まあ裏で起こってることなんてファンがSMAPを楽しむのには関係ないんだけど、SMAP騒動の場合は中途半端に、それも事務所(小杉さんとか)が率先して吟味分析するとガセとしか思えない情報を出してたわけだし(社会的に責任のある企業がやるべきことではないんだけど)、今も事務所の作戦に乗せられてSMAPファンはいろいろ分裂してるし、というわけでどうしても何が起こっていたかを考えてしまうのです。
私は仕事が忙しくなりすぎる前はミステリファン、しかもアガサ・クリスティのようなパズルがきちっと嵌らないと納得しない探偵が活躍する本格推理小説が好きなタイプの読者だったので、この3年弱、ああでもないこうでもないと推測することが多かった。
SMAPファンは結局何もしてくれなかったじゃない、とがっかりしているけど、この騒動を通してのキーパーソンはジャニーさんだと思う。ジャニーさんがキンプリのデビューの前に言っていた何気ない言葉「もっとスキルを上げてからでないと(ジュニアは)デビューさせない」は、SMAPが潰されて、キラキラしてこれからぐーんと人気が出そうなジャニーズGがいない今(既存のGをdisっているわけではありません。ジャニーズGはデビューしてから1、2年くらいがキラキラしてる感じ。スマヲタの私がよく見ていたキスマイ、Sexy Zoneとかそうだったし、嵐は2010年の売れ始めの頃は今よりずっとキラキラ度が高かった)、新しくジュニアのユニットをデビューさせたいメリーさん、ジュリーさんへの抵抗だった?今回SMAP移籍も含めてジャニーズの再編成をするにあたって、この10年くらいどんどん力をなくしていっていたジャニーさんが持っていた大事な切り札の一つだったのでは?
とにかくジャニーさんとメリーさん、ジュリーさんの間で今後のジャニーズの権利の配分に関して熾烈な交渉がされていた(と推測)。中居さん残留の理由は、キンプリのデビューを含む権利の分割が終わって、既存のグループもまだまだ人気がある中、「こんなにキラキラしたキンプリもデビューしました!(中居さんやSMAPいなくても全然大丈夫)」って言えるまで、中居さんに残って欲しい、あと1年残留してくれたら独立する中居さんにも復活SMAPにも少しはメリットがあるように采配するから、ということだったのでは?もちろん、ジャニーさん、メリーさん、飯島さんも含めて話をした上での手打ちだったということ。
木村さんが移籍できるように決まったのは昨年の秋頃?木村さん放出もやっぱりキンプリデビューと引き換えだったのかなという気もする。
もちろん直談判でデビューが決まったとか美談が語られているんだけど、キンプリのタレントさんたちはずっと前からデビューしたかったでしょ、きっと。みんないい年だし。
昨年の秋はパリピアの72時間テレビが成功したから上二人の顔が明るくなったんだとファンは思ってたんだけど、実は二人とも移籍、SMAPも再始動できる交渉が成立したから喜んでたのかもね。
さて今月と来月SMAPとジャニーズに何が起こるのでしょうね?w
吾郎さんはブログにサントリーフラワーズが開発した青いカーネンション「ムーンダスト」を載せています。
花言葉は「永遠の幸福」。
SMAPとSMAPファンにとっての未来を暗示しているように私には思えます。
Yumey
ジャニーさんが2016年の5月に「SMAPは命をかけても守る」って言い出して、スマヲタは冷笑してたんだけど、あの時は裏で4人とグループとしてのSMAP移籍の交渉がうまくいってたんだと思う。メンバーたちはライブの可能性を語っていたし、中居さんはその年の上半期のニュースをラジオで募って、SMAP騒動に関してもコメントしようと思っていたのでは?木村さんの会報のコメントでも解散しそうな様子はなかった。つまりジャニーさんとしては「打てる球がゲットできた状態」だった。ところがその後、うまくいっていたはずの交渉が再度決裂して「解散」になった。
解散になった理由はやはりSMAPの問題ではなくて、ジャニーさんとメリーさん、ジュリーさんの間の権利の配分がうまくいかなかったからじゃないかな。
SMAPメンバーたちはオーナー家族のメンバーたちがすったもんだの交渉をしている間、どうすれば個人活動およびSMAPとしての活動を継続発展させられるかを考えて、メリーさんたちに嫌がらせをされるとわかっていてもとりあえず4人(後に3人に変更)が退所するのがベストと考えた。
前稿でも述べた通り、どうすればファンの気持ちに応えられるか、というのが「3人退所」の大きな理由だったと思う。
SMAPの復活が規定路線だったことはビストロの中居さんの様子を観察していたらわかる。