このタイトルは実はフェイクで実は嵐さんたちのことを書きたかった。
嵐のメンバーは全く才能がないわけではなく分野によっては全然ダメな人もいるけどそこそこ有能。
嵐もジャニーズ事務所の中でトップじゃなくて２番手、３番手として押されていたら、こんなふうに少なくともネットではアンチの多いGにならなかっただろうし、メンバーたちにもよかったような気がする。
何でこんな記事が出たのかしらないけど、ヤフトピに載ってない記事で、嵐を休止したいという希望の裏には松潤さんは親友の小栗旬さんその他がやっているような舞台をやりたい、二宮さんは映画をやりたい、という気持ちがあったからだということ。だけど、嵐をやっているとコンサートとバラエティー番組で忙しくて舞台や映画などの演技仕事がなかなかできない、と。
一方、相葉、櫻井さんは嵐を続けていきたい方だったと。
まあ、相葉、櫻井さんも女性と大っぴらにお付き合いしたり結婚したいという希望もあるでしょうから、その理由で嵐を休止したいという希望はあるのではないかと思うから、この記事の信憑性は眉唾ものではあるけどね。
それにしても、嵐は本当に忙しかったと思う。嵐ってコンサートツアーが年２回、グループの冠バラエティー番組が２つ、その他個人仕事。
そしてそれだけやらせていた理由は、嵐の本人たちの意向というより藤島ジュリー現社長が嵐の人気を落としたくなかった、何が何でも嵐をトップに、SMAPに勝ちたい（エンタメの世界はスポーツと違うんだから勝った負けたが大事じゃないのに）一心でこんな忙しすぎるスケジュールにしていたということですよね。
私は松潤さん、二宮さんが舞台や映画を頑張るのは純粋にとてもいいことだと思う。
映画も大手映画会社がキャストや宣伝に金をかけてつくる映画でない、新しい地図の３人がやってるミニシアター系名作映画みたいなのはジャニーズとしてそれほど宣伝にもならないし、事務所は金もそれほど稼げない。舞台の場合はこの傾向はもっと強くて舞台はそもそも観客の数に限りがあるし、満員御礼でも儲けはめっちゃ薄いと推測。（コンサもコンサそのものはセットに金がかかるから儲からないけど、ジャニーズはグッズ販売と会費ビジネスで儲けてるんだと思う。テレビもドラマの主演とか報道やバラ番組のMCとかはギャラが高いけど、ひな壇出演の芸人さんのギャラは高くないはず。たまたまお話する機会があった落語家さんはパーティーなんかの賑やかしとして呼ばれたりするとテレビよりコスパのいいギャラが貰えると仰っていました。いわゆる「営業」「ドサ回り」は落ち目の芸能人がやるお仕事としてバカにされているけどお金はいいはず）。
このブログをお読みのみなさまはよくわかっていらっしゃると思うけど、舞台はテレビドラマに出られない落ち目の人たちがやるお仕事ではないのです。舞台、ドラマ、映画はそれぞれ別ものでチンケなテレビドラマより舞台の方がふつうに芸術性とかは高いでしょう？
ただ俳優さんの「好み」の問題もあって、舞台だと同じことを一ヶ月も毎日毎日やるわけで、飽きちゃう、っていう俳優さんはふつうにいると思う。名優と言われる人でも松田優作さんなんかは、最初は劇団で演技を勉強されたんだろうけど、舞台はほぼやらずに、映画とドラマに特化した映像系の俳優さんでした。
とにかく、舞台は大変な割にはお金が儲からない、お客の人数も劇場のキャパで制限される、などの理由で嵐が人気が出てからはメンバーはほぼやることはなくなった、っというかスケジュール的に無理になった、しかも藤島ジュリーさんは舞台の価値をわかっていらっしゃらないような節があるから、メンバーのスケジュールを調整しても頑張ってやらせるノリもなかったのでしょう。
二宮さんが時間をかけて、長期海外ロケなどもしながら映画のお仕事ができるように、嵐の一旦休止を望む、というのも松潤さんが舞台をやりたいから、というのと同じ種類の理由ですね。
私の意見としては、お二人が演技仕事を追求するのはとてもいいことだと思うので、儲けが少なくても藤島ジュリー社長さんは後押ししてあげたらいいと思う。
