悲しみと至福と:SMAPの将来

中居さんの号外スクープが強制打ち切りになったようですね。公式ツイ(@nakai_scoop)での告知には悔しさがにじみ出ていました。「きちんと最期の報告をしていなくて申し訳ない、なかなか受け入れられなかった、こんなに時間がかかってしまった…..」という内容でしたね。

中居の図書館も、人気番組で深夜にしては視聴率もよかった「ナカイの窓」も理由もなく打ち切られ、中居さんの後番組はローカル番組だったり30分番組だったり数字の取りにくい時間帯だったり。

昨晩はCDTVの平成特集で「世界に一つだけの花」は1位、「夜空ノムコウ」は44位だったにもかかわらずSMAPの映像が流されませんでした。CDTVは他のキー局に比べるとSMAPさんたちを応援している感じのTBSの番組なのに。ジャニーズ事務所が映像を使うことをNGしたのでしょうか。

また中居さんはラジオで「僕はどこが変わったんでしょう」という質問の答えを教えてくれませんでしたね。おそらく収録はして答えを言っていたのかもしれませんが、その収録したものを放送することをジャニーズ事務所がNGしてお蔵入りになってしまったのかもしれません。

このような悲しいことがあっても私が楽観的でいられるのは、SMAPさんたちがどんより悲しそうではないからです。香取さんの直近のファンテジーのブログ投稿の係長と課長の会話もスマヲタ的には希望の持てるものでした。

ジャニーズ事務所のメリーさん、藤島ジュリーさんは嫌がらせを続けていらっしゃるようで、中居さんについても中居さんが覚せい剤を使っているだの結婚しそうな女性がいるだの中居さんの評判を落としたりファンが嫌がるような記事を3流マスコミに書かせているような気がします。女ネタに関しては退所前に草彅さんもガセっぽい記事を書かれていましたし、香取さんについてはスポ紙や週刊誌を訴えてもいいくらいの酷い捏造記事を書かれていました。3人が退所してカレンおよび法律事務所と契約を結んだとたんに法律事務所が3人を守ってくれるようになり、名誉毀損するような捏造記事の投稿がピタッと止まりました。

中居さんの所属が変わるまで中傷記事が出続けるとファンも辛いですが、この状態はそう長く続かないと思います。

もちろん中居さんと木村さんの所属変更が発表された後もメリーさんとジュリーさんの嫌がらせは続くと思いますが、嵐もG活動をするのは来年までですし、ジャニーズにはSMAPのポジションで芸能界で活動できるGやジャニタレはもういないのです。つまり事務所の力はこれまでとは比べものにならないくらい弱っていく(それでも私が何度も言っているようにジャニーズのタレントさんたちはテレビ露出が減っても舞台やコンサートを大事にしてネットテレビなどで露出を増やしていけばファン向けの活動は充実させることができるはず)。

SMAPの未来は間違いなく明るい。ファンも心配はほどほどにして今楽しめる5人の番組やSNSを十二分に楽しもう!

追伸:木村さんのお嬢さんは老舗大手のモデルエージェンシーに所属されるとの話があります(私自身は事実確認はできていませんが)。そのモデルエージェンシーは田辺エージェンシーとも協力して所属のモデルさんたちをモデルとしてだけでなくタレントや女優、アーティストとしても才能を伸ばせるように合同プロジェクトを展開しているとのこと。お嬢さんが今後このようなしっかりした事務所で訓練を受けられるのなら木村さんも一安心ですね。田辺エージェンシーはもちろん「新しい地図」の後ろ盾になってくれている事務所でもあります。

Yumey

SMAPとジャニーズ事務所:その2

何度も言ってるけどSMAPがバラエティー向きアイドルだったことは突然異変で、ジャニタレでは珍しかった。ジャニーズジュニア、ってダンスのレッスンとかバク転の練習とかやってるわけで、芸人さんたちみたいに漫才の練習とかしないでしょ?AKBグループのメンバーの中でさっしーがバラ向きだったのと同じくらい特異なことだったと思った方がいいと思う。直近の後輩のキンキがバラエティーもトークも結構上手だったから、ジュリーさんも世間も間違っちゃったのかな、って感じ。

