追記しました:全部憶測、その2、ってか妄想って言ってくれても全然かまわないけどw

私は前にも言ったようにもともと本格ミステリのファンです。
だから相棒の右京さんじゃないけど「細かいことが気になってしまう」。

今回の吾郎さんのインタで阿川さんが「一連の経緯の中で誰が辞めて誰が残るという選択を迫られたわけですが」という興味深いことをおっしゃっています。

そこで私なりの「一連の経緯」を考えてみたい。

SMAP移籍の件を考える上での基本的に押さえておくべき点は、これはSMAPの名前も曲も使える形でのジャニ事務所も納得して、ジャニ事務所にも移籍料ライセンス料など十分入る形の円満移籍だったということ。それでなくては後ろ盾になる田辺だけではなくてジャニ事務所にも多額のお金は入らない。SMAPの活動ができなくなる形の移籍を試みていたのなら2015年中、メンバーたちがあんなにSMAPの活動に対して前向きな姿勢や発言を見せていたはずがない。2016年1月のミヤネ屋でもスポニチの阿部デスクが、5人は移籍することによってSMAPや個人の活動がより円滑にできるようになると思っていた、と仰っています。また元々のSMAPを移籍させようと発案したのはジャニーさんで、ジャニーさんだからこそとても仲のいい昔からの親友である田邊社長に後ろ盾を頼むことができた。SMAPの権利はジャニーズ本社、曲の権利はジャニーズ出版ですから飯島さんがJドリの役員だったとしても、ジャニーさん、メリーさん、ジュリーさん3人の合意がなければ移籍交渉をはじめることすらできないし、交渉を成立させて書類を作成サインすることもできない。「飯島クーデター」説はバカバカしすぎる作り話です。

なぜジャニーさんがSMAPの移籍を考えたかというと、ジャニーさんご自身とメリーさんが現役を引退される、あるいはお亡くなりになった後、SMAPメンバー5人を抱えて飯島さんを部下としてやっていくのはジュリーさんには荷が重すぎると思われたからでは?また、ジュリーさんを差し置いて飯島さんを次期社長にするという考えなどジャニーさんの頭をよぎったこともないと思いますが、ジャニーさんが長年事務所に貢献してきた飯島さんに何らかの形で労い(ねぎらい)たいと思っていたことは副社長さんたちの嫌がらせからSMAPと飯島さんを守ってあげるためにJドリを作ってあげたことからも推測できる。SMAPや飯島さんが新社長のジュリーさんを助けてやっていくつもりでも、今までジュリーさんとの間に部下、あるいは所属タレとしてちゃんと機能する信頼関係を作ってきていないところでやっていくのは、双方にとって難しすぎるし、ジャニーさんやメリーさんなき後、分裂問題その他が起こるのはジュリーさんにとってもSMAP側にとってももちろんジャニ事務所にとってもよくない。だから今のうちに移籍させようとジャニーさんが考えた(SMAPの新事務所を設立することで、ジュニアの育成をしたりするためにジャニーさん自身に有利なことがあったのかどうかは私にはわからない)。

円満移籍という条件での移籍交渉が続けられていたわけですが、2015年の9月くらいまでに5人で田辺が後ろ盾の新事務所に移籍する話がボツになる(はっきりした理由は私にはわからない)。そして、文春に掲載された時系列によると10月に木村さん残留が決まり、11月中はグループとしてのSMAPと4人が移籍、木村さんはグループ活動の時に参加という形の移籍交渉が進められていたのだけど、報道によるとメリーさんが激怒して交渉が決裂。ネットの噂ではメリーさんが怒っていたのはジャニーさんが今だに娘さんを後継者として正式に認めないことに腹を立てたからという話ですが、これを裏付けることは少なくとも私にはできません。

