されるべきことではない。

さらに言うなら、性犯罪者は犯罪を繰り返す傾向がとても強いので、山口さん含めて性犯罪者は警察が居場所などマークしていてもいいくらい。芸能界への復帰などとんでもない。第一性犯罪者というのは視聴者に女性が多いテレビのCMなどのスポンサーは本当に嫌がります。そのイメージの悪さは大麻使用などの比ではないし、第一大麻はアメリカも州によっては使用が許可されてるし、オランダではずっと前から認可(コカインや覚せい剤は中毒性が比較にならないくらい大きいから絶対ダメだけどね)。

そもそも私は「不倫」はお連れ合い以外の第三者が咎めることでもないと思う。多くの既婚者でも恋人として付き合っていてもラブラブが続くのは8年が限度と言われているし、お仕事その他で出会ってしまった人を好きになる気持ちは止められない。まあ、そこで、お連れ合いや家族のために踏みとどまるのが正しい行動と言えば、それはそうなんんだけど、人にはホンッと色々な事情があるのよ。
当事者の生い立ちや結婚の経緯なども含めてそのむちゃくちゃ複雑な事情を一つ残らず把握してもいない赤の他人がどうこう言えることではない。

ただまあ、今回のようにスキャンダルが表に出てしまった場合、今後芸能界のお仕事を続けていくのが難しいというのはある。あと、渡部さんのように不倫の常習犯だった人の不倫癖はアル中やヤク中くらい治すのは難しいと思う。

まあ、渡部さんの不倫癖に関しては、渡部さんとご家族の問題で私たちには関係ないこと。私らがナンパされるわけでもないし。

私が興味があるのは、渡部さん、事務所としてはそれほど力がないところに所属してて、実力と人気の割にはこの数年とてもいいお仕事をもらっていましたよね、ということ。

嵐の相葉さんの番組のレギュラーだし、ジャニーズ事務所が「SMAP下ろし」に渡部さんを使ったのでは?という疑念が。

確かに熱心な音楽ファンでいらっしゃるみたいだけど、ジャニーズ事務所とフジテレビが画策して、フジテレビの音楽番組でとても面白い企画をやっていたきくちPを追放(嵐が生歌でコラボができないため?)、きくちPプロデュース草なぎさん司会の「僕らの音楽」を打ち切り、草なぎさんはFNS歌謡祭の司会からも降板。

さらに王様のブランチの総合司会に起用されたのが2017年の4月で、SMAPが潰された直後、SMAPの5人が大変な思いをしていた時期と重なる。以前司会をしていた谷原章介さんは香取さんと新撰組で共演して、多くの芸能人がジャニ事務所に忖度して出てくれなかった「72時間ホンネテレビ」に駆けつけてくれた。谷原さんご本人が辞めたかったという噂もちらっと耳にしましたし、谷原さんが無理矢理降ろされたわけではないかもしれないけれど、上で言っているようにMCとしての実力も人気もそれほどなさそうな渡部さんが総合司会として起用されたことには違和感を禁じえません。

さてここで文春の記事の話に戻ります。大事なことは「どうしてこのタイミングで記事が出たか?」です。文春に限らず週刊誌はネタが入ったら記事を出しているわけではなく、「ここぞ」というタイミングを狙って出している(あと黒川さんの件でも渡部さんの件でもよくわかるように、週刊誌は記事を出す前に書かれている本人に見せます。ジャニーズなど芸能事務所は、大事にしている特定のタレントのスキャンダルを封印するために、他のタレントのネタを提供して差し替えてもらったりすることもある。たとえば、2017年12月のFriday掲載の木村拓哉さんのインタは差し替え記事だと思います)。
渡部さんの文春記事が出た理由を憶測すると:
(1)渡部さんをすべてのテレビ番組から排除して、彼のしていた仕事を自分の事務所のタレントに回したい大手事務所が文春と協力、
(2)やはり大手芸能事務所が人気ジャニタレ、大物芸能人のスキャンダルか何かの目くらましのために渡部さんのスキャンダルを文春に流させた、
(3)安倍政権にとってまずいこと、たとえば、電通パソナが中抜きをしたと言われている持続化給付金の件、河井克行・案里夫妻関連収賄の件、アベノマスクの大失策、など、から少しでも世間の目を逸らすために出させた、
などが理由として考えられる。

FNS歌謡祭の司会はもう嵐の相葉さんに移行しているし、ジャニーズ現社長の藤島ジュリーさんによる草なぎ下ろしがあからさまだとジャニーズ、ジュリー社長、嵐、フジテレビが批判されるから渡部さんを繋ぎに使っただけでしょうから、FNSのためではないんじゃないかな。もし藤島ジュリー社長が書かせたとすればジャニタレの何か他のスキャンダルで渡部さんの強烈なスクープ記事で霞ませたいものがあった可能性はありますが。
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さて、渡部さんがいなくなった芸能界での今後のSMAPですが、「新しい地図」の功績としては、あれだけ徹底的にテレビから干されていても、とっても素敵なアイデアを駆使して、アベマやアマプラ、GYAOといったネット配信やSNSの力も使って、それなりに楽しいエンターテインメントを提供できることがわかった、ということです。ラジオがとても大事な露出の場となり、ジャニーズ時代は莫大な広告費をかけて多くの映画館で上映され、一般大衆に受ける作品しかやらせてもらえませんでしたが、ジャニーズを辞めてからは映画通に評価される良質なミニシアター系の映画に出演できるようにもなりました。

SMAPさんたちはそのうち再結成してSMAPとしてのエンターテインメントも提供してくれるようになると思いますが、藤島ジュリー社長の私怨による嫌がらせが終わるとは思えません。ファンとしては以前のようにゴールデン/プライムタイムに冠番組を持てるなど甘い考えは捨てた方がいい。また、エンターテインメントもネットに移行して、そもそも景気も悪くて90年代や2000年代のように企業もテレビ広告にたくさんお金を出せませんから、テレビ番組もお金をかけて作れないし、地上波テレビを見る人の数が凄く減っていて、テレビ視聴者は高齢者中心になっている。

藤島ジュリーさんに嫌がらせをされているSMAPとしては、今はテレビから干されてもネットという強力な武器がある。また、イベント会場なども使わせないようにジュリー社長が圧力をかけていたという報道もありますが、彼女が振るうことができる力にも限界があるでしょうから、コロナワクチンや治療薬などができたら、ネット配信を同時に使う形で(観客の距離を保った形で)のコンサートやファンミもできるようになるでしょう。

今大事なのは少しでも、どんな形でも応援することだと思います。
テレビ局への直接の要請(メールより「ブツ」が残るハガキの方がいい)は特に効果があると思います。

SMAPの未来は明るい、以外ないよ。

Yumey

追伸:一番大事なのはメンバーがコロナに罹って歌ったり踊ったりできなくなったり、最悪の場合、コロナで死んだりしないことです、マジで。

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