この根本的な誤解の上に立ってジュリーさんはSMAPの後輩のマネージメントをしてきた。で、なぜかジュリーさんにとっては飯島マネが神だった。すべてにおいて飯島さんがやってきたことの後追いをしたがるジュリーさんより飯島さんを高く評価している人はいないような気がする。

よくわからないのはジュリーさんは飯島マネをとても羨ましがってるような節が見えるけど、飯島マネってそんなに羨望の対象になる人かな、ってこと。そりゃSMAPをあんなにキラキラと輝けるプロデュースして結果出して、その意味での充実感はあったとは思うけど、SMAPの統括マネージャーっていう仕事は「激務」だよね。忙しい時は夜も遅いし、おそらく週末や国民の休日も働いてる。あと、仕事上のお食事や飲み会みたいなパーティーに挨拶や人脈作りのために出なきゃいけないことも多いと思う、さまざまなお偉いさんとの食事や飲みの席での会合なんかも含めて。飯島さんは収録や舞台本番初日なんかにもいつもいらっしゃるようだし、ほんとうにお休みが少ないと思うのだけど。

あと、独身だし。もちろん子供を育てるのはハンパなく時間とエネルギーを使うから、自分がとてもやりたい仕事がある人は恋人はいても独身で仕事に打ち込める方が幸せな人も少なくないとは思うけど、ふつうは合うパートナーがいて子供がいる方がどちらかといえば羨ましがられると思う。

私個人は飯島さんのような仕事で超忙しい人を「羨ましい」とは思わないけどな。しかももの凄〜く収入があるならまだしも、ジャニーズ時代は「主任」みたいなポジでJドリでは役員だったけど、彼女が仕事に使っている時間や業績を考えたらもらってたお給料はそんなに高くないと思うし、今は社長とはいえ3人しかタレントがいない弱小零細事務所。

だからジュリーさんが飯島さんみたいになりたい、って思っているのが不思議。

ってかジュリーさんは「敏腕」って褒められたいだけなのかな?

これも何回も言っているけど、ジュリーさんの問題は音楽にもコンサートにも、舞台劇にも、テレビドラマにも、バラ番組にも、映画にさえも彼女が興味がありそうにみえないこと。うちの妹なんかも仕事と子育てに追われて、若いころ興味があった旅行やおしゃれや映画に興味なくなっちゃったけど、そんな彼女だってテレビのバラやドラマを見るのは楽しみにしてて自分の意見を持っている。エンタメに全く興味がない知り合いも一人いるけど、彼女はそれなりに嫌いじゃない仕事してるし独身だけど家族や友人関係が充実してる。ジュリーさんはどうして自分があんまり興味のない芸能関連の仕事をしたいんだろう?

ジュリーさんはとにかくジャニ事務所の社長になりたい、って思ってそうだけど、ジャニ事務所の社長になっていったい何をしたいの?ジャニーさんは古臭いと言われても確固としてやりたいことがあるし、タッキーも「やりたいこと」がいっぱいありそう。飯島さんは「SMAPをキラキラ輝かせる」っていうわりと単純な目的を達成するために日々頑張ってらっしゃる感じ。

ジュリーさんの場合はGを輝かせるというよりは、内容はどうでもよくてただ単に数字が欲しいだけのような。Gやジャニタレを「輝かせる」ためにはそのGやジャニタレのことをよく観察して、理解して、それぞれに合うプロデュースを考えなければいけない。芸能に興味のないジュリーさんにはこれがまったくできないんだと思う。だからやみくもにGやタレントをテレビに突っ込む。それでなんとかなる場合もあるし、村上くんのマツコさんとの番組や、イッテQの手越くんとか合ってうまくいく場合もあるけど、相葉くんや嵐の紅白大トリ、直近で『砂の器』なんかは失敗だし、他にも多くの失敗例が。

あと、ジュリーさん、嵐をとても贔屓にしているわりには嵐のコンサートに頻繁に行ったりしてるのかな、っていう疑問も。嵐のドラマも映画もCMもジュリーさんが楽しんで見ているようにはみえない。岡田くんの映画や大河、錦戸くんのドラマも同様。そこがSMAPメンバーの舞台でもファンミでも心から楽しんで見ているのが目情でありありとわかる飯島さんは違うんだよね。

そもそもジュリーさんはジャニ事務所で何をしたいんだろう?ジャニーズ事務所を将来的にどうしたいんだろう?