これは私の勝手な憶測ですが、交渉が決裂した12月の頭には4人はジャニーズ事務所との業務契約打ち切りの書類にサインしていたでしょうから、SMAPの移籍の話がなくなったのにメリーさんが意地悪をしてジャニ事務所はもう4人を受け入れないと言い出したのでは?田辺はGとしてのSMAPも移籍するとの条件で後ろ盾を引き受けたわけだし、ジャニーズと対立して4人の世話などしたくないだろうし、4人も飯島さんもとても困ってしまった、というのは私の憶測だけど、少なくとも中居さんはとても困った状況に陥っていたことはラジオでストレートに告げている。

この段階では田辺はSMAPではなくなってしまった4人の新事務所の後ろ盾になる気はない。ゆえに4人にとってはジャニ事務所に戻ってSMAPを続けるのが最善と判断する。4人が戻れるように私の推測ではあまり悪いこともしていなさそうな飯島さんが事務所を辞めることに合意。年末年始には4人はジャニーズに戻ってSMAPをやる方向で調整が進んでいたところに新潮のスクープ記事が出ることを知った副社長のどちらか(?)がニッカンとスポニチに電話して「SMAP解散」の報道をさせる。追ってNHKのニュースでも報道。

解散報道後、世間でも政財界でももファンの間でも解散に反対する機運が高まったので、わけのわからない謝罪会見をさせて一旦収束。

その後、、、、なのですが、私は実は仕切り直して田辺バックの新事務所にGとしてのSMAPと4人移籍の交渉が再開されたのだと思っています。中居さんが2016年上半期のニュースをラジオで募集した5月の終わりくらいまではその交渉がうまく行っていた(会報でも木村さんはSMAPは続くようなことを言ってたよね)。でも「振り返るのはまだ早い」、「年末までいろいろあるだろうから」ということでニュースの振り返りをキャンセルしたのが6月18日のサムガ。

6月は5人が契約更新をすると言われていた月だし、この6月には飯島さんがJドリ役員を辞めたことが登記に反映されています(書類にを役所に持って行ってから登記に反映されるまでどのくらい時間がかかるのか私にはわからないけど、6月の上旬に変更して中旬に登記簿に反映された?)。

とにかく中居ラジオから言えることは5月の終わりか6月の頭まではうまく行っていた交渉が18日に放送されたサムガの収録日までにはまた決裂した。

ジャニ事務所側はこの2度目の交渉決裂のプロセスで副社長さんたちがしたことをメンバーたちが生放送で何らかの形で暴露するのを危惧して歌番組に出さなかったのかな?それを考えると中居さんを27時間テレビの「さんま中居の今夜は眠れない」に生放送で出したことは吃驚ですね。

GとしてのSMAPの移籍交渉が決裂し、メンバーの何人かは辞める可能性があることがわかっていたから、もしかしたら本当に芸能界を永久引退するつもりだったかもしれない飯島さんが2016年の7月にCULENを新会社として登記されています。

交渉が決裂してSMAPが解散させられること、それを阻止する手立てがないことが前もってわかっていたから木村さんはハワイに旅行。8月のお盆までジャニ事務所が告知を待ったのはやっぱりお盆休みのマスコミ報道が比較的静かな時期、また中居さんがリオ五輪で忙しい時を狙ったのかな?

それにしてもメンバーたちは5人が5人とも結構遅くまで野外ライブをやりたいみたいなことを言っていたから解散は決まっていてもライブはできる目算があったのかな?

