自然災害の時は行政の勧告を当てにせず(参考くらいにして)自分の頭と勘を働かせて避難

私は身内が公務員で、準管理職みたいな地位だから残業手当も貰わずに毎日3時間かそれ以上残業していたり、災害時にも罹災届の処理など役所の手続きは長年フルタイムで勤務をしてきた職員しか手早くできないことが多いことをよく知っています。だから公務員が給料泥棒なんてとんでもない言い掛かりで、日本はこれからも地震台風大雨、火山の噴火など災害が増えることを考えると公務員の数を減らしたり、パートに頼ったりすることで、被災者の苦労を悪化させるとも思っています。つまり、地方公務員をとてもリスペクトしている。

この前提で私の意見を言うと、一般的に公務員は災害時に危機感を持って咄嗟の判断をして被災する可能性がある人たちを救うのは苦手な人たちだと思う。

役所の仕事というのはある種の国家公務員を仕事を別としては、最初から予算が決まっていて、その中で決まった仕事をこなす、つまりルーティーンワークが多くて、虎視眈々と日々変わっていく仕事や財政状況を見据えて、臨機応変にさっと動く、みたいなことは苦手な人が多いでしょう。私は軍隊など大嫌いですが、天気予報やニュースを見て「これは危ない」と頭を使ってさっと次の行動に移すのが得意なのは軍隊経験のある人とか、業種は違うけど生き馬の目を抜くような営業や、株のトレーダーや芸能関係の仕事をしている人とか?

あと旅行をよくする人、外国旅行に頻繁に自分で行く人、長年外国住みだった人は、ある意味危険やハプニングと隣り合わせで旅行しているわけだから危機感を持って生きる、ハプニングが起こった時、例えば飛行機が飛ばなくて、高額の片道切符を買って予定通り帰るか、1日、2日足止めされる方を選ぶか、みたいなチョイス、盗難に遭った時どうするか決めるなどを咄嗟にしなければいけない場合が結構あるので、「咄嗟の決断力」に関しては結構鍛えられている人が多い。

で、そういう人は地方公務員では少ないので、危機感を持っていない役所の職員などを当てにしてはいけないのですよ。

ハザードマップが作られていなかった、と言われているけど、そう離れていないところに川があって、低い土地に家が建っているのなら「危ない」と危機感を持ってちょっと考えればわかるのでは?

私の生まれ育った田舎町は江戸時代に埋め立てをして田んぼを増やしたところで、大雨が来たらだいたいここが浸かるな、って私が頭で考えてもわかるし、川のこっち側は高台になっている小学校か神社、川向こうはお寺に避難させてもらえばいいな、ってぱっとわかる、とても小さな町ですが。

がけ崩れも地形上、流される可能性もあるって自分で考えられないのかな?

前にも言ったかもしれないけど、高齢のご両親がいる方で、お金がある方は台風や大雨が来る前に彼らを連れに行って「広域避難」、つまり、被害がない場所のホテル、あるいは自分たちの家が安全な地域だったら一時的に泊まらせるなどの事前の対策を取った方がいい。私は去年の豪雨や今年の台風被害の様子をかなり熱心にニュースを通して見てるけど、「正常性バイアス」、つまり、何の根拠もなく「自分は大丈夫」と思い込む人は高齢者と(あと批判覚悟で言えば、情報に疎い田舎の人)に多い。

前の投稿でもお伝えしましたが、台風19号で1万人以上の死人がもしかして出たかもしれない東京東部在住の人たちにとって一番適切な避難は、その地域から脱出することでした。NHKによるとこの「広域避難」について行政もマスコミも一言も言及しなかったのは、大勢の人たちが我も我もと、特に車で、脱出を図ると、渋滞して結局抜け出せなかったり、事故にあって死んだりする人が出てきてその方が危険と判断したからだそう。

しかし、2、3日前から、少しずつ脱出して、お金がない人、病気の人、介護が必要な人、病院、老人ホーム、警察、消防など仕事で広域避難できない人たちが残る、という形なら、広域避難はできたはず。特に東京東部でたくさんの死者が出るかもしれなかった地域では広域避難を前々からすすめるべきだったと思う。