嵐のメンバーにも「使いどころ」はあると思います。櫻井さんはラップ以外は歌ダンス、演技もイマイチで、MCとしてはおそらく地頭がそれほどよくなくてアドリブもきかないし（嵐でアドリブがきくのは二宮さん、ただ彼は失言が多い）、メインMCとしては声がこもった感じだし、歌番組もバラエティー番組も「盛り上げ」ることが苦手。またこんなに長く報道の仕事をしているのに自分の頭で考える習慣を付けてこなかったからカンペ読み以上のことはできない。私は前からこれをず〜とこれを言ってるけど、若い頃からダンスと歌を仕込まれているジャニタレが報道の仕事をするのはもともとおかしい。中居さんだってキャスターをやっていたのはスポーツに特化して、だったしニュースな会もニュースバラエティー。ただ中居さんは司会としてのスキルが高いし、彼はマジ自分の頭で考えているから、中居さんの場合はジャニタレの中でも特別だと思う、新聞二紙毎日きっちり読んでるしね（別に報道の仕事をしたいとかではなくオジサンとしての習慣だと思うけど）。
ただ櫻井さんは本当はチャラ男だとしても（ディスっていません、手越くん、結構好きだよ、私は）、真面目なイメージあるし好感度も高いから、たとえばもともと視聴率が超低くて櫻井さんが出ることで大きな宣伝になるNHKの教養番組とか語学の番組とかなら使うメリットがあるのでは？
私は実は結構テレビが好きでNHKの総合やBSの番組をはじめそこそこテレビを見る人だけど、日テレやTBSが櫻井さんをMCとして使い続けることで損しても、テレビ局が泥舟になることについてはどうでもいい。テレビがプレイグランドの中居、木村さんが困るのは数ある芸能人の中でも最後の最後だろうし、テレビ局が困ったら再生SMAPにいいこともあるかもしれないし。新しい地図はアベマ、アマプラ、ユーチューブに進出してるから、新SMAPはネットで楽しい新企画もできるしね。
嵐の話に戻ると、前から何ども言ってるけどオジサンになってもダンスバリバリやってるSMAPやV6が類い稀な例で、30後半、40過ぎたらふつうはガシガシ踊るコンサがきつくなると思う。しかも嵐はコンサだけでなくバラエティーやドラマやCMの仕事がぎゅうぎゅうスケジュールに詰め込まれていたわけでしょ？さらに、ふつうはSMAPメンバーみたいにアラフォーすぎてアイドルとしての容姿を保っていられない。若い頃のSMAPはそれはもう見るだけで夥しい女の子を「落とす」くらい顔がよかった。今も「◯◯新規」が後を絶たないけど、それは容姿以外の彼らの魅力があるからで、見ただけでメロメロになるのとは違う。
何を言いたいかというと、ジャニーズは若いタレントさんがたくさんいるわけだから彼らの薹が立たないうちにどんどん売ってあげればいいのに、ということ。
嵐さんたちはいろんな意味で「ふつうに」優秀なアイドル。だから容姿もふつうに劣化しているわけで、これに鑑みて第一線を退いたアイドルとしてふさわいしいところで活躍させてあげたらいいと思うわけ。だから嵐休止はいいことだし、松潤さん、二宮さんが演技仕事がもっとできるようになるのもいいことなんじゃないかな。
SMAPはふつうじゃなくて化け物だからどうなるか私にはわかんね〜ですよw
とりあえず『ミッドナイトスワン』のNHK７時のニュース登場、『ばるぼあ』がイタリアの賞を取ったこと（前稿参照）、それともちろん『ばるぼあ』がやっと日本で公開されたことでテンション上がってる。
「千里の道も一歩から」ってのはちょっと合わないことわざだけど、とにかくこういうSMAPのメンバーが一歩、一歩前進していくのが大事。だからファンとしては一つ、一つ、できるだけ頑張って応援していきましょう。
SMAPとSMAPファンにはそのうち絶対すごくいいことがあると信じています！
Yumey
P.S. 嵐ファンの方も嵐は何年か先には戻ってきそうだし、芸能活動のお休みを希望していらっしゃる大野さんの他のメンバーは今後もどんどん押されると思うからいろいろ大丈夫なのでは？