数年前の記事では多くのGを潰して、ジュニアも大量解雇、贔屓のGの他はこれもまた贔屓のソロ仕事を中心にして、「コスパ」よくお金儲けをしたい、って書いてあったけど。私は金儲けと自分の贔屓を押すことだけしか考えていない彼女の方針には反対だし、そもそもSMAPの力でキスマイに限らず他の後輩もバーターできてたようなものなのに、SMAP潰したらジャニーズ帝国そのものが崩れ去ってしまうことが予測されたでしょうに。嵐が何とか数字が取れているのは裏を弱くしてもらう、旬のゲストを呼ぶ、脇を超豪華にする、足を引っ張る後輩のバーターはなし、電通に数字を微調整してもらう、などをしているからであって、嵐は特に一般の非ヲタが見ないと数宇の上がらないテレビや映画では結果を出せない。じゃあSMAPは数字持ってるのかと言われたら、少なくとも中居木村は持ってるし、草なぎドラマもぷっすまも安定して数字が取れていた。香取さんも数字の取りにくい家族ドラマで最初の三回これでもか、これでもか、みたいに他局が特番をぶつけてきた日9の「家族ノカタチ」は良ドラマで数字も落ちなかった。スマステは視聴率は同時間帯2位だったし、広瀬すずちゃんの出世作とも言えるし、朝ドラでブレーク前の杏さんと共演だった「幽かな彼女」はジャニタレAKBのバーターざんまいで叩かれてたフジテレビだったけど一度も一桁になることがなく、最終話の視聴率は14.1%。おじゃマップは予算を減らされたのか香取さんがあまり出て来ないバスツアーばっかりやってたし中居さんの身になる図書館も同じだけどお休みが多過ぎて習慣視聴者を失ったのが数字が悪くなった原因だと思う。吾郎さんはテレビドラマは準主役脇役ゲストとして出ることが多くなってたけど「不機嫌な果実」なんかはとても話題になってたし、個性的な俳優タレントとして抜群の存在感があった。

つまり、このSMAPの5人が揃ってジュリーさんたちに嫌がらせをされずに芸能活動ができたら最強、ということ。

SMAPを少年隊のようにして少数精鋭でジャニ事務所を運営するというジュリーさんの方針も今となっては押すつもりだっった嵐関ジャニNEWSが自己崩壊を遂げつつあって、SMAPは復活してもジュリーさんのジャニ本社とは別枠でやるだろうし、今後ジュリーさんはジャニーズGやジャニタレに何をさせたいんだろう?ソロで俳優仕事やってる岡田生田風間くんたちなども私はそこまで上手いとは思わないけど、あんなふうに映画やドラマの仕事をさせるなら、彼らがジャニーズである必要がない。ふつうの芸能事務所でいいじゃん、って思っちゃう。SMAPがやってきたことと正反対でソロのジャニタレは還元するGがないから、押すならGや冠番組があってGや他のメンバーにもメリットがあるメンバーがいいような(ソロの人たちを干せって言ってるわけでなくちょっと押されすぎのような気がするだけ)。

あとジュリーさんがお金が増えることに喜びを感じるのなら、私財を株や不動産に投資して財テクでもして遊んで欲しいわ。そしてそんなにお金が好きならSMAP復活させて、初期投資もプロデュースのための投資もゼロで寝ててもお金が入ってくるライセンスビジネスやればいいのに。

伸びしろが少しでもあるのは平成ジャンプとその下のGだと思うけど、彼らに何をさせたいんだろう?有名原作のドラマや映画ばっかりやらせると、キムタクドラマみたいにタレントの個性を生かせないし、アイドル事務所の方針としては私はそれほどいいとは思わない、たまにならいいけどね。冠のバラ番組もSMAPの後追いさせても彼らはスキルがスマみたいに高くない(いつも言ってるけどいいともやスマスマ生特番なんかで鍛えられてないしね)。ジュリーさんこういった問題や事務所の将来のことほとんど考えていないようにみえる。

そもそも、将来的なビジョンも持ってない人が社長になるのが間違い。アメリカで仕事をしてたとき私の働いてる部署の「5ヶ年計画」ってのを時々提出させられてたけど(私はちょっとした意見は出しても私が書いてたわけではないけど)、ジュリーさんも「5ヶ年計画」書いて、ジャニ事務所の偉い人たちで検討修正して方針を決めるくらいして欲しいわ。ジュリーさんに「5ヶ年計画」を書く能力がないとしたら社長になってはいけないのでは?