解散の告知が出たあとの展開として、ジャニーさんは社長を譲ったりキンプリをデビューさせたりする権限や田辺との協力関係などそれなりに使えるカードを持っていた。メンバーの中でも中居さんはレギュラーも多いからテレビ局としても邪険にできないし、自分の冠を軸にジャニ事務所とは別に独自に開発した他大手事務所とのつながりもある。木村さんはもしかしたら残留しなければ娘に芸能界の仕事の面で嫌がらせするとでも脅されて人質に取られたのかもだけど、木村さんには他の4人にない自由を許されていた節があるから、木村さんもある程度の抵抗はできる。大晦日の焼肉でもタモリさんの応援でも堺正章さんの72時間テレビの出演でもわかる通り田辺はSMAPやジャニーさんの味方になってくれているし、ジャニーさんやSMAP側も使えるカードは使って少しでもいい条件でジャニーさんは事務所で自分のやりたいことができるように、メンバーたちもSMAPファンへできるだけの恩返しができるように頑張って交渉してきたのでしょう。退所した3人も吾郎さんが言うように5人でも4人でも2人でも話し合って、だけど最終的な残留、退所の判断は自分でした、ということ。

繰り返して言いますが、誰も報道しないけど、私にはどう考えても、芸能リポーターの井上公造さんか誰かが仰っていた「2転、3転した」2015年の移籍交渉に加えて2016年の上半期にやっていた移籍交渉があったとしか思えないのです。その交渉はもちろん弁護士間の交渉ですが、権利の配分などがうまくいかなかったわけで、構図は「メリー・ジュリーvsジャニー・田辺」で「たかがタレント」でしかないSMAPメンバーにはどうしようもなかったと思います。

吾郎さんのインタや香取さんのメッセージを読んでも5人はSMAPを続けたかったのは間違いない。

なぜ3人が退所しなければならなかったのか、退所する決心をしたのか私には推測する材料が少なすぎてこれについてはよくわからない。一説には実質解雇、つまり、残留した場合、もちろんSMAPは永久にジャニ事務所ではできないし、個人仕事もさせてもらえる条件が悪すぎて退所の決心をしたとも考えられますね。

中居さんは2017年4月のサタスマ共演の少し前までは退所の予定だったのかも。中居さんが残留することで、副社長さんたちに貸しを作って、SMAP復活の交渉、あるいは退所組3人、ゆくゆくは退所した4人あるいは5人の芸能活動を有利に運ぶための残留だったのかもしれません。

2017年の11月頃上二人に何かが決まって、年末年始以降木村さんの扱いが変わった。最近では木村さんのワッツの終了、新番組の開始、GyaOのCMなどありますが、GyaOはトヨタやサントリーなど超一流企業のCMをやっていた木村さんにしてみたらぐんと格落ちですし、ワッツは金曜夜のとてもいい時間帯から安住さんのラジオが人気で他の局はどこも太刀打ちできないと言われている時間帯に変更させられました。つまりジャニ事務所は木村さんを大事にしていません。

香取さんが飯島さんのマネージメントで芸能活動をしたかったから辞めたというのは短絡的すぎる。香取さんは何よりSMAPがやりたかったし、退所後「茨の道」だというのもわかっていたはず。ジャニ事務所に残留してもSMAPがやれる可能性がゼロになった後、おそらく冬頃から2、3月くらいに最終決断をされたのではないかな。

退所組3人は話し合いながらもそれぞれ自分で退所を決めて、おそらく夏のそんなに早い時期でないころから「新しい地図」で3人での活動が許されることがわかった、ということでは?

吾郎さんは「今後のことはわからない」って言ってるけど、吾郎さんの言うように「いずれは」SMAPメンバー5人揃うだろうし、地上波テレビにも少しずつ出れるようになるんじゃないかな(吾郎さんがインタでそう言ってるし)。

ジャニ事務所も乃木坂の旧ソニービルに引っ越しして(これからするのかな?)ウェブサイトもリニューアルされてジュリーさんの新体制ができている感じなのに、ジャニーさんがまだ社長だしどうなるのでしょうね?