つまり、我々はそういう風に情報が操作される中で生きている。一番安全な「広域避難」について行政もマスコミも一切口をつぐんでいた、という事実を認識するべきです。

あなたやあなたの家族の命を守るためには、行政に頼っていてはダメだし、行政を信じていてもダメだと思います。

行政の「避難勧告」をもちろん参考にするべき。避難を考えていなかった時に「避難勧告」に従って避難するのはいいけど(それも、大雨の場合は、水位が急上昇して車で移動途中で死ぬこともあるから、「自分の目と耳と頭と勘を使って」状況判断して家に残った方が死なないですむかどうかも判断して)、「避難勧告」が出ないから大丈夫だとは決して思わないこと。「避難勧告」が出てから避難すると大丈夫だとも思わないこと、下手をすると避難途中で死ぬこともあるから、家の作りにもよりますが、家にいた方が安全という場合も多いということを理解すること。

今回の台風の犠牲者90人近く、事前に避難していれば1人も死なずにすんだのに。

Yumey

追伸:チョイスがあって、地震台風大雨で死にたくない人、家族を死なせたくない人はどこにどういう形で住むかを根本的に考えても。台風や大雨に遭いそうな地域は、アパートやマンションの方が被害に遭いにくいし、1階住みでも非常階段があって足などに障害がなく階段を登れる人だったら洪水が来たらカッパを着て傘と毛布と水食料を持って非常階段の上の方に逃げれば助かる可能性が高い(キャンプ用の折りたたみ椅子があるといいかも)。アパートやマンションは周りの音が気になるという人もいるかもしれないけど、お金をつぎ込んで音大生が住むような防音仕様にするなり、最初から「楽器可」のアパート、マンションに住むという手も。まあ、ガーデニングが好きな人はどうしても庭付きがいいというのはわかるけどね。

追伸2:あと、災害に遭えば持っているものを大方失う、ということも多々ありえるので、最初からその可能性を考えて失ったら2度と取り戻すことができない写真、ビデオはデジタル化してハードディスク(複数)、あとはicloudやgoogleやDropboxなど複数の箇所にデータとして保存しておくことです(SMAPの画像、録画映像で絶対に失いたくないものも。DVDは購買可。DC、DVDのジャケは全滅だろうけど円盤自体は水には強い)。ハードディスクは一つくらい他地域に住んでいる家族、親戚、友達に所持しておいてもらう。また、災害に強そうな土地に建っている貸し倉庫の小さなスペースを借りて、災害で何もかも失わなくて済むようにしておくのもいいこと。洪水の場合は水に浸からなかったものは助かるので、できるだけ2階、平家の場合はテーブルや棚、キッチンや洗面所のシンクの上、お風呂の蓋の上、ベッドの上に避難させたら少しはまし。タンスの引き出しは下から3段くらいは抜いてどこかに避難させる。引き出しを置く場所がない場合は中身をできるだけ高い場所に移す。引き出し自体は床に置かなければいけないとしても、水を吸うとタンスの引き出しは開かなくなり、とても重くなってタンスをゴミとして出すのに苦労するので、下の方の引き出しは必ず取り外しておくこと。

追伸3:原発事故で全てを失うこともあるので、原発事故の被害を受ける可能性のある場所にはできるだけ住まない。東海関東は浜岡が停止していても核燃料はあそこにあって、今回の台風も知識のある人は事故が起こるのではないかと心配していた。関西は福井に原発が多数あるので、大事故が起こったら関西全域全滅だし、そう考えると日本で安全に住める都会はあまりない。それでも原発から20キロ以上離れていればまだましでしょう。あと、70歳以上の人は被爆してガンになってもガンの進行が遅くて、放射能の影響で死ぬ年齢にはどっちにしろ死ぬので移住するストレスの方が大きいと考えられます(だから、あなたたちはどうでもいいけど、孫に当たる子供たちが心配と原発の結構近くに住んでいる身内に言ったら怒られましたw でも本当です)。ただ、福島のような酷い事故で住めなくなると高齢者は本当に辛い思いをしますね。アメリカやドイツがやっているように日本も脱原発をすすめるべきです。日本はアメリカやドイツの原発のある地域よりも地震や台風被害がず〜っと多い国です。そして原発は地震や台風で壊れる可能性があります。原発で出た物凄く危険な放射性物質を自分の地域に埋めてもいいと言っている地方自治体は今のところありません。原発を推進する政治家には票を入れるべきではありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です