最初の問題提起に戻るけど、ジャニーズ事務所で実際に統括マネージャーとしての「激務」に携わることでジュリーさんは幸せになれるんだろうか?それも、芸能にもジャニーズのタレントがやりたいことにも興味もなく、ミスキャストも少なくなくマネージャーとしての仕事は成功しているとはいえないのに。飯島さんが仕事で充実しててハッピーだとしても、同じことをジュリーさんがやってハッピーになれるわけじゃない。

ジャニーさんにはジュリーさんをオーナーにして、マッチさん、ヒガシさん、タッキーみたいなジャニタレを社長、飯島さんに統括マネージメントをまかせて、経営はそっちの専門の有能な人にまかせるっていう構想があったらしいけど、ジュリーさんもその方が幸せだったんじゃないかな。オーナーで会長のポジだとしたら、それなりにジャニタレのマネージメントやプロデュースにも口出しできただろうし。

私はアメリカ生活が長かったのだけど、アメリカの上級国民は50過ぎて「激務」の仕事をしている人たちじゃなくて、ビル・ゲイツなんかそうだけど、お金を腐るほど持っててリタイアか半リタイアして自分の好きなこと、チャリティーや美術品蒐集、旅行なんかを好きにやってる人たち。アメリカにいるとより上級なのは、俳優さんやアーティストじゃなくて、彼らのタニマチ的なポジにいる全く働かなくても株や不動産で高額収入のあるお金持ち、っていうのがよくわかる。お金持ちは自分の贔屓の役者さんにお金を出して、彼ら、彼女らの出演作品を客席で見て楽しむ、お金を出すっていうのは劇場(美術館もありだけど)に高額寄付者のリストに載って、パーティーに呼ばれたり、席もいつも神席で観劇できたりするってこと。

ってか自分の時間を「仕事」じゃなくて自分の好きなことに使えるって最高のぜいたくだし(もちろんむちゃくちゃお金がないと好きなことできないし、人生面白くないけど)、私自身がジュリーさんのポジだったらいろいろ面倒臭いことも多い会社経営なんか他の人にまかせて、観劇ざんまいしたり、チャリティーの方いろいろやったり、好きなことして暮らすけどな。あと男性とデートとかも。

ジュリーさんの娘、メリーさんの孫に会社を譲るためにジュリーさんが頑張っているって話もあるけど、オーナーなんだから会社は自動的に孫がゲットするだろうし、その孫がジャニーズのマネージメントやプロデュースに興味があるなら飯島さんの側で仕事を勉強させてもらって才能があるなら飯島さんの後を継いでもいいわけだし。

ここでSMAPの現在の話に戻るけど、カレンは確かに別会社だけど、業務提携って方法があるんだから中居木村のソロマネージメントとSMAPはカレンが担当、みたいなことにすれば万事解決するような。

ジュリーさんはジャニタレの能力も的確に判断できず、将来へのビジョンや戦略のなくジャニ事務所のヘッドをやっていても、事務所は先細るだけだし、本人にとってもいいことはないと思うから、方針転換をした方がいいと思う。周りの人たちも、ジャニ事務所のことだけでなく、ジュリーさん自身のことを考えても彼女のポジションを再考するべきでしょう。

Yumey

昔の事件

稲垣さんの事件の話です。私の結論は稲垣さんはほぼ悪くない。この件について過去5年くらいいろいろ考えた末、ネットに上げられた目情なども含めて事件を再構築してみていくつかの謎が解けたので、私の考えを述べたい。なぜこの件を今書くかというとSMAPの復活の前に書いておきたい、あと若い方で当時のことを知らないファンで経緯を知らない人にもわかってもらっていた方がいいと思うから。読んでファンが傷つくような投稿ではありませんが、読みたくない人はページを閉じればいいです。

まず最初に稲垣さんが駐車違反をしていたのは渋谷の繁華街ですから、タクシーの運転手さんなどで事件をはじめから最後まで見ていた人もいるのです(メディアはそういう目情は報道しなかったようですが)。全部を見ていなくてもこの件を見ていた人たち(野次馬も少なくなかったでしょうが)は少なくない。目情情報と警察からの発表(事件の詳しい報告はされず今に至っていますが)は食い違っているところも多い。