SMAPの権利を副社長さんたちがすんなり譲渡してくれるのかな?っていう疑問はあるけど、5人が揃うのは遅いか早いかの違いだけだと思う。吾郎さんのインタを読んでも3年も5年もかからないと思うんだよね。来年くらいにはスマコンがあるんじゃないかな。もちろんジャニ事務所がまーた卑劣な手を使って酷い仕打ちをしないとも限らないんだけどさ。

ただファンの応援、特に視聴率に貢献したりスポンサーの商品を買ったりお金を使っての応援はこれがなくてはSMAP復活が難しくなることは確か。需要のないところにSMAPを復活させる理由がない。

若い人でお金に余裕のない人は子供にお金のかかる人なんか絶対無理しなくていいけど、頑張って応援することで今後少なくとも30年くらいSMAPさんたちの楽しい番組やライブに行けると考えると今少々お金を使うのは結構いいお金の使い方だと思うよ😉

Yumey

追記:2016年の春に仕切り直して移籍交渉をしていたのではないかと考える根拠はもうひとつあります。覚えている方も多いと思いますが、5月の頭にジュニアの舞台か何かの時にジャニーさんがマスコミの取材を受けて、今まで沈黙を貫いてきたジャニーさんが「SMAP解散はない、命をかけても守る」と突然発言されました。メリーさんとジュリーさんは移籍しても移籍料ライセンス料が取れる金のなる木のようなSMAPを本当に解散させたかったのかどうかわかりませんが、どちらかというと潰したかったのは間違いないですから、ジャニーさんが「解散はない、守る」と言ったのは「メリーさん、ジュリーさんの解散に向けての圧力から守る」と言っていたのだと考えられる。第一「守る」というのがあの時点では不思議な言葉でしたよね(つまり、このジャニーさんの言葉からも解散させようとしている誰かがいる、ということで、このジャニーさんの言葉でもメリーさんたちと参謀の小杉さん、およびマスコミが垂れ流したSMAP不仲解散説はガセだとわかる)。
なぜこの時点でジャニーさんが「解散はない、守る」と言い出したかというと、裏で行われていた田辺バックの新事務所に4人とGとしてのSMAPを移籍させる交渉がうまくいっていたからだと思います。
ジャニーさんの発言の「ジャニーズを出ない」というのは本当は少し違っていて、SMAPの新事務所はジャニ系列でのれん分けのような形で設立するとしても実質独立。ここは移籍交渉のことを隠すためにほぼ反対のことをおっしゃったのでは?
ジャニーさんが「解散はない、守る」と公に発言したことで、メリーさんたちはSMAPを解散させることが難しくなる。解散となったら社長の意に反して解散させたのは誰か、ということになるし。つまり、ジュニアの舞台の取材の機会を利用して、ジャニーさんは牽制のための発言をした。
上で述べたように、6月の上旬に事態は急転換して弁護士間の交渉が決裂、その後メリーさんたちがSMAPを表面上は解散したように見せかける作戦を実行します。
ジャニーさんも田辺もSMAPの5人もその後も抵抗したし、中居さんは去年の春から夏にかけてむちゃくちゃ圧力がかかっていることが容易に想像できる様子でファンの方で心配された方たちも多いと思います。ジャニ事務所の後継問題、キンプリデビュー、SMAP問題などいろいろ決まったのが去年の11月くらい?
とにかく、新しい地図が地上波で干されているにしてもあれだけ活躍できているのはジャニーさんと田辺の後ろ盾があるからに違いありません。もちろんSMAPファンも安心はできないから、できるだけ頑張って5人を応援することが大事だけど、スマ復活の希望はありすぎるくらいあると思う。あと、応援については、時代遅れの言葉になっちゃってるけどこれほど「今でしょ」がぴったりくるシチュエーションもあんまりないと思うわ。もう再結成してSMAPが大丈夫になっている将来ではなくて「今」応援することが大事。
CD購買運動も署名運動もクラウドファンディングによる広告も新しい地図の応援も『無限の住人』の応援も全てがスマ復活の助けになったと思います。特に地図の72時間テレビやクソ野郎の映画の成功と3人が宣伝している商品が売れてることはもうすでにかなりの影響力があったと思うよ。SMAPが復活して5人(6人)を信じて応援したことを誇りに思える日は間違いなく来る。

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