また、ファンとして知っておかなければならないのは、会見を開いたのがまだ捜査中の時期だったので、吾郎さんは事件そのものについては会見で話すことはできませんでした。つまり彼の側からの見解は一切封印して今に至っているのです(彼の側からの見解を明らかにすると警察を悪く言うことになるかもしれないので、不起訴になり、謹慎の後、芸能活動もできるようになったので言わないで穏便に済ませた、ということでしょう。ただ今でもネットで悪口を言う方々が後を絶たないので私(Yumey)の考えで事件を再構築、再考したいと考えてこの投稿をしています)。

事のはじまりは、稲垣さんが買い物やレンタルビデオ屋さんに行って駐車していた車のところへ戻って来たら(本人の会見での話では、止めてから帰ってくるまで2、30分)、婦警さん2人が駐禁キップを切っていた。

本人会見によるとこの頃稲垣さんは「数名の方に追いかけられて」いた。私(Yumey)は最初はストーカーのファンがいたのかな、と思ったのですが、吾郎さんはこの頃、人気女優さん(菅野さんだったのかな?)と付き合っているみたいなことを芸能マスコミの話題に上っていたので、追いかけていた人たちはマスコミ、というのが正解でしょう。この事件は2009年に草なぎさんの事件が起こった時にネットで蒸し返されましたが、その時出た記事には、稲垣さんは当時「人がだんだん集まってきて、このままでは写真に撮られて雑誌に掲載されると思い、 場所を変えて人目につかないところで手続きしてもらおうと思った。 非常識なことをして反省している」と言っていたとあります(記事は消えていますが、この部分を含む蒸し返し記事が掲載されたサイトはhttp://www.zakzak.co.jp/gei/200904/g2009042303_all.html )。

その場にいたタクシーの運転手さんの話では「乱暴な止め方で駐禁キップを切られても仕方がない、と思った」みたいな感じだったそう。バッチリ駐禁の場所に止めていたわけではなく、「駐禁キップを切られても文句が言えない」と言った程度(https://response.jp/article/2001/08/28/11268.html)。

その後、渋谷の繁華街、吾郎さんは「自分はSMAPの稲垣吾郎」でマスコミに追いかけられているという意識がありますから、とにかくそこから移動したい、と言う気持ちが強かったと考えられます。稲垣さんの肩を持たずに婦警さんたちの側にも公正に考えれば、定かではないけど最初は車を移動させれば、「駐禁キップ」を切られるのも回避できると思ったのかもしれない(真実はわからない)。「車をどかせばいいんでしょう」と言っていたという目情もありますが、「ここでは(人が集まってきて)マズいので、後で出頭しますから」のようなことを言っていたとも。婦警さんの一人は「免許証を見せなさい」と大声で叫んでいたとの話もあるし、吾郎さんが名刺を渡していたとも(https://response.jp/article/2001/08/30/11298.html)。

この時点で吾郎さんとしては少なくとも婦警の一人は自分が有名人で、人が押し寄せてきたらマズい、だから一旦車を動かしたい、という彼の言うことをわかってくれたと思って、車に乗り込み、発進。

ところが婦警さんたちは稲垣さんが逃走しようとしたと思ったのでしょうか、婦警さんの一人が車の進行方向に立ちはだかり、車は急ブレーキをかけて止まる。婦警さんが転んだという目情はありますが、見ていた人で車と接触はしていなかったという人も。もう一人の婦警さんが「アンタ、人を殺す気?」と言って立ちふさがった、一方、転んだ婦警さんは「当たった! 当たった!」と絶叫していたとも。その後、吾郎さんは車を後ろに動かした、婦警さんたちはこれを「逃げようとしている」と取った?(上記サイトを参照)

その後、稲垣さんは車の中から電話をしていた。稲垣さんは車内から窓越しに「ここではパニックになります」と言っていたとの話もあるけど、これは、稲垣さんに好意的な人の捏造でないとは言えないので本当かどうかはわからない。ただ、本当に起こっていたことは婦警さんたちが応援を呼び複数の男性警察官がかけつけていた、ということ。吾郎さんが窓も開けないので男性の警官たちが「ガラスを割っちまうか」と大声で話していたも。その後、やっと車外に出てきた吾郎さんは応援にかけつけたパトカーに乗せられて連行(上記サイトを参照)。

これが今私たちにわかる範囲で起こった出来事です。

女性が一緒だったというガセの噂もありますが、女性が車に乗って待っていたのなら(20分も車に乗って待っているなんてありえないと思いますが)、婦警さんたちが来た時に彼女が対応するはずだし、一緒に買い物して一緒に車に戻って来たのならたくさんの目情があるはず。吾郎さんは会見で、一人だったと断言しています。

とにかく上記が起こったことだとして、なぜ、こうなったか、私の推理は以下の通り。

稲垣さんとしては、「人がだんだん集まってきて、このままでは写真に撮られて雑誌に掲載されると思い」というのが本音で、撮られて記事を載せられたくない(それはもちろん自分への悪影響もあるけどSMAPにも事務所にも迷惑をかけたくなかったでしょうから。会見でもファンにすまない、メンバーにすまない、と繰り返し、あと何度も何度も名古屋でのコンサートのことを心配している発言をしています)。

さらに、稲垣さんは、婦警さんたちにも、周りに集まって来ている人たちにも、自分がSMAPの稲垣吾郎だとバレている、と思ったのではないでしょうか。ところが、吾郎さんが渋谷の街でふらっと買い物をしていたとしたらもちろんサングラスもしていたでしょうから、実際には婦警さんを筆頭に周りの人も吾郎さんだとは気づいて周りに居た人達の多くは気づいていなかった。それは記者会見で、記者さんの一人が「周りにいた方々は気づかなかった人が多かったようだが?」という質問をしていたことでもわかる。それに対しては、吾郎さんは、「少しパニックで、追いかけられていたこともあって」と答えています。

一方、婦警さんたちが取った行動はどう説明できるか?

おそらく、婦警さんたちは吾郎さんが「SMAPの稲垣吾郎」と認識していなかった。名刺をもらっていても、最初は駐禁の罰金逃れと思った、とも考えられないことはない。車が本当に当たったのかどうかはわかりませんが、「全治5日」の軽傷(考えてみてください、ちょっとした打撲でも「全治」にはふつうに10日くらいはかかりますから傷は本当に擦り傷だったと考えられます)に大騒ぎしたのは、警察の方がちょっと意地悪をしたかったのでしょうか?

ただその後、車から出てこいと言っても出てこない。車の中からその頃そんなに普及していてもいない自動車電話をかけて誰かに相談しているもよう。この時点で、婦警さんたちは、駐禁違反以上に何か後ろ暗いことを隠しているのだと疑ったのではないでしょうか。

車が本当に当たったのか、婦警さんが自分で転んだのかはわかりませんが、「車が当たって傷を負わせた」ことで、公務執行妨害か何かで逮捕する理由もできていたので、逮捕した。

ところが、逮捕後、逮捕した容疑者が「SMAP稲垣吾郎」と判明、しかも捜査しても車から麻薬も見つからず。

また、応援にかけつけた男性警察官たちは、「逃げようとしていた男」が車に立てこもった段階で明確に大麻保持を疑っていた可能性もあります。なぜなら渋谷のその場所がよく麻薬の取引がされていた場所だったから。

私は婦警さんも男性警察官の人たちも「SMAPの稲垣吾郎」が誰だか曖昧な認識のうちに逮捕したのではないかと推測していますが、その頃いしだ壱成さんの逮捕があり、SMAPのメンバーはいしださんと親交があったので、警察から目をつけられていたという話もあります。ただ婦警さんたちは交通課のふつうの警察官ですし、男性警察官も麻取ではないですから、いしださんの事件まで考えてSMAPメンバーだからということで逮捕したとは考えにくいような。

東京地検は、「犯行様態は悪質とは言えず、警察官から逃走しようという意思も稲垣容疑者には無かったと判断」し、起訴猶予に。道路交通法違反(駐車禁止)については、罰金が収められているので、検察としての判断はなし(https://response.jp/article/2001/09/21/11862.html)。

地検が「逃走しようとする意思もなかった」と地検が判断していることはとても重要です。

地検の判断が出た後も、警察からもジャニーズ事務所からも事件についての説明は何もなく、詳細は隠蔽されたまま今に至っています。

上で何度も述べていますが、この事件で吾郎さんの車のバンパーが本当に婦警さんに接触したのか、婦警さんが自分でなにかにつまずいて転んで擦り傷を負ったのか、それとも怪我そのものをしていなくて、警察病院に嘘の報告を書いてもらったのか、真実は不明です。

さらに、吾郎さん車はシルバーのマセラティ『3200GT』で「知人名義」だったということですが、吾郎さんはいつもこの車を使っていたということで、これはジャニーズ事務所がふつうにやっている「現物支給」だったのでは?つまり、事務所がギャラの中抜きをしてゲットする取り分は下げない代わりにマンションや車その他現物を買って与えるという慣習で、嵐なんかは今もこの現物支給のやり方を継続していると聞いています。

とにかくSMAP稲垣がシルバーのマセラティ『3200GT』に乗っていることは結構有名だったわけで「逃げ」られると考える方がおかしい。

吾郎さんは会見で、確かに「逃げたい、その場から立ち去りたいという気持ちが、かすめたんですか」という記者の質問に対して、「申し訳ございませんでした」と答えています。しかし、当時少なく見積もっても収入が何千万かはあった吾郎さんが駐禁の罰金を払いたくなくて逃げようとしたとか、そんなことは考えられない。警察と騒ぎになっているところをゲスな芸能記者に撮られて書かれたくなかった、というならアリですが。

駐禁をしていたのはもちろん悪い、だけど、駐禁していた人がみんな悪い人っていうことになるなら、世の中は悪い人ばっかりになってしまうw(もちろん、有名人だから理論上は一般人よりはそういうことをするべきじゃない、っていうのはあるけど)。

後から振り返ってみれば、あの時点で車を動かして、とりあえず「マスコミから」「逃げよう」とせずに、撮られても記事になってもいいから、その場で罰金を払う手続きをするべきだったのでしょうが、焦って、ちょっとパニクっている時は、そういう風にはとっさには考えられなかったことは容易に想像できる。事件当時吾郎さんはまだ20代の若者だったから人生経験も積んでいなかった。

・事実が封印されている点について

上で何度も言っているように、結局この事件についての詳細は明らかにされることなく、吾郎さんの長期の謹慎、復活ということで今に至っています。なぜ事実が封印されているか。それは、ありのままの事実を話すと警察にとって都合が悪くなるからでしょう。

逮捕をしても、警察は寛大処分、「微罪処分」で、送検を見送ることもできたのにそれをしなかったのはなぜなのかは謎(有名人を逮捕したのが、誤った逮捕ということになると警察のメンツが保てないから、不起訴になるとわかっていても送検したのでしょうか?)。

このような場合、事件を起こした芸能人が自分サイドの真実を話しても警察の悪口になってしまい、それによって自分の芸能生命が危うくなる可能性もありますし、事務所にとってもよくありませんから、吾郎さんもどれだけ陰口を叩かれることが予想できても沈黙を守る決断をした、あるいはジャニ事務所付きの弁護士がそう決めたのでしょう。私の個人的な意見としても、そうするしかなかった、それがこの場合ベストの判断だったと思います。

・SMAP解散、再始動とジャニーズ事務所

SMAPの5人がメリーさんやジュリーさんにされた数々の酷い仕打ちについても沈黙を貫き、おそらく今後も話すことはないのは、それを話すと事務所の悪口になってしまうからだと思います。

中居さんはラジオで、彼女との別れ話にかこつけて、別れる理由を言ってしまうと彼女の悪口になってしまう(から言いたくない)、のようなことを言ってたけど、これは彼のジャニーズ事務所との関係について述べていたのでは?

芸能人としては事務所が悪くても、引退するならともかく、中居さんもSMAPもジャニーズ事務所も今後もずっと芸能界で仕事をを続けるのですから、事務所の悪口のようなことを言うのは誰に取ってもよくないのだと思います。だから、ファンとしては何が起こって解散騒動になったか真実はわからないままなので、歯がゆいところはありますが、メリーさん、ジュリーさんがSMAPに対して行った嫌がらせについては話されることはなくSMAPは再始動して活躍と続けると思います。

・婦警さんたちの立場から

婦警さんや応援にかけつけた男性の警察官の方々は、おそらく吾郎さんが車に立てこもった時点で、麻薬所持、あるいは他に後ろ暗いことをしているとかなり強く疑ったのではないでしょうか。取り調べを行った結果、何も出てこなかったわけですが、それでも送検したのは上で述べたように、吾郎さんがSMAPのメンバーだったという理由でもの凄く大きく報道されてしまいましたから、ここで送検しない判断をすると「じゃあ何で逮捕までしたんだ?」ということで警察が叩かれてしまう。だから、送検して地検は起訴猶予の判断、警察も事務所も詳細は発表しない、ということで手打ちだったのではないかと推測します。

・吾郎さんの人となり

数々のエピでも明らかなように、吾郎さんはふつうの時でもどちらかというと穏便に争いごとを回避したい人です。だから、無理やり逃げようとして婦警さんに車をあてる、など100%ありえない。さらに吾郎さん自身釈放後の会見で、「今までも、自分は、自分自身は真っ当に生きていたつもり」「大勢の人がみているわけだから、人の見本になるように、夢を与えられるように」生きていきたいと話しています。

この会見は、どんなエグい質問も遮らないで、時間制限もなく行われ(しかもその映像は公開されていて、ちょっと前まではYoutubeで誰でも簡単に見れました)、この稲垣の会見で文春の記者さんなどは野次も飛ばしていたとSMAP解散騒動の折には芸能リポーターの駒井千佳子さんがおっしゃっています。そんな会見だったから、あの凄腕の飯島マネが質問のあまりのエグさに後ろで泣き崩れるほどだったそうです。草なぎさんもそうでしたが、吾郎さんは、そういう会見を堂々と受けて立って、その受け答えが見事だったため賞賛する人たちも少なくなかった。

何度も言っているように、この事件の詳細は明らかにされず、報道は全て警察側の見解で、数多くの目情はネットには上げられてもほんの少数のメディアを除いてはマスコミは考慮しなかった。

逮捕されて不起訴の場合「前科」はつかず、「前歴」がついた、ということになります。どちらにしても「不起訴」になった時点で法に触れる犯罪は犯していないとはっきりしている。

この事件は吾郎さんにとってだけではなく警察にとっても不幸な事件だったと思います。麻薬所持か何かを強く疑って逮捕までしてしまい、大きく報道されてしまった時点で警察も引くに引けなくなったのでしょう。婦警さんの怪我に関しては、擦り傷を負ったのは嘘ではないかもしれませんが、つまずいて転んだという目情もある。当たったとしても「全治5日」のちょっと擦った程度の傷ですし、本当は全治3日くらいだったのを警察病院が「5日」ということにしたのかもしれない。これらは全て私の憶測、「妄想」ですがw

ジャニーズ事務所は、ジャニタレのさまざまな不祥事を「揉み消し」ていることは読者のみなさまも薄々気がついていらっしゃると思います。吾郎さんの件は、そういうこともなく、上で繰り返し言っていますが事件の詳細の発表さえなく吾郎さんは半年の謹慎をした後、復帰ということになった。

私の個人的な見方からすると、きわめて日本的な、自分はあんまり悪くないのに「騒動を起こして申し訳ありませんでした」、というか、警察の逮捕がちょっと行き過ぎだったとしか考えられないのに、謝って謹慎して事を穏便におさめて芸能の仕事を続けられるようにしましょう、ということだったのでしょう。ファンからすると歯がゆいところも多いし、事件以降、何かにつけて吾郎さんは「婦警をひき逃げした」w悪い奴、と悪口を言われる事になった。突き詰めて言えば私は、逮捕、送検は起こってしまったことで、その処分を不当として裁判で警察を訴えたら、芸能人としてはデメリットがありすぎるから、半年の謹慎を受け入れて、事件の真相は隠蔽、ということが最悪の状況の中での最良のチョイスだったのかもしれないと思います。草なぎさんの事件もそうですが、迷惑を被ったのは本人とSMAPとジャニーズ事務所だけで、トキオの山口さんの事件のように他に傷つけた人や巻き込んでしまった人たちがいなかったのがどちらの事件に関しても幸いだったのではないでしょうか。

SMAPファンは無知なアンチがネットでこの件について吾郎さんの悪口を言っても、全く気にする必要はないということです。

Yumey